長い文章?今すぐ捨ててください
ライデンです、
ひと言で伝わるのなら、ひと言でOKです。
「長い文章が書けません!」
「書こうとすると具合が悪くなります。。」
このようなお声をいただきました。
読み手に伝える文章は基本的にひとつのテーマに絞ります。1記事1コンテンツが好ましいです。
ひとつの記事にあれもこれも詰め込むと何を言いたいのか分からなくなるからです。
で、
あなたが読み手に伝えたいことが、ひと言で100%伝わるのなら、ひと言で済みます。それ以上書く必要はありません。しかし、
文章を書く秘訣は『愛と継続』です。
これだけだったらどう感じますか?
「は?ライデンさん、何言ってんすか。正義のヒーローっすか。もっと具体的に話してくれないと分からないっすよ。」
と、感じると思います。
文章をの秘訣をひと言で伝えるのは、非常に困難なことで、僕には無理でした。愛と継続を伝えるために、17.396文字必要でした。
やたら長くなってしまい、少し反省しているのですが、この記事で一番伝えたいことは『愛と継続』だったのです。
で、無茶苦茶なことを言いますね。
よく聞いてください。
長い文章の概念を捨ててください。
「2000文字は長い」
とか
「5000文字以上は書けない」
など、この考え方をどこか遠くの彼方へ放り投げて欲しいのです。考えてもみてください。
例えば、
朝はコップ一杯の水を飲みましょう
このテーマで記事を書くときに、「よし2000文字は最低でも書かないといけないな」ってなりますか?
ならないですよね。
『どうすれば100%読者に伝わるか』
このマインドで書いてください。伝わればひと言でいいんです。ひと言ふた言で伝わらないから、文章は長くなっていくのです。
・理由
・根拠、証拠
・メリット、ベネフィット
・背中を押すメッセージ
など書く必要がありますよね。
“結果的に”長くなってしまうんです。
意味が分かりますか?
たとえ2000文字の文章を書いたとしても、伝わらなければ意味を成しません。500文字で伝わるのなら、500文字以上書く必要はありません。
ここで、マインドセットが大切になるんですね。
僕は本当はテクニカルな話はしたくはありません。文章に取り組む際の考え方、マインドセットをあなたに理解してほしいと願っています。
前回の記事は読まれましたか?
マインドセットですよね。
「長い文章が書けません!」
「書こうとすると具合が悪くなります。。」
のであれば、マインドセットを頭に叩き込んで文章と向き合ってみてください。ものすごく楽になりますよ。
『どうすれば100%読者に伝わるか』
そこに“長さ”は関係ありません。
読者に伝わる分量がベストです。
OKですか?
もしかすると、ここで終わってしまうと「いい話が聞けた」で終わってしまい、消化不慮の方も出てくるんじゃないかと思います。
ですので、具体的な書き方、『フォーマット』をご用意いたしました。
この順番通りに書けば大きく外すことはまずありません。僕もこのフォーマットを意識して書いています。
何をどんな順番で書けばよいのか?
これを示したフォーマットです。
知りたいですか?
OKです…
ところであなたは『4つのモチベーションタイプ』をご存じですか?
人を説得するためにかなり役に立つ心理学なんですが、知らない方はこの機会に暗記されるといいです。
例えば、
旦那さんに何かをおねだりしたり、勉強嫌いの子供を勉強好きにしたり、子供にゲームをやめさせたり、頑固な親を説得したり…
日常で役立つ心理学の話です。
それで、人には4つのモチベーション、やる気があがるポイントがあり、人によってそれぞれタイプが異なります。
1:なぜタイプ
2:何タイプ
3:どうやってタイプ
4:今すぐタイプ
自分が4つのどのタイプなのか考えながら聞いてみてください。かなり興味深い話です。
1:なぜタイプ
このタイプの人は、とにかく『理由』を知りたがります。
なんで◯◯をしないといけないの?
私にとってどんなメリットがあるの?
なぜこれをやるべきなの?
というタイプです。
会話をしている時によく「なぜ?」「なんで?」というタイプ。このタイプの人にはとにかく『理由』を説明してあげないと動いてくれません。
例えば、算数嫌いのお子様を説得するとしたら
・なぜ算数をやらないといけないのか?
・どんなメリットがあるのか?
という話をしてあげないと重い腰があがりません。
「算数をやると大人になってからお金がいっぱい手に入って好きなモノが何でも買えるようになるよ」
「算数が得意な男の子は女の子に好かれるよ」
という具合です。
2:何タイプ
何タイプの人はとにかく『根拠』を聞きたがる人です。
詳しいデータは?
誰が言ってたの?
証拠は?
というのが口癖の人です。
このタイプの人は本が好きな人が多いので、色々な本や統計的なデータなどを話してあげると重い腰があがります。
3:どうやってタイプ
このタイプは『方法』を聞きたがる人です。具体的にどうやって何をすれば良いのか?それが解らないと動けない人です。
次はこれ、
その次はこれ、
その次はこれ、
という具合にステップバイステップで教えてあげると理解が深まり動いてくれます。
4:今すぐタイプ
このタイプはとにかく『せっかち』な人が多いです。とりあえず動いてから考えるという人です。
今、この瞬間に何をすれば良いのかを教えてあげると良いと思います。
*
あなたはどのタイプでしたか?
それぞれのタイプに合わせて話をしてあげると、みんながあなたの言う事を聞くようになります。
僕は典型的な「なぜタイプ」です。
彼女が「髪切ったんだ~似合うでしょ?」と聞いてきたら「なんで?」と聞き返してしまうどうしようもない男です(以後気を付けてます)。
さて、
ここからがさらに興味深いのですが、人は自分のタイプで話をしてしまいます。先の僕のように。
相手のタイプを理解して、相手のタイプに合わせることで、こちらの言い分が伝わるのです。
これは文章を書くときに出ます。
僕は「なぜタイプ」が強く、その次に「どうやって」が強い傾向にあります。そして、文章を書くときもこの傾向が色濃く出てしまうのです。
メリットやデメリットの提示、ステップや全体像の話をしがちなんですね。
逆に、
「何タイプ」が弱いので、意識しないと文章にデータや根拠が全く顔を出しません。数字ばかりで説明された文章が苦手なのです。
言いたいことが見えてきましたか?
フォーマットですが、この4つのモチベーションタイプに沿って記事を構成すれば、万人に伝わる(説得させる)ことができる文章になるのです。
実はこれ、コピーライターでは常識になっているフォーマットなんですね。もし書き方が定まっていないのであれば参考にされてください。
書く順番は、
『なぜ、なに、どうやって、今すぐ』
の通りでOKです。
・なぜ
⇒理由やメリットを語る
・なに
⇒その根拠やデータを示す
・どうやって
⇒行動のステップを明確化
・今すぐ
⇒真っ先にやる行動を伝える
または、背中を押すひと言
この流れで書いてみてください。
多少順番が入れ替わったり、重複しても問題ありません。4つのタイプの人間に響くメッセージが含まれていれば、それでOKです。
その上で、この順番で書けば自然な流れの文章になります。実はタイプが多い順になっているのもミソです(なぜタイプが多く、今すぐタイプが少ない)。
何か読者に伝えたいメッセージがあるのでしたら、このフォーマットで書かれますと、楽ですし、多くの読者に響く文章が書けるようになります。
まずは慣れです。
しょっぱなから上手く書ける人はいませんので、指がひん曲がるまで書き続けてください。
あなたの文章は飛躍しますから。
まさに、飛び級の勢いで。
もちろんマインドセットも忘れずに!
最後まで読んでくださり
ありがとうございました。
ライデン
追伸:
この文章を読んであなたの感情が
5ミリくらい“ぴくぴく”揺らいだら
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とすると“アレ”が飛び出ますww
もし仮に、
あなたの感情が沸点を超えてしまい
爆発しそうになったら、今この瞬間
僕を“フォロー”することで次回も
同じ体験をする可能性が高い
と、予感しています。
最後の最後まで読んでいただき 本当にありがとうございます! とても嬉しく思います。 あなたが少しでも気づきや学びを 得られる記事を心がけています。 スキやコメントいただきますと 嬉しく思います。 ではまたどこかで。