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ポータブル電源「BLUETTI AC70」でエアコンを動かす!実用性と可能性を検証

今回使用したのは、「BLUETTI AC70」というポータブル電源です。このモデルは定格出力1000W、バッテリー容量768Whという仕様で、家庭用電化製品を動かすのに十分な能力を持っています。

エアコンは日立製の10畳用モデル「しろくまくん」を使用。設定温度23℃のドライモードで運転しました。外気温32.8℃という夏日の条件下で、室温26℃程度を維持することを目標としました。

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驚きの結果!

BLUETTI ポータブル電源 AC70とエアコンの運用テスト

さて、結果はどうだったでしょうか?

「BLUETTI AC70」は1時間30分間、エアコンを継続して運転させることができました!使用したバッテリー容量は約690Wh。全容量768Whの約89%を使用したことになります。

ポイント解説

1. 高効率な電力変換

89%という使用率は、DCからACへの変換効率が高いことを示しています。これは、バッテリーの性能を最大限に引き出せているということ。緊急時には貴重な特性ですね。

2. 実用的な使用時間

1時間30分の継続使用は、短期的な停電には十分対応できる時間です。さらに、エアコン停止後も30分から1時間程度は室温が維持されることを考えると、約2時間から2時間30分の「快適時間」を確保できることになります。

3. 最適な使用方法

AC70の最も効果的な使い方は、普段からコンセントとエアコンの間に接続しておくことです。こうすることで、突発的な停電時にUPSとして即座に機能し、エアコンの運転を継続させることができます。

4. 留守中の安心感

この結果は、特に留守中の停電対策として心強いものです。ペットや小さなお子様が家にいる場合、2時間程度の「快適時間」があれば、停電に気づいてから帰宅するまでの貴重な時間稼ぎになります。

5. 拡張性という強み

「BLUETTI AC70」の魅力的な特徴として、拡張バッテリーシステムがあります。最大で2048Wh程度のバッテリー容量増設が可能。使用可能時間を大幅に延ばすことができます。初期投資を活かしながら、必要に応じて段階的に容量を増やせるのは大きなメリットですね。

まとめ

今回の検証で、「BLUETTI AC70」がエアコン運用に十分な実用性を持つことが分かりました。特に緊急時の電源バックアップとして、その価値は高いと言えるでしょう。

拡張性の高さも魅力的なポイントです。初期は必要最小限の投資で始め、ニーズの変化に応じて容量を増やしていける点は、長期的な視点で見ると非常にコスト効率が良いと言えます。

停電対策や災害時の備えとして、ポータブル電源の導入を検討している方には、ぜひ参考にしていただきたい結果となりました。

AC70は、セール時には59,800円になることが多いです。この金額でエアコンが使えることが脅威的。普段は、ガジェットの充電やちょっとした家電に。もしもの時はエアコンも使える、といった立ち位置の製品です。

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