ついに母の認知症が!

3月11日、86歳になる母と同居している甥っ子から一通のLINE

「最近ばあちゃんのボケがひどくて心配になってきた、(すでに亡くなっている)じいちゃんと母さんの分のご飯準備してたり、教えてあげても納得してないし」

最近はめまいや物忘れも多くなり、歳の割にには元気な方と安心していたものの衰えは感じていた。

いつかは認知や病気など母の介護に追われる時が来る可能性はわかっていた。
でも本人はピンピンころりで長患いせずに死にたいと言っていたこともあり、何となく母に関しては介護をせずに亡くなって行くんじゃないかと勝手に感じていた。

この日初めて自分にも介護の現実が襲いかかってくる恐怖を感じた。
これからどうなるのか分からない漠然とした、でも確実にやってくるであろう介護の日々への不安や、あの気丈な母が衰えていくことを目の当たりにしなければならないことへの恐怖だった。

続く

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