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雪、前日のパレード

二〇一七年一月十九日木曜日

晴れ

きょうはたらこスパゲッティーだ!そう思って、ついでにおおきなスーパーだから買えるもの等買い出しの日にする。

色味もおおきさもよいと思ったたらこは398円。んーこれはなあというのが298円。「たらこスパゲティーをおいしくつくるコツはけちっちゃだめ。」というのが母の教え。こればっかりはほんとうにそうなのだ。よいたらこと、安い方の明太子を購入することにする。併せると700円くらい。ものによるけれど、豚のブロック肉と同じくらいの値段だなあと思う。GINZAは750円。ブロック肉をつかった料理なら何食か分になるけれどたらこスパゲッティーは一食でたいらげる。いやはやご馳走だ。ひとりあたり350円。外食することと比べるとぐっと安くかんじる。

お金の管理というか、じぶんたちがどれくらいのものをどれくらい使っているのか知ろうというきもちになっていて、知らなくてきもちわるいなあとなっている。

書籍、レコード、衣服など持っているものを次々にばらまきはしない。そういった持ち物のひとつと思うとほんとうにお金のことを大切にしてこなかったなあ、なんて思う。持ち物と思うようになると、(これくらいでもいいか)という妥協が減ってくる。家に揃うものが好きだけになってゆく。それはとってもきもちがよい。手段であって持ち物。これはわたしにはおおきな発見。

実用書はニガテ。
日記やコラム、インタビューから拾う掬うわたしなので、娯楽を忘れずに、持ちものを見ながら息抜きしながらと思う。

夜ごはんは、とりとカブととまとの炒めもの(オレガノとナンプラー)、冷奴、くるみ和え、きんぴらごぼう、たらこのスパゲッティー。

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