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Z級の日々:心が完全に折れると自動修復しない

数日前の面接で心のゲージが完全に鬱状態に突入してからなかなか持ち直せていない。ストレッチは所詮一時的な改善/バフらしく、面接前にまで全然戻らない。
ネチネチ自分の負の感情を僻みっぽく分析しても何にもならないのは経験済みなので、取り敢えず面接で浴びた非礼な言葉をメモするだけにしておく。絶対に許さないからな。

・「○大みたいな良い大学行ったのに(前社)なんて就職するレベルじゃないよね」「学歴が良いし何となく採用されただけだね」
・「あーよくあるパターンだよね、良いとこの大学出た女の子が社会に出ていきなり営業で数字を負わされてプレッシャーで1年そこらで休職って。俺も前社でよく見たわ」
・「(前社)の営業って基本守りだからチヤホヤされて社員のやる気が無くなっていく感じだよね」
・「兄弟は?」「ご兄弟はどこの高校?」

自分の進路に対する展望の甘さは自分が100悪いので仕方ないが、親族の学歴を不躾に聞かれて本当に不愉快だった。
それとこれはあくまで個人的な傾向だが、ベンチャー企業の最終面接はどこもズカズカ無礼なカウンセリングになることが多い気がする。学生などの候補者がどんな環境でどのように考え育ってきたのかを知れば人材として適切かどうか分かると言うのが向こうの言い分だが、生育環境から仕事の能力が押し測れるかどうかは甚だ疑問だ。もし本当にそうなら自分は間違いなく「不適切な人材」の方に振り分けられそうだ。


大体、学歴と就職のことをとやかく言われる筋合いはない。じゃあお前は何故ここに私を呼び出して面接しているんだ。お前もどうせ私の学歴が目当てなだけだろうが。(もしかしたら最近就活市場で問題になっている暇つぶしに求職者をいびる性悪面接かもしれない。)

残念ながらうつ病前後で「怒り」の感情が完全に死んでしまっていたので、痛い所を突かれて「自分はやっぱり社会で必要とされない無駄な人間だ……」としっかり傷つきつつ、ヘラヘラやり過ごすしかなかった。あの時に少しでも怒りが芽生えて言い返す又は部屋を飛び出す勇気があれば、少しは自分も変われたのだろうか。

だから数日経った今もやり場の無い負の感情を抱えて無気力に日光を浴びている。浴びせられた全ての嘲りを真に受けてしまった。自分みたいな学歴だけの人間なんて…とうじうじジトジトしている。結局メモに留まらず恨み言を書き連ねてしまった。でも少し気が晴れた。
「気にしなきゃいいのに」?そんなこと、百も承知だよ。出来てたらとっくにやってるわ。

心ばかりは自分でもどうにも出来ない。落ちたら最後。ここまでガクッと落ち込んで戻れないのは初めてだ。正直、面接前の比較的穏やかな状態に戻りたいとも思えないほどになっている。そして度重なる嘲弄面接で転職活動自体が怖くなった。社会、怖い。
情けないしクサクサしてしまった。応募企業選びは慎重に。

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