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Z級の日々:夜中夢

今月で精神病院にかかってから1年半が経つが相変わらず睡眠薬の量は減らない(ちなみに諸事情で先日別のメンタルクリニックを受診したら、うつ状態の患者のマックスの種類と量の薬が処方されていると説明を受けた)。
仕事を始めたからなのか睡眠はまた浅くなってきているのが自分でもよく分かる。だけど薬と生活習慣の影響で脳だけが毎日10時頃に睡眠状態に入る。脳や身体が熱を帯びるので、コールドスリーブならぬ「ヒートスリープ」だ。体の芯から熱を発していてひりついて痛い。
ヒートスリープと脳の収縮が酷い日は、そのまま寝ているのか起きているのか分からなくなる。脳は寝ているはずなのに、思考だけは駆け巡る。これは妄想か、それとも夢なのか。次々に映像と共に押し寄せてくる思考の洪水に揉みくちゃにされる。
もちろん朝目覚めると疲労状態だ。それを「目覚め」と呼ぶかも怪しい。今日も寝ぼけ眼で仕事に向かう。

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