見出し画像

クラウンプライズ保持者が使っているマテリアル【随時更新】

こんにちは、パウです。
この度、基礎スキーを始めてから1年半で無級(2級すら持っていなかった)の状態からクラウンプライズを取得することが出来ました。

そこでよく質問されるのが「どんなマテリアル使ってるの?」とか、「どんなチューニングしてますか?」ということでした。

私自身、クラウンプライズを取得するまで色々試行錯誤を重ねていたのでその情報をここで共有しておこうと思います。

クラウンまで来ると、中途半端なマテリアルでは絶対に合格出来ません。
テクニカルまではそれで合格出来たかもしれませんが求められるスピード域も動きの精度も全く違います。
おそらく、中々合格出来ない…という方の中には間違ったマテリアルを選んでいる方もいると考えられます。そうなると非常に時間もお金ももったいないです。
なのでここで私が使っているマテリアルを完全公開してます、ぜひ参考にしてみて下さい。

それではいきましょう!

1 スキーブーツ


基本的にフレックスは130以上必要です。それよりも極端に低い(100、110など)ブーツを使っていると、

・力がスキーに伝わるまで時間がかかる(「ブーツが曲がる」というプロセスが挟まるため)
・雪面から受ける振動を吸収してくれない
などの悪影響が出てきて結果的に思い通りに操作出来ません。
また、必ず競技用(基礎スキーモデルも可)を購入して下さい。そうでなければ、快適性はありますが反応が悪くこの場合も思い通りに操作出来ません。

以上を踏まえて私は上記のブーツを使ってます、競技スキー用モデルを基礎スキー向けにカスタマイズしたもので愛用してます。

これに追加で

まずはこれ、全然反応が違います。

あとコレ、本当にブーツが別物になります!
この二つを装着しています、これらを装着するだけで本当に上手くなります!(私自身もびっくりした!)

ぜひお試し下さい!

2 スキー板


クラウンに関しては、ショート板とロング板の両方が必ず必要です。
受験要綱にそんなことは書いていませんが、審査員は「クラウン受けるんだったらショートとロングぐらい当たり前に揃えてくるよね?」という気で来ます。(大体の場合、事前講習や前走で審査員は全部ショートで行っているが、おそらく板を変えるのがめんどくさいからと思われる)
そんな状況で、ショートで大回りでもするものなら「こいつクラウン舐めてるのか?」と思われて原点される可能性があります。

では最初にショート板から解説します。

ショート板

まず最初に要求される最低限のスペックをまとめておきます。
・165cmのデモトップモデルかセカンドモデル(FISレース用のものを使っても良いが反発が強過ぎてコブで弾かれやすくなる)
・ビンディングにプレートが入っていること
・エッジをカスタマイズしていること(工場出荷状態だと板をズラしにくい)
・開放値は9~10以上にセッティングしていること

以上4点です。エッジの設定は個人的にはサイドエッジ88度、ベースエッジ1度をお勧めしています。

上記の条件を踏まえて私は

この板を使っています。
競技スキーではアトミックはかなり強いので、ポールタイムという客観的な指標でもそれは示されているので性能は間違いないです。
また、基礎スキーでも近年アトミック所属の選手が何連覇もしているのでやっぱりアトミックの板の性能は他に比べて良いようです。


ロング板

ロング板は上記と同様の理由でこれを使っています。

適度に重いので安定感があります。
またロング板はずらすことがない
のでサイドエッジ89度、ベースエッジ0度をお勧めしています。

ベースエッジは必ず0度にして下さい。そうしないと大回りや総合滑降をしているときに板が勝手にズれてしまって大変危険です。

3 ストック

ストックは伸縮タイプを使用して下さい、大回り・総合滑降では長くして、小回りでは短くして、コブではもっと短く使う必要があります。

これらが一番おすすめです!軽いし、可動域も大きいです。加えて壊れにくいです(私はこれを5年ほど使っているが全く壊れていないです!)

大体以上です、他にもウェアやゴーグルもありますが滑りに直接関係あるのは上記のものだけです。

今後もっと詳しい記事を出していくのでぜひフォローよろしくお願いします!
また、Twitterで有益な情報も発信しているので要チェックです!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?