「#ハロプロで一番好きな曲と歌詞はなんですか?」と問われたら
即答しかねる質問である。
即答なんて無理だし、そもそも「一番好きな」を決められないだろう。もはや禅問答。
「一番好きな」は選べないけど、僕の好きなフレーズを何個か紹介してみる。
「またあしたも絶対 平和じゃなきゃスネるよ こんな我がままは良いでしょ!」
スマイレージ『シューティング スター』からの一節。「一番好きな」は選べないと言いつつ、しいて一曲あげるとすればこの曲になる。
この曲の世界観、この曲の女の子の可愛さ、こんな歌詞を書ける男いるか?
ほんの少し 肩が触れたの 息が止まりそう
だぜ。
こんな始まり方したら、そら「超絶かわいい、あやちょ!」と叫ばずにはいられないわ。
もはや天才なのか変態なのか、つんく♂の中の女子中学生を推したい気持ちにすらなる最高の一曲。
「パンが一つなら わけわけね」
モーニング娘。『恋ING』からの一節。
これも破壊力抜群。「わけわけね」なんて言葉、普通に出てくるか?可愛すぎて涙が出てくる。
基本的にハロプロの曲で好きなフレーズ、好きな曲は可愛い系が多い僕なんだが、これは深層心理的にはどう診断されるんだろか?
「あなたは可愛い女の子になりたい」
とか?
「ライバルは 弱気で後ろ向きな私」
Berryz工房『ライバル』
ベリで一番好きな曲は?と聞かれたら『ライバル』と答えるかな?もしくは『マジ グッドチャンス サマー』か『VERY BEAUTY』か。これも結局は選べないと思うが、『ライバル』の歌詞はいつ聴いても胸を打たれる。
羽ばたこう 未来は自分の手の中さ
この出だしも最高。泣ける。大好き。
「池袋 過ぎたって この愛は え・い・え・ん」
Berryz工房『スッペシャル ジェネレーション』から、この謎フレーズ。
「池袋過ぎたって」という事は「都心から離れても」という意味だと思うのだ。「離れ離れになっても、この恋は永遠に繋がってるんだよ」と言っているのだろう。
では、これは何線の事なのか?
なんとなく埼京線とか湘南新宿ラインで大宮方面に行くというより、西武池袋線で所沢方面に行くイメージを個人的には持っているのだが、どうだろう。
「さよならじゃない そうバイバイだ!」
アンジュルム『友よ』から。
アンジュルムに湿っぽいお別れは似合わない。「さよなら」なんて悲しい別れじゃなく笑って「バイバイ!」と手を振ろう。
2019年6月18日の武道館、和田彩花卒業コンサートの最後の曲が『友よ』だった。この曲のおかげで泣きながらも笑顔で和田彩花を見送れた。
サンキュー卓偉。サンキューな。
「逸らしてる熱視線 何ジュール?」
つばきファクトリー『低温火傷』から。
児玉雨子の歌詞には毎回、感心感動させられるのだが、このフレーズを聴いた時の衝撃は凄かった。
「逸らしてる熱視線 何ジュール?」
たぶん幼馴染だったんだろう。小さい頃から一緒だったアイツが、何時の間にか私の中に弱い熱を作り出していた。ジワジワとアイツの一挙手一投足に微熱が生まれ、まるで低温火傷のように心が痛い。
そんな少女の淡い恋心を歌う曲の中に、突然「何ジュール?」というワード。凡人なら「何℃?」とかにしちゃうけど、敢えて「何ジュール?」とエネルギー量の単位をぶつけてくる児玉雨子。天才。
「私はもう禁断少女」
Juice=Juice『禁断少女』だが、近年のハロプロ曲では僕の中でベスト5にはランクする。それくらい大好きな曲。
「禁断少女」というワードを生み出した大橋莉子の勝利だろう。これには児玉雨子も内心「ぐぬぬ」と思っているのではないか。
最近は児玉雨子、大橋莉子、山崎あおい、大森靖子などなど若い女性制作陣が元気なハロプロの楽曲が僕は大好きだ。つんく♂とはまた角度の違う「等身大の女子」を彼女たちが生み出してくれている状況がたまらなく嬉しいし、愛おしい。
「ハロプロで一番好きな曲と歌詞はなんですか?」
やはり選べないわ。
まだまだ沢山、好きな曲があり過ぎる。
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