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ハロプロnote

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ハロプロ関係の考察やライブの感想だったりを書いてます。
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2021年6月の記事一覧

笠原桃奈に祝福を

桃奈を見たのは2015年の研修生発表会が最初だ。加入してすぐの桃奈は12歳で歌も拙く、初々しさというより、ただただ幼い子供だった。それから1年後の研修生発表会で再度見た桃奈は、「え?誰?」というほど大人っぽい妖艶な子になっていた。衝撃と同時にベストパフォーマンス賞を受賞したのは当然の結果だとも思った。 2カ月後、桃奈がアンジュルムに電撃加入した時の喜びは、いまも昨日のように思いだせる。まだ13歳だけど、これからどんな成長の物語を見せてくれるのだろうかとワクワクが止まらなかっ

めんどくさい笠原桃奈の『愛されルート A or B?』

テレビ朝日の『あざとくて何が悪いの? 』という番組で、かみこがプチブレイクしているアンジュルムだが、この新曲『愛されルート A or B?』は完全にそんな「あざとい」ことが出来ない系女子のモヤモヤを歌っている。 そしてそんな曲で目立っているのが17歳の笠原桃奈というところが、なんともアンジュルムらしくて良い。かみこと二人で「かみかさ双子」なんて言うくらい仲が良いのだが、属性は正反対。“天然愛され世渡り上手”な上國料萌衣に対し、“天然考えすぎ素直になれない”笠原桃奈というコン

泳げないMermaidと淋しい熱帯魚

アンジュルムの新曲『泳げないMermaid』は発表当初から80年代ポップスや80年代のアニメED曲っぽいという感想が多い(気がする)が、個人的にも大いに同意だ。 これは最近のハロプロ楽曲における路線のひとつだろう。例えばJuice=Juiceの『微炭酸』なんかも、なんとなく80年代の大人気バンドREBECCAを連想させる。ノスタルジーを感じる年代が80年代から90年代にかけてにアップフロント制作陣の年齢構成がなっているんだろうな、と思うのだ。 そして、それは僕にとっても願