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ハロプロnote

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ハロプロ関係の考察やライブの感想だったりを書いてます。
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2020年8月の記事一覧

「ミラー・ミラー」に映し出される孤独と本音の裏表

アンジュルムの新曲『ミラー・ミラー』は、シンプルなカッコいいディスコソング。ハロプロ王道の赤羽橋ファンクのド真ん中な曲だと思う。耳心地も良いし、MVの映像もスタイリッシュ。とてもアンジュルムに合うオシャレな曲。そう思うのだが、児玉雨子の歌詞だけが少し異質だ。 アンジュルムのイメージといえば「強い女の子」というキーワードがまず浮かぶ。改名一発目の『大器晩成』から幾度も「逆境に負けない。私は私だ」という勝気な女子の気持ちを歌った曲が多かった。 そんななかで『ミラー・ミラー』は

「空を遮る首都高速」を見上げて

和田彩花という人間をどう捉えるかは、相変わらずハロヲタのなかでも両極端な意見がある。そもそもで「多様性」とか「ジェンダー」という言葉自体に身構える人たちは今も多い。「フェミニズムって怖い」と感じる人もいる。なんだか強い圧を持った言葉に捉えられがちなのだろうか。 ただ、そういう言葉に拒否反応を起こしてしまう気持ちも分かる。僕は基本的にスタンスとしては「多様性」も「ジェンダー」も、それぞれを尊重したいと思うんだが、じゃあ自分と違う価値観のものも全面的に尊重できるかといえば難しい

「ハロプロ自由律俳句」まとめ⑤

8月になって突然、思い出したかのように夏真っ盛りで日中の散歩も厳しくなった。これでは夏を感じる隙間もない。最近はもっぱら夕方の散歩が日課となった。ということで少し久しぶりになったハロプロ自由律俳句まとめ第五弾。 ■夢中で金魚すくう15歳の俺ひとり15歳の時に夢中で金魚すくいをした思い出はないが、スマイレージの『夢見る15歳』が夏になると聴きたくなる。 そういえばハロプロによるイベント『ソロフェス!』でモーニング娘。'20の15期メンバー岡村ほまれによる『ぁまのじゃく』が素