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俺は政治家

俺は政治家になる。その為にはまず駅に立とう
色んな人が俺を見てる。俺はそれがとても嬉しい
気持ち悪いと言って去ってゆく女性に心惹かれる
きっと俺の事が気になって仕方がないんだろう

雨が降ってきた。神が俺に微笑んでいる
ザーという音が俺の心に魂を植え付け、俺自身を奮い立たせる
俺の魂が俺の中で最高を常に求め続ける
何故だ何故に誰も俺を見てくれない

そうだ次は電話作戦だ。役所に俺は政治家だと認めさせてやる・・・
だめだ、イタ電扱いされる。何故だ俺が政治家だとわからないのか
俺は政治家なんだぞ。俺は偉いんだぞ。俺を馬鹿にしてるのか
畜生、畜生、畜生ーーーー。あーーーーーーーーーーーーー

もう怒った。俺は怒ったぞう。役所に乗り込んでやる
俺を馬鹿にしやがって。どいつもこいつも俺を見下しやがって
絶対俺を認めさせてやる。絶対に絶対に絶対に・・・
俺は政治家、ただその響きが好きだった

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