D&D(ダンジョンズアンドドラゴンズ)リプレイ「お嬢様の恍惚」 第1-14話『ゴブリン問題』(未完結)

!注意!
本作はD&Dシナリオ「ファンデルヴァーの失われた鉱山」を基にしたリプレイです。ネタバレを含みます

「リーダーは誰なの?」グラルボが聞いてくる
「それは...
「お姉ちゃんよ!お姉ちゃんに決まってる!」やはりノワールが答える
「そうよ!」と合わせてみる。リーダーがだれかなど些細な事
ノワールは満足そうだ。メンバーの機嫌がいいことが一番いい

暫定的にグラルボにリーダーをやってもらうことになった
ノワールが副リーダーを買って出てくれる。やるきがあるのはいいことだ

進んでいくと、ゴブリンの臭いがする...
たむろしている部屋があった
縛られ転がされているドワーフの姿もある。グンドレンだ

すぐにこちらに気づいたゴブリンたちは殺る気まんまんである
6体ほどいる。奥にデカいやつもいる。中ボスだろう
手加減の必要はなさそうだ

■戦闘開始■
グラルボのレイピア!見事な技術!心臓を一突きされたゴブリンはなすすべなく倒れた
「これがグラルボおねえちゃんのチカラよ!みた?」ノワールが得意そう
「よく見えなかったけどすごい技だわ」素直な感想をいっておく
ノワールのロングボウ!スコっとゴブリンの眉間に命中し、こちらも一撃で命をうばう
「お姉ちゃんはもっとすごいよ!」うれしそうだ
ゴブリンのショートボウ!グラルボに命中!
ゴブリンのショートボウ!グラルボを狙うも、はずれ!もう一発、はずれ!華麗な回避だ
エンナのスリープ!3体寝た。グンドレンも巻き込まれスヤスヤしている。ゆっくりおやすみ...
「すごいじゃん!」ノワールが感心する
「甘く見てもらっちゃ困るよ」エンナが答える
イヴェルのレイオブフロスト!はずれ!たぶんだけど、水以外は凍らないんだと思う

◇戦闘中断◇
この場でゴブリン語を話せるのは私だけだ。体力も少ない
バーバリアンはただ暴れるだけではない。いいところをみせてやろうじゃない
「ゴブゴブ!ゴブゴブゴブゴブ!」(あなたたちの目的はなに?)と流ちょうなゴブリン語でデカいやつに話しかける
「なにいってんだこいつ」ノワールだ。やはりこの才能...
「ゴブー!ゴブゴブ!クラーグ!」(しらねぇよ!クラーグのやろうにきいてくれ!)デカいやつから返答があった
意外にも交渉の余地があるようだ。お?いけるのでは?
まとめると、こいつの上にまだボスがいて、命令に従っているだけらしい
クラーグを倒してくれればグンドレンの安全を保障するという。ほう、悪くないことをいう
仲間と意見をまとめる。提案に従い武器を収める
情報を引き出す。クラーグは「バグベア」という種族だ。ゴブリン族の中でも最強と名高いヤバいやつだ
「グンドレンを襲ったのは誰なのか聞いてくれ」イヴェルの提案
予想通り、シルダーも襲われたようだ。クラーグに連れていかれたとのこと
「情報を得られたなら殺しちゃえば?」ノワールがこともなげにいう。うん、それも悪くない
「賛成だ」イヴェルも水晶玉をなでながら答える。あなたは大きめのガイコツが欲しいだけね。わかる
これがTRPGあるある「ゴブリン問題」だそうだ。勉強になるなぁ
「どうせクラーグにいわれたらきっと裏切るよ!殺しちゃおう!」ノワール...賢い子...
仲間内で意見が拮抗するが積極的に生かそうとする人がいない。これは...シンがいればなんと言うか
デカいゴブリンがこっそりと仲間を起こそうとする。そういう疑わしい行為は一発でアウトである
相手に殺す口実を与えるとは...それもいいだろう

「残念ね...やはり信用できないのか」グラルボがレイピアを放り投げショートボウを構える
◇戦闘再開◇

-つづく-

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