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棒人間しか描けないDTMerがAIイラストにハマって考えたこと その1

はじめに

普段、DTM(PC等を使って作曲するアレです)をたしなみ、DTM関連の記事を上げていますが、今回から数回に渡って(終着駅未定)、AIイラストについて書いていこうと思います。

まさか自分がイラストについて、何かを書く日が来るとは思わなんだ。

さて、現在NovelAIを使用してイラストを作っているわけですが、AIイラストについては、色んなことを考え、心の中で色んな感情が渦巻いてます。

①楽すぃぃぃぃぃぃぃ!
②これがあれば、動画用イラストとかTwitterアイコンとか色んな物が自作できる!
③門外漢が考えるイラスト業界の今後
④絵師の方々への申し訳無さ
⑤音楽と比べてみて考えるあれやこれや
⑥音楽には結構前からAIが入ってきてるけど、2022年夏から始まった「テキストだけで絵が作成できる」ようなビッグウェーブが音楽にやってきたら、自分はどうなるだろう(すでに、色んな試みは始まってますが)
⑦その他

といったところです。
これらを一回で網羅するのは難しいので、小分けにして語っていこうと思います。

AIイラストとの出会いは、自分史にとって一大事件なので、たとえ「いいね」が一つもつかなくても、これについては書き続けていこうと思ってます。

AIイラスト、楽すぃぃぃぃぃぃぃ!

もともと、CGイラストを見るのは好きでした。
棒人間しか描けない自分にとって、イラストというのはあくまで見て楽しむものでした。
好きになると「やってみたい」と思う性格ですが、イラストに関してはそんな感情が1ミクロンも起きませんでした。
まあ、練習すればそこそこ上手くなるんでしょうが、モチベーションの芽が出ることなくこれまで過ごしてきました。

AIイラストとの出会い

2022年の初秋頃だったでしょうか。
Twitter経由で、「MidjourneyなるAIを使えば、テキストだけですんごいCGが作れる」ということを知りました。その作品群を見てみたらば、度肝を抜かれるものばかり。その中には心ときめく二次元キャライラストもあり、「うほお、これは、これは!」と前のめりになって、Midjourneyを試してみました。

すると。
「ひまわり畑の前に立つ少女」を描いてもらおうと思ったら、顔がひまわりと一体化しているクリーチャーが誕生したり、など、テンプレを地で行く体験をし、「そうそう上手くいかないよね」と熱が冷めていきました。

さて。
ランキング機能を使いたいという理由でpixivの有料会員になり、せっせとイラストを見ていた時のことです。

「おお、この絵いいな」と思って、とあるイラストを見ていました。
自然とタグが目に入ってきたんですが、そこには

「AI」「AI生成」

の文字。

いや、驚きました。
こんなに進んでいるとは。
そして当然ながら、今で言うAI術師の方々の制作ペースは、異様に速い。

「これは自分がぼーっとしている間に、とんでもないことが起きてるのでは」と思いました。

そしてもう一度、AIイラストについて調べてみました。

Stable Diffusionが無料だし何かいい感じらしい(適当)、とのことなので、Stable Diffusionを使ってみようと思いましたが、導入でつまづき、イラストを生成するところまで、なかなか行き着きません。

そこで。
有料ということで、少し躊躇していたNovelAIを思い切って試してみることにしました。

結果、大ハマリ

一番安いプランに入り、初心者向けブログを参照しながら、おそるおそる生成してみました。
最初に作ったイラストがどれかはもはや分からなくなっていますが、初期の頃につくったのがこれ。


性癖が一変にバレてしまう一枚

優しい方々のアドバイスを参照しながらテキストを打ち込み、Generateボタンを押してから5秒とかかりませんでした。
すんごいAIイラストが溢れている今となっては(当時でも)、何の変哲もない一枚ですが、自分にとっては月面着陸クラスの衝撃体験でした。

そこからAnlasを追加購入し、それでも物足りなくなって、一番高いプランに変更するまでに、2週間もかからなかったと記憶してます。

ズブズブという音が聞こえてきました。

何が良いかって

創作の楽しいところは、(それがマネタイズできるかはさておき)、受け手という立場だけでは味わえない、「自分の好みのものを創れる」ことにあると思います。

ここで一例出します。
AI術師の皆様には、「うちの娘」と呼ぶお気に入りのキャクターがいる模様です。
自分では意識していなかったのですが、強いて「うちの娘」を紹介するならコレ↓


「また制服かよ」のツッコミが聞こえる1枚

ポイントは髪。
見事なくせっ毛。
僕は「クシャ毛」と読んでいます。

ウェーブとか、風で髪がそよぐとか、そういうレベルではありません。
「クシャ毛」は「クシャ毛」です。

僕はこの「クシャ毛っ娘」が好きなんですが、マンガでかろうじて出会えるくらいで、あとはなかなか出会えない(まあ、描くのが面倒くさいとは思いますが)

どうやら、世間様では「クシャ毛」需要は少ない模様。
需要が少ないところには供給もなかなかありません。

少数精鋭「全日本クシャ毛同盟」の一員として、長い冬を耐え忍んできました。

そこにAIの降臨です。

僕は上記キャラのバリエーションをせっせと何枚も作りました。
誰のためでもありません、自分が楽しむためです。

こんなことができるだけでも、AIイラストはとてつもなく楽しいです。

今回はここまで

というわけで、AIイラストにハマった経緯を中心に書かせていただきました。

次回予定としては、AIイラストとDTM(特にボカロP)の話を書きたいと思います(時期未定)

最後まで読んでいただきありがとうございました。

1/24 追:続編アップしました


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