AIきりたんをどうしても使いたいMacユーザーのプチ奮闘記(追記:3/30)
こんにちは。初めて投稿します。で、タイトル通りです。
とりあえず、ついさっきMac上でWAVファイルにてワンフレーズ書き出せた喜びとともに、パチパチ書き込んでいます。
【まずはWindowsを走らせる】
さて、手短に。すでにご存知の通り、AIきりたん、そしてそれを動かすためのソフトウェアNEUTRINOはWindowsでしか作動しません。なので、MacユーザーがAIきりたんを使いたければ、Mac上でWindowsを走らせるか、別にWindowsPCを購入するしかありません。さすがに、AIきりたんを使うためだけにWindowsPCを買う余裕と愛はないので、Mac上でWindowsを走らせることにしました。
【Parallels Desktopを使った】
お財布にも優しいやり方は、BootCampだと思いますが、過去試した時も今回も、どうにも相性が悪く、MacOSの動作が重くなったり、変な挙動をしたりします。なので、仮想ソフトでやってみることにしました。使ったのは、「ド定番」とされているParallels Desktop。ただし、試用版です。使ってみると、これがなかなかよいです。AIきりたんを使う云々は置いといても、今後購入する可能性大です。
【ところが落とし穴】
ところが。
AIきりたんの使い方を伝授してくれるブログ等を見て回ってその通りにやってみたのですが、うまくいかない。
具体的に言うと、「Run」という名称のバッチファイルをダブルクリックしてもコマンドプロンプトが一瞬立ち上がってすぐ消える。
待てども待てども何も起こらない。
変換している様子もない。
【Parallels Desktopゆえのトラブルのようで】
Parallels Desktopは良く出来てるので、「Windowsモード」中でもノンストレスでMacのファイルとかを扱えます。
Windows専用アプリでMacのストレージに入れている画像を編集、みたいなことがすっとできます。だからこそ、なんですが。
NEUTRINOフォルダをMacのストレージ上に置いていたら、いつまでたってもきりたんが歌ってくれません。
NEUTRINOフォルダはあくまで、仮想Windows上のCドライブとかに入れておかないと、作動しないようです。
その証拠に、NEUTRINOフォルダを仮想のCドライブに入れてバッチファイルをダブルクリックした途端、変換が始まりました。
Macに慣れている方なら、「そんな初歩的なこと」と思われるかもしれませんが、何も知らない自分は半日(もっと?)かけて、ここまでたどり着けました。
【聴いてみた】
初音ミクで作った過去作をMIDIで書き出し、MuseScore上で歌詞を乗せ直して…という手順でワンフレーズだけ作ってみました。
【過去作をMIDIファイルで書き出して歌詞乗せ直せば…】
すぐにニコ動にアップできる!、とおもうやん(急にため口)
まあ、思ったわけですよ。
愕然としました。
音は外すし、やたらとがなり立てるようにうるさいし。
正直、話になりません。
ネットには早くも「未調声でもこんだけ歌える!」という動画がたくさんアップされていますが、少なくとも「過去作のMIDIをぶっこめばすぐ一曲作れて再生数かせ(略)」
とはいかないようです。
【感想】
あくまで初歩段階の、一個人の感想ですが。
・NEUTRINOでAIきりたん曲(特にオリジナル)を一曲作るまでは、かなり道が険しい
・曲調を選ぶんじゃなかろうか
なにより大変なのは、NEUTRINOからWAVに書き出してみないと、音が確認できない点です。
カバーにしろ、オリジナルにしろ、AIきりたんで曲をアップしている方々は本当にすごいです。
僕は、(しばらく)便利なエディターの登場を待つことにしました。
以上、読んでいただいて本当にありがとうございました。
【追記:NEUTRINOのMac版が出ましたが…】
リリースされたMac用のNEUTRINOを試してみましたが、OSがCatalinaなせいか、うまく作動しません(説明書きにも「Mojaveで動作確認済み」とあるので、Catalinaは未対応かも。または、自分のやり方が悪いだけか?)
で、いまだ未練を断ち切れず、仮想Windows上でNEUTRINOを走らせ、AIきりたんのご機嫌を取っているのですが、謎の無音や音程ドっぱずしなど、じゃじゃ馬っぷりは相変わらずで、「やっぱ俺には『きりたん』より『うなたん』や」とか、わけの分からないことを心でつぶやきつつ、基本、ボカロをいじってます。
(現時点で)AIきりたんに、それなりに歌ってもらうには、センスより愛と忍耐だと思いました。
僕には両方とも足りません。
AIきりたん曲をアップしている方々、マジ凄いです。
追記:3/30
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