[#008] 入院中に学べること
コロナ禍の妊娠は、母親学級や母乳外来など色々な教室が閉鎖され、「詳しいことはYOUTUBEで」なんて助産師さんもいるくらいわからないことだらけだった。
妊娠中は不安に思ったことをメモしておいて、妊婦検診時に質問。でも大体はぶち当たった後に結果を知る感じ。「大したことはない」
妊娠中はそれでも十分でした。自分の体だし、いざとなったら自分がなんとかできる。しかし生まれた赤ちゃんに対しては痛いか痒いかも分からない。
そして、教室が閉鎖されてる分入院中に教えてもらえるかと思ったらそうでもなく。入院中は疑問があれば聞く程度でした。
■入院中に学べること
●陣痛の逃し方
[想像] 夜通し一緒にいてくれてさすってくれる。テニスボールなどをサッと差し出してくれて使い方を教えてくれる
[現実] 「はい。息をゆっくり吐いて〜」 / 部屋にいない / 道具は言ったらくれる
●ミルク教室
[想像] ミルクの作り方を教えてくれる
[現実] 「水道のお湯で代用するからちょっと違うよー」とイレギュラーをレクチャー。先生は助産師さんでなくミルク会社の営業さん。ほぼ自社のミルクの成分がいかに優れているかについてで終わる
*私は「ミルク教室」の後に別途、助産師さんに事細かに確認しました。笑
でも湯冷ましってどう作るのか。最近(生後4ヶ月)まで知りませんでした。
湯冷まし(私流)
一度沸騰させたお湯を、消毒済みの容器に移して冷やしたもの。らしいのですが、消毒するものが多すぎてよくわからない。外出先のミルクを作るときに使うのですが、アカチャンホンポとか西松屋で赤ちゃん用の水売ってます。=結論:いろはすでいい。(と思う)
●母乳のあげ方
[想像] 毎回そばに寄り添ってくれる。
[現実] 産後1日目に数回一緒にトライしてくれた。終わり。しかもたまたまその場にいた助産師さん。初めまして〜って感じで胸を見せるのは今考えれば不思議。やり方は助産師さんも人によって違う。何より、若い方より長年働いている方に教えてもらった方が母乳が出る。(偏見)
●あやしかた
[想像] 1人で悪戦苦闘
[現実] ナースステーションの目の前+入院ママが少なかったせいか飛んできてくれた。が、助産師さんによってもスッと泣き止む人と全然でむしろ私の方が上手い人も、、、これも経験の差を感じた(偏見)
●浣腸
[想像] 想像もしてなかった
[現実] 赤ちゃんが数日、大が出ない場合に綿棒をお尻にさし込んでくるくると誘発する処置。我が子は便秘がちなのでこれがとても助かった。
●沐浴
[想像] 入院中に何回か体験できる
[現実] 入院中にお人形で一度やり方を見せてもらえる+退院日に実践
以上。退院時のスリングや抱っこ紐の付け方が分からない。から始まり、家に帰ると、鼻詰まりでいびきをかいたり、寝入るときに過呼吸気味になったり。服の着せ方や枚数が分からなかったり。
結局YOUTUBE先生でした。笑
その他、栄養のお話しとかありましたが、、無理です笑。毎日鍋して野菜とお肉をたっぷり摂れば大丈夫かと。
■心に残った言葉
私は日々情緒不安定なくせに、母乳が出ずに泣くことはありませんでした。でも結構多いみたいです。入院中に心が折れてしまうお母さん。なんで私は大丈夫だったんだろう?と思った時に、この言葉に救われたんだなと言う言葉をまとめておきます。
●お産当日
「今日、私が一緒にいますからね」
大学病院の構造上?常に助産師さんがいるわけでもなく担当者もかなりコロコロ変わるので誰に頼っていいかも分からず、Aの助産師さんに何かお願いしてもそのまま退勤していてBさんには伝わっていない。なんてことも。もー助産師さんにお願いするのはやめようかなーって1人で戦う決意をしたときの朝、陣痛で意識朦朧の中、手をぎゅーっと握って「私がいます」と言ってくれて安心したことを覚えています。もちろん初対面ですし、ずっとは居てくれません笑。でも結局その助産師さんが取り上げてくれました。後で我に帰ると、おそらく自分より歳下に見える若い助産師さんでした。
ただこれまた大学病院のせいか?お礼を言いたくてもその日以来会うことはありませんでした。残念。
●入院中
「ミルクが美味しいんじゃないんですよ。ただ飲みやすいんです。」
わずかにしか出ない母乳を一生懸命飲んでくれようとする娘ですが、やはり難しくその日は哺乳瓶でミルクをあげることに。助産師さんが様子に見にきてくれる中、ミルクをゴクゴク飲む娘に「ミルク美味しいね〜」と声をかける私に、熟練助産師さんが「(母乳が不味くて)ミルクが美味しいんじゃないんですよ。ただ飲みやすいんです。だって哺乳瓶の会社も飲みやすくしないと売れないでしょ?だから何十年もかけて改良してるんです。ママはまだ数日だから上手く出なくて当たり前ですよ。」
確かに。とゲラゲラ笑っちゃいました。
もちろん病院によって色々です。でも直接的な教室がないと不安定なネット情報ばかり見てしまって、結局正しい情報がどれかよくわからなくなりますよね。やはり一番は、近所にかかりつけのお医者さんを見つけて、直接子供を見てもらって教えてもらうのが安心します。
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