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2018年02月16日(金)/中国江南の徽派建築

9時起床。晴れ。10時出社。大学の後輩がアルバイトで来てくれた。これで模型はなんとかなるだろう。変更点を3Dに反映しては修正の作業が模型によって消化される。3D工場は本日をもって営業休止。模型の方が一回の打ち合わせにおける決定項目は圧倒的に多い。それでも模型が仕上がるまでは3Dの指示が下される。晴れて自由の身とはならなかった。
午後から中国江南の徽派建築(烏鎮、同里、西塘、周荘)にみられる「うだつ」の形状を調べる。


「烏鎮」

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「同里」

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「西塘」

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「周荘」

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…どれも似ている。エリア毎によって微妙に違う部分などがあればと期待していたが、なんとも判断し難い。もっと調べる必要がありそうだ。
夕方、彫刻家の方が来所。飲み会が開かれる。お土産に阪神タイガースカレーをいただいた。シチューでもミネストローネでも、阪神タイガースとあれば何でも嬉しい。週末にでも食べてみるとする。気づけば終電。アルバイトの学生が終電を逃したようで、駆け込み寺のごとく僕の家に泊めてやる事にする。TVゲームをしながら談笑。連れと電話をしに外へ出、しばらくして戻ると建具のガラスが割れていた。青ざめた顔をしながら謝る後輩。気にする事ないよと声をかけるも彼はすっかり落ち込みきっていた。もし僕が彼の立場で、先輩の家のガラスを割ってしまった状況を想像すると恐ろしくて仕方ない。彼に同情しながら夜を明かす。

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