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自分の作るご飯においしいと言ってほしい。たとえ、おいしくなくても言ってほしい。おいしくなっていくから。

夫は、あまり、私の作るごはんをおいしいと言ってくれない。
聞いてみるとおいしいと言ってくれるのだが。

先日、夫に、
「ご飯おいしくないのかなといつも思ってしまう」
と気持ちをぶつけてしまった。
ついについに言ってしまいました。
なぜこのような心情になってしまうのだろう。
押し付けがましいなと思うのに。

おいしいかな?これくらいの味付けが好きかな?と悩みながら作ったごはん、
まず「おいしい」の一言が欲しい。

なんでおいしいって言ってくれないの
これは何て自分よがりな言葉なんだろうか。
愛情の見返りを求めている、とは少し違うと思う。

おいしいっていわれると全てが報われるのである。時間をかけた全てが、私が。

私にとってお料理はアイデンティティーなのかもしれない。

ぶつけてしまったからもう、おいしくないときも、おいしいと気を遣っていわれてしまうかもしれない。でもそれで良いのである。

もっとおいしくなっていくと思う。

恋人にかわいいと言われている人が見るたび見るたびにかわいくなっていくの同じだ。

でも、本心のおいしいを多く言ってもらいたい。

もっとご飯がおいしくなるように、お料理をもっと上手くなりたいという気持ちに昇華できた。

しかしこの気持ちって伝えるべきだったのか、
言わずに我慢すべきだったのか、
むつかしい話です。
言ってしまったもの。
今日はよしとしましょう。
おやすみなさい。


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