見出し画像

「知る」ことは世界を広げること。レポートを書こうと思う。

SHElikesさんの一般開放セミナー、「フリーランスのリアル 虎の巻講座」を受けたのでレポートを書きたいと思います。
「書く習慣」を書かれたゆぴさんが登壇されました。

うまく書けるのか、まとめられるのか、自分にできるのか。

不安なことはありますが、精いっぱい書いていきますので、セミナーに参加できなかった方、レポートを読むのが好きな方、フリーランスになりたい方に届けられたらうれしいです。

なぜフリーランスに?

  1. 副業の収入が本業を超えた

  2. やりたくないこと」が発生した

  3. フリーランスを「知った

副業の収入が本業を超えたから、やりたいことである副業を本業にするためにフリーランスになるというのは聞いたことがあります。
しかしゆぴさんは本業も副業も「ライター」さん。
会社のことも好きだったというお話はゆぴさんのnoteにも書かれています。

https://note.com/milkprincess17/n/n89c40868c42b

この3つの中で目を引くのはフリーランスを「知った」というところ。
ゆぴさんは、もともとフリーランスのことは全く知らず、よくわからない、フリーターとの違いも分からない存在だったそうです。

普通に会社員として生活しているとフリーランスの知り合いなんていないのも当たり前。知らないものになりたいとも思いません。

ですが、ライターをする中でフリーランスをしている知り合い、友達ができてリアルな働き方などを知ることができたそうです。

未知じゃなくなったフリーランスは選択肢の一つになっていったと話されたゆぴさん。
知ることの大切さを知りました。

フリーランスになるまでにやったこと

そんなゆぴさんがフリーランスになるまでにやったこと、それは次の5つです。

  1. つながりを作るために動きまくった

  2. 信頼される程度のスキルを磨いた

  3. タダ(ぐらいの気持ち)で実績を作った

  4. 収入の柱を複数立てた。

  5. SNSに居場所を作った。

この中で注目したいのはつながりを作るというところ。
フリーランスはつながりが大切です。
「仕事は人が生む」とゆぴさんが話された通り、フリーランスの仕事の取り方で知り合いからの紹介は結構な数を占めています。

まったく知り合いがいないと仕事がない、ではその知り合いを、つながりを作るにはどうしたらいいのか。

ゆぴさんは3つの方法を教えてくださいました。

つながりの作り方

  1. イベントや勉強会に参加する

  2. コミュニティやスクールに入る

  3. SNSで発信する

ゆぴさんは朝渋、明日のライターゼミというコミュニティに入り、集まりに顔を出していたそうです。
この講座を開いてくださっているSHElikesさんもスクールですから、参加されていた方はこの中の2はすでに達成されている方が多かったのかもしれません。(私は一般枠で参加させていただいています)

こういった集まりの探し方も教えてくださいました。
Peatixというサイト(アプリもあります)はセミナーやイベントなどを検索できます。
他にも検索サイトで検索して探す方法もあります。

フリーランスの悩みとアンサー

フリーランスの悩みもしっかりと教えてくださいました。
私もフリーランスだったことがあるので(そしてまた目指しているので)、何度も頷きながらメモを取っています。

1.自己管理が大変。

自分がどんな仕事を持っているのか、いつまでに提出なのか、ミーティングや取材はいつから、どこでやるのか。
こういったことも全部自分で管理しなくてはなりません。

そのために、ゆぴさんはツールをうまく利用することを勧められています。

たとえばNotionというワークスペースアプリ。
こちらで日付やタスク内容などを管理されているそうです。

また、過去時間管理もされていて、この時間に何をしていたのかを手帳やグーグルカレンダーで管理されているそうです。

私が初めて聞いて使ってみたいと思ったのは「ルーチンタイマー」というアプリ。
朝にやれたらいいなと思うことを入れておくと、声で教えてくれるそうです。
仕事を始める時に何からやるのかを入れておくのもいいですね、とおっしゃられていて、仕事を何から使用可と悩んでしまいがちなのでとても助かるなと思いました。

2.ライス・ライフワークのバランスが難しい

ライスワークとは食べるためにやる仕事。ライフワークとは好きなこと、お金がもらえなくてもやりたい事

フリーランスのリアル 虎の巻講座
ゆぴさん

編集の仕事をしたくなくて独立したのに編集の仕事が増えていく。

そういった悩みを抱えていたゆぴさんは、副業研究家の西村創一朗さんに相談し、20%ルールを教えていただいたそうです。

興味のある」ライスワークを80%、「好きなこと」であるライフワークを20%とするのが20%ルール。

ここで重要なのはライスワークも興味のある事に絞ること。
メンタルがやられるような仕事はせず、興味のある、やる気の出ることをライスワークにするのだそうです。

例えば1週間なら月曜日~木曜日はライスワークを。金曜日はライフワークをする。
例えば1日なら10時~15時はライスワークを、15時~18時はライフワークをする。

これは好きなことを20%していいというだけではなく、やる気の出ることをライスワークにするという点も重要だと思います。

3.事務処理が多い

フリーランスは一人企業。請求書を作って提出したり、確定申告をしたりと書類を目にする機会が多い仕事です。
書類仕事が苦手なゆぴさんはツールと人に課金することでとにかく自分の手から放すことにしました。

MoneyFowardというツールでカードを登録すれば使う度に勝手に記帳されます。
全部これに入れることであとはツールに任せれば確定申告のための分類わけも任せられます。

ゆぴさんは請求書の作成を人にお願いしているそうです。タスクをまとめたシートをつくり、そこから請求書をお願いする。
人に頼むのが苦手な人には便利なツールもあるそうです。

4.評価されずスキルが停滞する

フリーランスをしていると途中で「あれ、成長していない」と感じるタイミングが来ます。
成長が止まっていると感じると、人は焦りを感じ始めます。

乗り越えるためには振り返りをすること、メンターを付けること、新しいことに挑戦することが大切です。

会社では日報や月報の形で日々の振り返りをすることが強制されています。
これはとても大切だったとフリーランスになって気付いたゆぴさん。

ゆぴさんはnoteに毎月仕事のこと、アウトプットのことなどを月報として書いているそうです。

メンターも。、上司のような存在。会社に入るけどフリーランスになったら自分で探す必要があります。

仕事先があれば、フィードバックをもらうことでメンターのように扱うこともできますが、それ以外だと人に頼むのがいいとのこと。

とくに仕事をしているうちに尊敬する人に出会うようになるため、その人にお願いするといいとのことでした。

新しい仕事を振ってくれそうな人に仕事をお願いしてメンターにしてしまう手段もあるとのことで、仕事をするときはフィードバックをもらえる環境が大切だと感じました。

新しいことを始めるためにも振り返りは大切。

  • 現在やっていること

  • 理想の状態と、近づけるためにやること

  • いますぐできること

  • いますぐやめること

以上を定期的に考えることで棚卸にもなります。

つねに不安が付きまとう

ベテランフリーランスの方と話した時にその方も不安があるといわれたそう。
どこまでも付きまとってくる、フリーランスの共通認識です。

不安を言語化して解消することで、積もり続ける不安をそのたびに掃除することができます。

フリーランスの5大不安要素は以下の通り。

  1. 収入が不安定

  2. 責任が重い

  3. 常に孤独

  4. 所属欲求が満たされない

  5. 自信がない

お金の不安はどうしても残るもの。
お給料のように毎月入ってくるわけではなく、波があります。

そのため固定収入源を複数確保し、固定費を極限まで下げ、積み立て投資などで貯金を確保し、時給や単価を上げます。

稼ぎたいだけなら大企業とやり取りをするなどの方法がありますが、フリーランスになった人は稼ぎたいだけじゃない人も多いです。
バランスを見て、自分が納得できる仕事をしていく方がいいですね。

孤独、所属欲求が満たされないときはフリーランス仲間を作って仕事をしたり(もくもく会と呼ばれるそうです)、SNSで居場所を作ったり。
業務委託という形で会社と付き合うことで準社員のように扱ってもらえることもあるそう。

ほかにも複数のコミュニティに所属するのも所属欲求が満たされます。

自信がないのは最初はだれもが持つ考え。私もそうです。
自信が無くて営業ができなかったり、ただで仕事をしてしまったり。

自信をつけるにはとにかく実績を積むこと。

また、「あがれ自己肯定感フォルダ」を作って褒められたことなどを入れていくことで、落ち込んだ時に見ると自己肯定感を上げることができます。

やったことをアピールするのも大切。褒められ待ちをせず、SNSなどで今日やったことをつぶやいたり、できたことや勉強の経過をつぶやいてアピールしましょう。

フリーランスの仕事獲得

ここ部分は本当に聞きたかったことで、なかなか聞きづらいことなのでテンションが上がりました。

ゆぴさんがやっているのは
業務委託、定常案件、自分仕事として執筆やPR活動など。それらの仕事を得た方法から、仕事の探し方の3ステップを教えてくださいました。

パターンA

  1. イベント・コミュニティ・SNSなどで出会う

  2. 力になれることを伝え、名刺・ポートフォリオでアピールする

  3. イベントが終わった時にもう一度声をかけたりしてアフターフォローをする

パターンB

  1. 気になる企業・サービルにメッセージを送る

  2. 力になれることを伝え、名刺・ポートフォリオでアピールする

  3. まずはテストでやらせてもらう

「何をやってるんですか?」
こう聞かれた時の答えで決まるそうです。
みんな2ができていないといわれ、ハッとしました。

貴方のサービスにあったことができる、力になれることがあると伝えることが何より大切です。

消耗しない仕事の作り方として、やりたいことを言い続ける、好きな物をアピールすることも大事だと話されていました。

好きな物、得意なものを「やりたい、好き」と言い続けることで思い出してもらいやすくなります。

勝手にレポートを作るのも自分で仕事を作ることにつながります。
好きな物の企画を立てて取材し、記事にすることでもアピールができます。

ゆぴさんもサウナがお好きで、サウナの取材で知り合った方にサウナ好きをアピールしたことで案件をもらえているそうです。

同じ能力ならそれが好きな人にお願いしたい、依頼をされる方はそう思っています。

そんな人に頼んでもらえるように、ポートフォリオはすぐに出せる状態にしておくこと、秒で人となりが分かる仕組みを作って置くことが大切です。

SNSの使い方

フリーランスは自分をブランディングすることが事業のブランディングになります。

Twitterを例に、何をしているのかが伝わりやすい、人となりを分かってもらいやすい方法を教えてくださいました。

1.何をやっている人か伝える

「あなたは何をやっていますか?」が伝わるプロフィールづくりから始めます。

名前の部分は自分の名前と職業を書く。

説明文の欄にもどういう職業なのか、どんなことをしているのか。好きな物をここに書きます。出版しているもの、している仕事で書けるものもお知らせとして書いておきます。

居場所は特に必要ないのでスマホでは下に表示されるリンクの欄がどこにつながっているのかわかるように文字を入れます。
ポートフォリオはこちら、など導線を書くことで安心してリンクを押してもらえるようになります。

見落としがちな点として、ヘッダー画像部分の話をされました。

ここは広告枠。
せっかくなのでどんなことをしているのかわかるように職業やどんなことをしているのか、キャッチコピーなどをアピールする場所にしてしまいましょう。

2.固定ツイートで自己紹介しよう。

固定ツイートという機能がTwitterにはあります。
noteも自己紹介や上部に固定する記事を選ぶことができますね。

こちらでポートフォリオのリンク、note、ブログなどのリンクを書き、図解など自分を伝える画像を貼って見ましょう。

いろんな人の、特に自分がやりたい分野で成功している人の固定ツイートを観察することが大切です。

3.発信

発信内容はキーワードを3つに絞った方がいいです。

ゆぴさんの場合、

  1. フリーランス

  2. ライティング

  3. ポンコツ(ADHD)

この3つを発信されています。

フリーランスになってよかったこと、フリーランスあるあるなどはフリーランスを目指している人のためになるし、あるあるで共感を持ってもらえます。

なんとなく学びのある事や共感できることをツイートするようにしましょう。

4.実績を伝える

書いた記事など、お仕事をしたらしつこいくらい広告をします。

実際にした仕事の内容でも、noteを書きましたでも、勝手に取材したことでも。
どんなことができるのかを伝えるのも必要なことです。

5.ノウハウを伝える

発信の部分につながりますが、日々の学びを書くこともノウハウの発信になります。

知ったことなら血肉になる前でも発信していくことが大切です。

感想文も学びの一つ。メモ代わりに書くだけでも大丈夫。

自分の中にとどめておくだけではもったいない。せっかく書いたらな見せてほしいと執筆をされている側からの意見もいただきました。

実況も学びの発信になります。
登壇者さんも運営さんも参加できなかった人も喜ぶのでできる限りセミナーに参加したら実況しましょう。

まとめも学びです。
それを知らなかった「過去の自分」に教えてあげるように発信しましょう。

6.人柄を伝える

こういった報告は人柄を伝えることにもつながります。
あと褒めてももらえます。

ハッピーなニュースも読んでいる人も幸せになるし応援したくなるので報告するべきです。

興味のあることのぼやきも人柄を伝えます。

ネコが好きなのにネコについて発信していなかったら本当に好きなのかな?と思われてしまいます。

好きな物の写真を載せたり、話をしたりすることでそれに対する姿勢も伝えられます。

考え方を発信するのも人柄を発信できます。

仕事に対してどういう考え方を持っているのか、どういう思いで打ち込んでいるのか。

頭の中、考えていることを発信していけばそれがたくさん集まって人柄がうかがえるSNSになります。

7.絡む

Twitterはコミュニケーションをとらないと相手のたいっむラインに乗らなくなってきてます。

いろんな人と楽しくコミュニケーションをとっていくことが大切です。
最初は同じくらいの規模感の人で興味が同じ人、仕事が同じ人をフォローしてからんでみます。

とにかくコメントを送ったり、メンションやハッシュタグ、シェアを効果的に活用してプルのコミュニケーションをしたり。

ダイレクトにいけない人は記事を引用したり、ハッシュタグや引用RTなどで間接的にコミュニケーションをとりましょう。

Twitterフレンズ(フォロワーさん)を作るには?

  1. ハッシュタグを元に自分に近い人を探す

  2. 「いいね」「リプライ」で絡む

  3. メンション、ハッシュタグを使う

たくさんフォロワーがいることはいいSNSの活用法ではありません。

プロフィールと数ツイートでも信頼を得ることができます。

大切なこと

大切なのは、フリーランスに案った目的を見失わないこと。
何をしたかったのか、それをするにはどうしたらいいのかを常に考えること。

気付いたら嫌なことをしていると気づいたときには、原点に返って考えてみる。

明日の一歩はワークをすること

【ワーク】現在やっていること理想の状態と、近づけるためにやることいますぐできることいますぐやめること

フリーランスのリアル 虎の巻講座
ゆぴさん

今日の一歩はセミナーに参加したこと!

そして、これを読んでくださった皆さんの一歩はこの記事を読んでくださったこと!

感想

ここからは私の感想です。

書き出してみて、本当に濃い時間だったなあと感じました。

このセミナーの後、すぐにTwitterのプロフィールを変更、固定ツイートを作成しました。
ヘッダー画像はそのままですが、これは30日間はこれで行こうと思っていたので。
30日チャレンジが成功したら新しいものに変えるつもりなので、その時に書くことを考えていこうと思います。

私は「フリーランスになりたい」で止まっていた考えを、「どんなフリーランスになりたい」のか、「どんな仕事をしたい」のかを考えるように変えていこうと思いました。

フリーランスの不安要素について、
幸運なことに、コミュニティには恵まれていますし、SNSでの知り合いもいます。
このアカウントでもたくさんの方と繋がっていきたいのでまだまだ知り合いたいと思っています。

所属欲求や孤独感はなんとかなりそうですが、自身の無さと収入のことは不安が残るだろうなと身構え中です。

仕事の取り方もポートフォリオを見せられるように、リアルであった時にも動けるように名刺を作ろうかな、と考え中です。

もし、リアルで会うことがあれば、ぜひ受け取ってください。

以上、昨日のレポートでした。

レポートになってないかもしれないけれど、書いてて思い出して、本当にいいセミナーだったなと思いました。

サポートしていただけると嬉しいです!いただいたサポートはクリエーターとしての活動資金に使わせていただきます!