小さな夫婦喧嘩が起こる理由について考えた
こんにちは、バリキャリでもゆるキャリでもないフルキャリ会社員です。
先日女友達と集まった際、一部からは、つまらない家のことでしょっちゅう夫婦喧嘩をするという話を聞きました。
我が家はほとんど喧嘩が起きません。そのため、私にとっては不思議な話だったのです。
夫婦間でどういった違いがあって、その違いを少なくとも片側がどう捉えているから喧嘩になるのか。また喧嘩にならないのか。
しょうもないようで大事なことを考える機会となったので、記してみたいと思います。
あくまで友人らの例ですが、誰かのお役に立てば幸いです。
事例:洗面台の水しぶき
どんなことで喧嘩になるのか?
友人は「なんでも喧嘩になるよ。」とした上で、例として洗面台の水しぶきの話をしました。
「洗面台使ってその辺をびちょびちょにするのに、何回言っても拭かないの。」
「わかるぅ〜!!」
賛同する人も現れました。
喧嘩になるケース
この例の話に賛同する友人達は、次の言葉を頻繁に口にしました。
何回言っても
うちは性格が違いすぎる
最初のうちは温和に指摘してきた友人らも、何回言っても同じことを繰り返されるため、自分とは「性格が合わない」と認識しているようでした。
このケースの「性格が合わない」をもう少し分解すると、次が夫婦間で一致しないことになると思われます。
衛生面で気になるポイント
何度指摘されても直さないスタンス
「自分の汚した場所は自分で片付ける」というという当事者意識
喧嘩にならないケース
では、こういった「性格」での違いがなければ、喧嘩にならないのでしょうか。
その場にいた他の女友達のケースをご紹介し、「性格」が一致しているか考えてみました。
① 自分が汚す側で相手が片付けてくれる
自分が汚す側で、指摘も受けないため、少なくとも自分がイライラしたりすることはないパターンです。
今回お怒りの友人らの夫側にあたることをしているが、夫が片付けてくれると。
このケースでは先ほどの「性格」はどうなるでしょうか。
衛生面で気になるポイント
→ ×不一致何度指摘されても直さない
→(指摘なし)自分の汚した場所は自分で片付けるという当事者意識
→ △不一致
「自分の汚した場所は自分で片付ける」の不一致がむしろ逆に作用しており、相手が「自分が汚してない場所も自分で片付ける」ことが気にならないと、このような平和が訪れるようです。
② 指摘すると「分かった」と言われる
たまに指摘はするものの、そこで「分かった」と言われ反発を受けないため、喧嘩にはならないとのこと。
衛生面で気になるポイント
→ ×不一致何度指摘されても直さない
→ ◯該当しない自分の汚した場所は自分で片付けるという当事者意識
→ ◯一致
おそらくこのパターンでの相手は、指摘を受けたら直すスタンスではあるのです。例え同じ事象が続いてしまっても、それは故意ではなく、改善の余地があるとこちら側も分かっているから、喧嘩には発展しないのだと想定します。
③ 掃除場所の棲み分けをしている
気にする度合いが違うので、掃除場所を棲み分けしているという意見です。
例えばキッチンは自分は週1くらい掃除すればいいが、相手は使うたびに綺麗にしたい人である。そのため、キッチンは相手が掃除する。代わりに自分は洗面所を掃除する。
掃除を疎かにする場所は、自分が掃除したくない場所なので、やってもらえるのは有り難いとのこと。確かに。
衛生面で気になるポイント
→ ×不一致何度指摘されても直さない
→(指摘なし)自分の汚した場所は自分で片付けるという当事者意識
→ ◯一致
④どちらも汚す
これは我が家のケースです。
双方に当事者意識があり、掃除しようと思うけど時間もないしやりたくない…とお互い放置するのが常習的になっています。
お互い当事者意識があることによって、相手が掃除してくれた場合には有難いなと思いますし、自分も掃除したくないのでなるべく綺麗に使います。
衛生面で気になるポイント
→ ◯一致何度指摘されても直さない
→(指摘されない)自分の汚した場所は自分で片付けるという当事者意識
→ ◯一致
日々時間もないので、最近は家事代行で掃除を頼むという方法で、二人とも掃除しない、という手法も定期的に取り入れています。
夫婦で気をつけたいこと
こうして考えていると、いろんな夫婦のパターンがあり、喧嘩をなくす最適解は無さそうだと気付きます。
衛生面での価値観が一致しないのは当たり前。育ってきた環境が違うのですから。
しかし、同じ家に住む者同士が快適に暮らせるように、相手が嫌だと思うことを把握して、家の環境について当事者意識を持つことは重要だと感じました。
感謝の気持ちを忘れずに、またそれを伝え合っていくことも、地味ですか大切ですね。
ではまた。
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