メイ・リン、かわいい。

最終決戦はあの戦艦になるだろう。その突入方法を、メイリンが説明してくれている。さきっぽが、船になった指示棒で、僕たちに説明してくれている。しかしメイリンは、その指示棒の上と下を間違える。間違えた上に、その指示棒を落としてしまったりもする。落として、それを探しているバックを、ジョニーに見られたりしている。メイリン!おっちょこちょいすぎる!

ただの20代の女の子が、おっちょこちょいなのであれば、僕は何もいうことはないだろう。優しく「大丈夫?」と、声をかけてあげることだろう。しかし、彼女は曲がりなりにも戦艦ミズーリの艦長なのである。艦長が、おっちょこちょいなのである。おっちょこちょい艦長の誕生である。

そんな、おっちょこちょい艦長が説明してくれるものだから、なかなか説明が入ってこない。説明だけでもオタコンと変わってほしい。だけども、そんなことを言おうものなら、指示棒を持ったまま艦長室に閉じこもってしまうに違いない。オタコンが外から「ごめんよ」と謝っても、「もういい」とすねてしまうに違いない。だから僕らは、彼女の説明を一生懸命に聞くしかない。

メイリンの説明の後、質問タイムでスネークが大事故を起こすのだが、僕はこれを評価したい。スネークは、この場を和ませたかっただけじゃないか。どんずべりしたとしても、勇気を持って「挑戦」することは、次の成功のためにも絶対必要なのだ。

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