見出し画像

DBFZで「格ゲー」を遊んでみる!②


DBFZの読みあい=超ダってこと?

皆さんこんにちは。選ばれし種族AB型のぽてんです。

前回の記事から早二日、一つの記事ではまとめきれなかった力不足を嘆きつつ、このまま更新しなくなったら笑えないと少々あせっております。ということで余談もなしに早速本題に入ります。

今回もDBFZを格ゲーに落とし込んだ形で話をしていくわけですが、前回からのおさらいをしておきます。

前回のおさらい

格ゲーって?→読みあいが醍醐味→読みあいとは技の強みと弱みを理解して相手の行動を読むこと→じゃあDBFZの読みあいは?→超ダという共通システムが強いので超ダを主軸とした読みあいが発生するはず?

ってかんじだったかなと。図らずとも前回の記事で余談として紹介した「強すぎる行動」、それがDBFZだと超ダになっているというわけなんですね。しかし、超ダにはしっかりと弱みも存在しているので今回はそれを理解して一歩先の読みあいを習得しちゃいましょう。

超ダにおける読みあい

まずこの強すぎる超ダという技に対して読みあいまで持っていくため、三すくみを作ってみましょう。

ズバリ!超ダの強みと弱み!

まず強みから。超ダは何に強いの?って、考えてみましょう。皆さん超ダにどんなときやられてますか?

ダッシュしてるとき、ジャンプしてるとき、通常技を出してるとき、必殺技を出してるとき、う~む、なんか全部の行動で負けてませんか?そう、実はその通りでDBFZにおける超ダはほぼ全ての行動に対して強いです。

格ゲーっぽい書き方をすると「何々という技への対策」って項目があったら、出がかりを超ダで潰す、すかしてから超ダで反撃する、とかそんなのばっかりになるレベルです。

なので「超ダはほぼ全ての行動に対して強い」こう覚えましょう。冗談抜きでこのくらい強いです。

じゃあもう強みはいいや、つか弱いとこなんかあんの?となるわけで、次は超ダの弱点について考えてみましょう。

超ダって何に弱いの?

はい。ここもズバリで2Cです。2Cに弱いんです。正確に説明すると超ダは空中攻撃扱いなのでアンチエアー技いわゆるジャンプ攻撃に対して無敵が付与される対空技に弱いわけですね。各キャラ他にもアンチエアー技や上判定に強い技はありますが、全キャラ共通なのはボタンを押して4F目からだったかな?から対空無敵が発生する2Cとなります。

ということで、超ダはほぼ全ての行動に強くて、2Cに弱い、ということになります。ここで三すくみを適用させると2Cに強い行動がわかれば読みあいができるということになります。

じゃあ2Cは何に弱いのか?パッと考えると2Cだけで見るとわりと何でもできそうな気がします。気弾でもいいし、発生の早めな通常技でも良い。そう2Cとは超ダに勝てることに特化していて他の行動にはほとんど対応できないのです。最近巷で暴れている身勝手なゴクウさんはなぜかこの2Cが目玉飛び出るくらい強いのでこの限りではないですが、ほとんどのキャラは2Cは気軽に出せる性能ではないです。

超ダにおける三すくみ

ということで超ダはほぼ全ての行動に強く、2Cに弱い。2Cは超ダに強く、他の行動に弱い。他の行動は2Cに強く超ダに弱い。

となるわけです。ここで他の行動ってなんやねん、ってなるわけで。確かに超ダを毎回2Cで落とせるなら、相手もおとなしくなり自分は他の行動を好き勝手できるということになるわけですが、そううまくいくもんじゃありません。

この超ダ、伊達に最強技ってわけじゃありません。ある条件をクリアーすると2Cですら対応が不可能になってしまうのです。

それは距離。超ダさん、なんと発生も早いのです。先ほども説明しましたが、2Cというのは気軽に立ち回りで適当に出すような技ではなく、あくまで超ダを見てから出すもので、見てから間に合わないとダメなのです。

だいたい2Cにはほぼ全ての行動で勝てるといってもそのほぼ全ての行動は超ダに負けてしまうのです。つまり読みあいをするにしても、相手が2Cを用意してるから超ダ以外の行動をしよー、といって他の行動をすると相手の超ダに負ける。これじゃ割に合いません。お互い2C待ちをするまさしくガイル同キャラが始まってしまうのです。

画像1

しかしDBFZではそういう展開はあまり見られません。なぜか。それはある程度近づいてからの超ダは発生が早すぎて2Cによる対空が間に合わないのです。つまりここでの2Cに対して強い行動とは「近づいてからの超ダ」になるのです。

2Cが超ダ以外の行動に弱いといっても、その他の行動はだいたい超ダに弱いわけで、そうなってしまうと選択をしづらい。じゃあ超ダで2Cにも勝てる方法があるならそれが一番じゃん、というわけです。

なのでこれらをまとめると超ダにおける三すくみとは

超ダ<2C<距離をつめてからの超ダ

となります。あれ?おかしくね?これをつなげると超ダに対して強い行動が超ダになるじゃん。とおもったそこのあなた、いいところに目をつけています。そうなんです。超ダに強いのは超ダなのです。どういう意味?ってなる人もいると思うので簡単に説明を。

超ダ対超ダは超ダ有利?

超ダに超ダが強いってただの運ゲーじゃんと思っているあなた。まあまずはきいてくれい。

とりあえず先ほど作った三すくみを文章の通りに解釈すると

超ダ 対 超ダ ではなく 超ダ 対 距離をつめてからの超ダ になります。そう、例えば同じタイミングで「よーし、超ダしよう」と思って超ダをした自分と、「よーし、2C対空怖いからちょっと走ってから超ダしよう」と思った相手がいた場合、自分が出した超ダのほうが発生が早く相手の超ダのちょうど出がかり部分を潰して勝てるのです。

つまり距離をつめてからの超ダには先だしの超ダが強いのです。これを更に発展させた三すくみが次のとおりになります。

超ダ<2C<距離をつめてからの超ダ<に対して先だしの超ダ<に対して先だしの超ダ<に対して・・・

はい。超ダだけになりましたね。相手よりどれだけ早く超ダをだすかを競うゲームということになりますね?

結局超ダだけじゃん?

とまあここまで書いてきていったん整理すると、超ダに強いのは、より先に出した超ダ、ということになりました。実際その通りなのです。ただこの読みあいをお互いが画面端にいるときにやってみることを想像してみてください。

より先に出す超ダというのはもちろんそのまま超ダボタンを押すことになります。画面端同士でお互い何もしていない状況からそのまま超ダを出す。

これで相手も超ダを狙っていれば「先だし超ダ」が成立して相手の超ダの出がかりを潰せるでしょう。しかし相手が何もしていなかった場合、それはすきだらけのただの「超ダ」になり2Cの格好の獲物となってしまいます。

DBFZにおける最もポピュラーな読みあいはここにあります。「超ダ」そのものの三すくみと「超ダ」の三すくみを理解したうえでの裏切り、ひいては三すくみと裏切り含めての「超ダ」の駆け引きが発生しているのです。

超ダの駆け引き 上級者の動きの意味

ここらでいったん対戦風景に視点を移してみましょう。よく上級者同士の試合でお互いに超ダを打たず、ステップを繰り返しているような試合を見ることがあると思います。

これは、超ダをしなくてもダメージが取れるからやらないとか、超ダは2Cを食らったときのリスクが高いからやらない、といったような上級者は最初から超ダをしない前提で闘っている、と思っている人、わりといるのではないかと思います。それは間違いで、実はこの上級者のステップの応酬、これ自体が超ダの駆け引きとなっているのです。

例えば片方が前ステをすると、もう片方はバクステをして距離をとる。これこそ超ダの駆け引きそのもので、前ステをしたほうは超ダするぞーと圧力をかけ、受ける側は2Cが出せる距離を保つためにバクステをしているのです。

そしてそれを繰り返していくと受ける側は画面端に追い詰められてしまい、距離をとることが出来なくなってしまいます。なのでたいがいはそうなる前に受ける側がアクションを起こすことが多いです。今までの説明からわかるかもしれませんが、そう先だし超ダです。前ステをしてる側は前ステを続けているとこの先だしの超ダに対応できません。なので攻める側も前ステをしながらも様子見をしている時間があったり、前ステバクステをしたりする人がいるのです。早く動いたらかっこいいから形だけ真似している人いませんか?適当にやるとただの超ダの的になるので気をつけましょう。

さらに超上級者ともなると、結局そのままお互い超ダを打たず、なんか空中ですれ違いながら膠着状態が続く、といった展開もよく見られると思います。これはお互いに超ダの読みあいをしながらリスクを抑えた立ち回りをしている結果となりますね。

オレ達の超ダの読み合い・駆け引き

とまあここまでの説明で超ダの読みあいや駆け引きについてなんとなくのイメージを持ってくれていたら幸いです。先ほどはよく見る動画の流れで上級者の駆け引きの説明をしてみましたが、今度はオレ達の超ダの駆け引き、いわゆるネット対戦でよく発生する駆け引きについて書いていきます。ようやく今回の本題中の本題です。いやー長かった。

ネット対戦では上級者の試合とは違い、超ダがバンバン打たれ舞います。しかも、この中で今まで説明した超ダの駆け引きをしっかり理解している人はあまり多くありません。一番最初に書いたように無意識に超ダの読みあいをしているのです。わかりやすく書くと、通りやすい超ダの打ち方を無意識に理解しているということです。

この「無意識に理解している」という表現、漫画とかだったらめちゃくちゃ強い印象ありますよね、無意識に勝手に体が反応したとかいって。ご安心を、それは漫画だけの世界の話で、原作は「漫画」でもDBFZは「格ゲー」、頭で理解している人のほうが絶対に有利です。

そしてそういう人たちは超ダを無意識にやっているので、読みあいで言うと1手先かせいぜい2手先くらいの引き出しがあればだいたい対応できます。簡単な例を説明していきます。

①近づいて2Cでは対応できない距離で超ダをしてくる

これは簡単です。上級者の動きを真似してみましょう。そう相手のダッシュに合わせてバクステで距離をとって様子を見ましょう。多分3回くらいは2Cをくらってくれます。そのあとは人によっては超ダを打たなくなりますが、その他の引き出しがない場合が多いのでこっちから簡単に触れるようになります。

②バックジャンプを繰り返しながらこっちが近づくと超ダをしてくる

初心者帯だとこの行動に対して何をすればいいのかわからず、やられている人をよく見かける印象があります。向こうはジャンプしてるのでこっちが超ダを打っても空中でお互いガードになってリターンに繋がらず、こっちがそのまま近づこうとしたら超ダが跳んできてくらってしまう、というやつです。

これ、実は読みあいの中だと1手先の行動だったりします。「先だしの超ダ」というやつですね。向こうはこっちの前ステや前ジャンプを見ていてそれを確認したら超ダをしてきます。こっちは「距離をつめて~」の行動をしているので「先だしの超ダ」に負けてしまうということです。

なので対策としては、前ステバクステ等が上がってきます。相手はこっちの前ステを見てから超ダをしてくるので、前ステを見せて超ダを誘い、バクステをして2Cで対空できる距離に戻して2C対空を決める。これ決めると結構気持ちいですよ。おすすめです。

とよく見かけるのはこの二つですかね。これ以上発展した駆け引きはネット対戦ではそんなに発生しませんし、今までの駆け引きを理解できれば例え相手が対応してきてもこちらも対応できるはずです。

更に例を挙げるとすれば①の場合は相手が距離をつめて超ダを狙ってくるわけですが、こっちがそれを読んで距離を離して2Cを狙っているとそのまま走ってきて触られたりすることがあります。これに対応するにはこちらも前ステを見てからの超ダ等の引き出しを使用する必要があり、向こうもそれを理解していると読みあいが回っていきます。

最後に

皆さんいかがでしたでしょうか。途中読みあいと駆け引きという二つの言葉を使ってしまい、イマイチ使い分けができていないままですが、今回自分が書きたかったDBFZの超ダを格ゲーの読みあいに落とし込むということに関してはなんとなく書けたかなという気持ちになっているので今回はこの辺にしとこうかなと。おっと業務終了時間が着ちまった。じゃあまた次の記事で会おうぜ!


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?