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『コンコルディア』マップ解説(ゲルマニア、ブリタニア)

前回は、インペリウムとイタリアマップについてコメントしましたので、今回はコンコルディア初の拡張マップとなるゲルマニアマップ、ブリタニアマップについて述べていきたいと思います。

■ゲルマニア

現ドイツを中心としたマップ
ABCD全タイルを使用した30都市12属州。


内訳はインペリアルマップと同じで

レンガ7
麦6
道具5
ワイン4
布4
塩4


適正人数は3~5人。
陸入植者と海入植者の開始位置が別で、しかも海入植者は2移動力を持つというルールのおかげで最初から3移動力で建築出来る。
そのため、5番手でも建築場所がなくなるということはあまりなく、5人プレイをするならインペリウムマップよりもこのゲルマニアマップのほうがお勧め度は高い。

最大の特徴は、ローマ人の城塞ルール。


城塞に産物が置かれており、護民官をプレイした時に入植者に隣接している産物をどれかひとつもらえるというものである。
護民官がほぼほぼしゃがみアクションであることに対する救済措置的なものかと思われるが、これは次の拡張であるサルサにて(フォーラムタイルの入手という形で)更に推し進められることとなる。

3都市属州は6箇所あり、そのうち4箇所が2回目までの建築で独占を狙える位置にある。


手順についてはインペリウムマップの時に説明したのと同じような感じなので省略。

陸路が入り組んでいて、近そうで遠かったり遠そうで近かったりと慣れるまでは距離感を掴むのに苦労しそうなマップである。

■ブリタニア

現イギリスを中心としたマップ
BCDタイルの23都市10属州


内訳は、

レンガ5
麦5
道具4
ワイン3
布3
塩3

レンガ都市が5箇所しかないので、石工があまりおいしくない。
適正人数は2~4人。

陸入植者と海入植者のスタート地点が異なるというのが最大の特長。
ブリテン島を海路がぐるっと取り囲んでおり、ISVRIA以外の属州は海入植者だけで到達出来る。
3都市属州が3つしかなく、うち2つはスタート地点から遠いので、近場にあるDVROTRIGVMが重要(なのかもしれない)


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