見出し画像

『コンコルディア』街で見掛けたルール間違い

コンコルディアは非常に面白いボードゲームですが、それでもルールを間違えて遊んでしまうとその真価を十分に堪能することは出来ません。
そこでそんな悲しい目に遭う人がいなくなるようにと、自分が見たことのあるルール間違いをここに列挙してみたいと思います。

■建築は一度に1軒しかできない

→資源と資金がある限り複数の建築が可能です。

■人数にかかわらず時代1~5のカード全部使う

→人数分の時代しか使用しません。
例えば3人プレイなら時代1~3までのカードのみを使用します。

■ユピテルの得点にレンガ都市もカウントする

→ユピテルの得点にはレンガ都市はカウントしません。
これを示すためにレンガとそれ以外の産物ではタイルの下に描かれている建築物のイラストが違うことに注意。

■同点の場合のタイブレイクは、ウェスタ(10セステルティウスにつき1点)の端数をカウントして勝敗を決める

→正しくは大長官を持っている人、もしくは同点のプレイヤーが誰も大長官を持っていない場合は、その中で大長官が早く回ってくる人がタイブレイクに勝利します。

■ヴィーナス拡張のチーム戦でパートナーも同じ都市からスタートする

→チーム内で最初にプレイするプレイヤーは通常と同じように首都からスタートしますがパートナーのほうは首都に隣接していない別の都市からスタートします。
そうじゃないと6人チーム戦なんかスタート地点がぎゅうぎゅうになっちゃいますからね。

■チーム戦でアクティブプレイヤーが外交官をプレイした時、カードをコピーしてアクションを実行したあと、パートナーが追従アクションとして別なカードをコピーしてそっちのアクションを実行する

→正しくはアクティブプレイヤーがコピー先として選んだカードを、あたかもアクティブプレイヤーがプレイしたかのようにパートナーも同じカードの効果を実行します。

■ゲルマニアマップで海開拓者と陸開拓者のスタート位置が逆

→正しくは海開拓者が西、陸開拓者が東からスタートです。
でもたまに逆でやってみても新鮮かもしれませんね。

とりあえず公開して見つける度に追記していくスタイル。

(2022.9.10追記)

■倉庫に物品が溢れてしまう時は交換可能

→交換は出来ません。

(2023.2.1追記)

■塩は売買出来ない


→買うことは出来ないし、塩として売ることも出来ないけど、オールマイティなので布扱いして7セステルティウスで売ったりワイン扱いして6セステルティウスで売ったりは出来る。
ゲーム終了時のセステルティウス換算も同様。
日本ではNewGamesOrderが、売買出来ないと思うけどまあ卓ごとに好きにやったらいいよみたいな回答をしていたので売買出来ないルールが一時期一般化してたけど、BGGには上記のように売ることは出来るというデザイナーのコメントがあるようだ。
ちなみにboiteajuexに実装されているコンコルディアも売ることが出来るようになっている。
でも売買出来ないルールも味がある。

■2軒目以降の建築費用は既に建っている家の分だけ増加する


→正しくは既に建っている家の軒数×基本料金分追加される。
つまり2軒目の布都市なら14セステルティウス、3軒目なら21セステルティウス必要となる。

(2023.2.22追記)

■ブリタニアマップで陸の開拓者もPORTVS ITIVSからスタートする

→もちろん陸開拓者はLONDINIVMスタート。

(2024.6.23追記)

■商人プレイ時に売買出来るのは物品2種類ではなく物品2個

→プレイング辛すぎてすぐ間違いに気付きそう


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?