おはようございます、おやすみ

 最近5時に寝てお昼過ぎに起きる規則正しい生活をしている。休みの日はずっと寝ている。1日中、ご飯も食べず、水もほとんど飲まず、フラフラになって手が震えるまでベッドから出ない。
 1,2年前の休日は色んな場所に行って、色んな合唱団で練習して、色んな人とご飯食べて大忙しだったのに今はひたすら寝ている。あのときは平日に1日中寝ていた。フィールドワークや学会の後、すぐに実験したり、旅行に行ったりできる人が周りにたくさんいるから、週に1回眠りこけてる自分がとても情けない。元気で賑やかなしおちゃんは、できれば家で1人でいたいすごく暗い女だから元々無理なのさ。
 最近のこの生活習慣は去年の12月に精神がガタついたときに始まった気がする。20歳を超えてから最近のメンヘラブーム(笑)に乗っかかった私の精神のガタつきについてはいつかまた書きます。1月には立て直したけれど2月にまたダメになりました。私の思ってもないことを勝手に想像されることが耐えられなかった。私は必死に周りを見ているはずなのに、全く見れていないと思われていること、私が自由気まま呑気に生きていると思われていることも嫌だった。それで寝込んだ。他の人は私よりも全然周りに配慮して社会に馴染んでいるような気がするのに、寝込むほど思い詰めていなさそうな気がして(寝込んでいたら旅行どころではないだろう)これはなんかおかしい、薬が出ればいいなと思ったから、大学のカウンセリングに熱田生涯の公園でシクシク泣きながらメールを送った。春へ春へと流れる川がどちら向きに流れているか分からなかった。西日が不眠の瞼をより重くした。
 メールを送って5日後にカウンセリングをしてもらった。この日は徹夜で実験していたから、コーヒーでなんとか意識を保っていた。カウンセリングの場所が分からずウロウロして少し遅刻した。やっとたどり着いたカウンセリングの建物は私の他にも時間を待っている人が1,2人いた。少し待つとちょっと冷たそうなカウンセラーのおばちゃんが来た。名字を間違えられて訂正したが声のボリュームを調整できず、怒った感じになってしまって申し訳なかった。
 どうして相談に来たかを数分話すと、発達障害の傾向があると言われた。やはり、想像していた通り。引き続き、遅刻癖のことや狂った生活習慣のこと、度々親に気が利かないと言われてきたこと、そして私の思ってもないことを勝手に想像されることを話した。私は、授業中ゴソゴソしてたり、時間にルーズで不注意だったり、ADHDは恐らくあるだろうなと思ってたけど、カウンセラーのおばちゃんには自閉傾向があるねと言われた。自閉傾向?ASDの方?驚いた。自分では上手く人とコミュニケーションが取れている気がしていたから、ASDではないだろうと思っていた。よくよく考えれば上手くコミュニケーションが取れる人が高校の同級生と簡単に疎遠になったりしないし、自分の思ってもないことを勝手に想像されることはないはずだ。自分は何も自分のことを知らないんだな。まあ、お医者さんから診断を受けたわけではないので、確定ではなくまだ自称の域を超えきれてないのですが。カウンセリングの最後に死にたいという気持ちはあるかと聞かれた。私は生まれ変わりたいと答えた。大学2年生のときオンラインだった全学教養の宗教と人間社会とかいう上座仏教の講義を取ってから、私は生まれ変わりを信じている。そして、自分で人生を終わらせると生まれ変われないとどこかで聞いたことも信じている。次の人生、すぐ次でなくてもいいからいつかはハイキューの菅原さんみたいに周りに気を配れて明るく優しい素敵な人間になりたい。だから自分で自分で殺すわけにはいかない。答えになっていない答えにカウンセラーのおばちゃんはその分野には興味があったんだねえ、と言ってくれた。

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