ヒロアカ7期も好き(139-141)
せっかくリアルタイムで最新話を観られるので、細かく書き残していきたいなと思っています
難しいかもしれないが
7期スタートに際して6期をナガン以降からまた観直して、初見の時とはまた違う感動もあった
例えば、デク帰還後の葦戸が「もー、言ってよね〜」と呆れたように言うとこなんかは!怒りながらも誰より優しい、こういう描き分けがまた見事なんよね
そして何より轟、過去の自分を振り返りながら「でも今は違う」と言い切るのがこれまた印象的で
ヒロアカはたびたび、こういった「過去の自分と今の自分は違う」ということを描いていると思ってて
やり直すことや選び直すことに対してどこまでも肯定的な物語、こういうとこがやっぱり好きなんだよなと再確認できました
【139話】
・デクが戻れて本当によかった、、、洗濯物を外に干す時はちゃんと洗濯バサミ使ってほしい
・OPシリアス風味で良い!心操がチラッと映ったしコスチューム着てるのヤバいね…猛スピードの中でA組がハイタッチするのも好き、つながるつながる
・スターアンドストライプ!!!とても気持ちの良いキャラでありながら、オールマイトに憧れて努力を積み重ねてきたであろう厚みを初登場からズシンと感じられる迫力
・死柄木vsスターアンドストライプ、序盤からとんでもない迫力なのはともかく、解説セリフが多すぎて急にデスノート始まったかと思った
・6期であれほど恐るべき大覚醒を見せた死柄木があっさり追い詰められる、アメリカNo.1の実力はさすがに噛ませ犬で終わりはしなさそうだけど、勝敗を分けるキーとなるのが「名前」というね…
単なる能力合戦ではない、ヴィランのアイデンティティも絡める奥行きがさすがヒロアカと思いました
【140話】
・冒頭からブロスたちの成熟した距離感を見せてくれる、人と人との関係性に無理のない範囲で理想的な爽やかさを感じさせるヒロアカの良さがここでも光っていた
・しかしこんなにも早く退場してしまうとは…おそらく長くいるキャラではないだろうなと思ってはいたけど早かった
・単なる強さのインフレではなく、スターアンドストライプの登場で死柄木に明確なダメージが与えられて、おそらく今後にも影響してくる感じなのはよかった!素晴らしい爪痕
・入学当初を思い返しながら生徒たちの頼もしい成長に感じ入るオールマイト、これはまさしく教師の目線だったな〜
もはやガッポい展開はほとんどないけどそれでも学園ものとしての軸を失わない、こういうところも立派だと思います
【141話】
・青山、、、、、、、、、、、、、、、今日の今日まで内通者に関するネタバレを必死で回避してきてとうとう今回、葉隠のミスリードにも惑わされつつ正面からぶん殴られる衝撃展開
・生徒の中にはいないんだろう、もしいるとしてもA組ではないんだろうくらいに考えていたのでシンプルに驚いた
よく考えれば確かに怪しいと言えば怪しい、くらいの絶妙な納得度なのがまた憎い
・1期から青山だけはキャラづけがやたらと薄っぺらくて、でも例えばちびまる子ちゃん的にクラス内の複数の人物を描き分ける上では、1人くらいこういうナルシストキャラもいるもんだよなと思って完結していたもんだから
そこを逆手にとって、なんなら薄っぺらい言動の全てが実は自分を保つための必死な振る舞いだったという事実、これはかなりの重みで心にこびりついてしまった
・単なるドッキリ展開ではない納得感に、どれだけ話の作り方がうまいんだ!!!という感嘆と、単なる意外性重視のどんでん返しでは終わらせない誠実さが感じられることへの安心と、それでもまずはショックだというのが一番大きかった
・裏切りの構造としてはハリーポッターのマルフォイを少し想起させるような悲しさ、AFOがそもそも飛び抜けて隙のない危険人物だということがあるから余計に被害者なのが辛い
自分の保身だけではなく家族のため、という動機もまた切なくて、他者のために頑張れるヒーローとしての青山という部分でもあるのだけどね…
・葉隠と青山、どちらもこれまで深くは掘り下げられてこなかったキャラクターどうしのぶつかり合いで、物語の進め方として引き続きA組という強固な軸を維持してくれてるのがまた嬉しかった
・実はあれもこれも伏線だった!みたいなことにはあまり関心がない方だけど、青山のテンプレ的な振る舞いにも実は複雑な思いがあったという点を念頭に置いてまた観たいエピソードはいくつもあるな、困った
それにしてもね…青山がお腹をこわすのさえ!単なる面白のキャラづけと思わせておいて、実はデクと同じく後天的に得た個性であることの匂わせだったなんて
・葉隠かな、ミリオかな、セメントスだったらウケるな〜などと正体をあれこれ考えながら、内通者の正体は根っからの悪者だったらいいのに、とも思ってはいたけど
それはそれで物語が薄味になるだろうし、かといって裏切る以外に選択肢を奪われてしまった今回のような展開はやっぱりしんどいな…
・しかしここでもやっぱりね、過ちを経てもなお再起の可能性を模索する、誰も置いていかないのがヒロアカという感じで!デクが久しぶりにばっちり主人公やってくれてる感じも嬉しかった
シリアス展開を1話のうちに逆転へ向かわせる爽やかな話運びがとても優しくて好きでした、青山がいつか心からキラキラできる日が来ますように
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