「彼氏もいないんだし、院進してみたら」と父親に言われた女子大生、結果発表。
自己紹介
みなさん、お久しぶりです。どうもきのこの山の人です。
冗談はさておき、学部4年のぽてみなこと申します。現在、FUNラジ・FUN-BS・劇団Nullに所属しており、劇団Nullでは裏部長というちょっと強そうな役職に就任しました。特に強いわけでも暗躍しているわけでもないです。
私が記事を書くのは、前回の「きのこの山で炎上した件について」から1年ぶりになります。相変わらず拙い文章ですが、読んでいただけたら嬉しいです。
この記事について
今回お話しするのは、ズバリ『「彼氏もいないんだし、院進してみたら」と父親に言われた女子大生の結果発表。』です。
この記事は私のことを知っている方、私の近況を知りたい方はもちろん、大学院進学(特に一般入試)に興味がある…という方にもおすすめです。特に、「大学院に興味あるけど、授業なんて単位さえ取れればいいと思ってたから、推薦入試を受けるには成績が足りないよ~😭」という方に、少しでも一般入試での私の経験が役立てば嬉しいです。(はこだて未来大学の大学院に推薦で進学するには成績がわりと必要です。まだ1,2年生の子たちは間に合うから頑張ってね!)
さて、前置きが長くなってしまいましたが、本題に入っていこうと思います。
本題
事の始まり
まず事の発端ですが、3年の夏に父親にあることを言われました。
タイトルにもある通り、「彼氏がいないんだったら大学院進学してもいいんじゃない?」ということを父親言われたわけです。何言ってんだ。
まず前提として、私に彼氏がいなかったという状況は当時のTwitterを見ていた方はもう十分に知っている事実だと思うんですが、この頃本当に彼氏がいませんでした。本当に彼氏がいませんでしたって、まるでアイドルしか言わなそうなセリフですね、普通に彼氏が出来なかったです。
当時はこんなツイートしてました。後から見ると恥ずかしいので皆さんは彼氏(彼女)がいなくても、こんなツイートしないように気を付けてください。言われなくてもしねーよと思ったそこのお前、正しいです。
彼氏がいないのは事実として、なぜ大学院進学を進められたのかは謎ですが、たぶん父のことなのでもし彼氏がいる場合は進学ではなく彼氏に合わせて就職した方が都合がいいが、彼氏がいないならそういったことを考慮せず院進することが出来ると考えたのでしょう。
院進とはそういう動機でするものではない気もするのですが、まあ要するに「院進に興味あるならしちゃいなよ!」ということを言いたかったのだと思います。
院進に寛容な親をもてたことはありがたかったですが、夏の段階では私自身は院進を考えていませんでした。正直、大学でバリバリ研究頑張ってますというわけでもなく、とりあえず授業をこなす生活をしていたので普通に就職するだろうと考えていました。
しかし、少しだけ、このまま卒業していいのかと悩む自分もいました。なぜなら、私たちが入学したのはコロナ流行がちょうど始まった2020年。最初の二年はほとんど大学に登校しておらず、気づけば3年生になっていて、大学に通ったという実感がわきませんでした。このまま大学を去って、後悔が残らないのか…という考えが少しだけ頭に残っていたのです。
ターニングポイント
そこで転機が訪れます。私の大好きな友人、ほ〇みんと世間話をしていたところ大学院の話題になりました。
私「大学院進学する人ってあんまいないよね」
ほ「僕するよ」
私「え、ほづ〇ん院進すんの!?」
ほ「するし、FUNラジもする人いるんじゃないかな」
これを聞いた私は、こう思いました。
”ほづみんが院進するなら私もしよ~!”
・・・怖いでしょう。これが全ての進路を人次第で変えてきた女の思考回路です。高校受験の時も、当時好きだった先輩が行った高校に進学しました。怖。(進学してから振られました。)
ちょっと話が脱線しましたが、とにかくここで院進を決意してしまった私。とりあえず研究室の決定のための面談で院進希望ということを伝え、無事に第一希望の研究室に入ることが出来ました。
ちなみに、成績はこんな感じです。
参考になるか分かりませんが、1年生はコース選択のために必修単位は落とさないようにそこそこ頑張り、2年生で全てのやる気を失ったあと、3年生は友人たちの協力のおかげで一応卒研以外の必要単位をすべて取り切りました。GPAはほんとにひどいですね。こんな感じだったのでもちろん推薦は無理でした。
受験勉強開始(?)
研究室が決まったはいいものの、院試勉強なんて何したらいいか分からないな~と思っていた私は、とりあえずTOEICの勉強をしました。(弊学の大学院の一般入試での選抜方法はTOEIC・試験・面接で配点はそれぞれ100・200・150といった感じになっています。)
先輩におすすめされたスタディサプリに加入し、ふわっと単語をやり、ふわっとリスニングの勉強をし続けていました。テストはたくさん受けたのですが、スコアとしては
370(1月)→ 390(3月)→ 485(4月)→ 430(5月)→ 540(6月)
という微妙な推移でした。親に受験料を払ってもらっているのをいいことに受け過ぎました。お父さんお母さんごめんなさい。
ここで、来年受験する方は知っておいてほしいんですが、願書などの提出のだいたい1~2か月前ぐらいまでのTOEICスコアを提出することになります。
願書の提出締め切りを覚えていないのですが、8月に試験があり、6月に大学で行われたTOEIC IPがラストチャンスでした。
大学院入試の直前に大学でTOEIC IPをやってくれるので、それを利用していた受験者も割といたと思います。(毎年あるとは限らないので要注意)
それと嬉しいのが、未来大の大学院入試ではTOEICは670ぐらい(めちゃめちゃうろ覚えでごめんなさい)で満点換算になるんです。そのため、540というスコアは、受験には十分でした。
天変地異
そして、この受験勉強の期間中にある出来事が起きました。
彼氏が出来たんです
もう一回言わせてください。
彼氏が出来たんです
夏まであんな変なツイートをしてた女に彼氏が出来ました。人生初の彼氏というわけではないんですが、人生で初めて学校行事以外で異性と手を繋ぎました(?)
意味が分からないと思いますが、これまで最長で2か月しか付き合ったことがなく、手を繋ぐところまでたどり着いた経験がなかったわけです。
手を繋ぐのが人生の夢でした。草
まあとりあえず彼氏が出来たことは良かったとして、この彼氏がバイトをしてなかったわけです。そこで焦る私。
そのうちお金が足りなくなるんじゃないのか…?と考え、院試2か月前から、以前のバイトに加え朝5時からのバイトも始めます。
恋は盲目かもしれない、ただ私がバカなのかもしれない・・・。
彼氏の名誉のために言っておきたいのですが、別にヒモだったわけではないです。私が勝手に心配になってバイトを増やしてしまいました。(こう言うと余計ヒモっぽい。ち、違うんですよ!)
現在はバイトもしていて、相変わらず優しい彼氏なので安心していただきたいのですが、受験期はこの朝バイトで死んでいました。
もう一つのバイトが夜9時ごろに終わり、次の日は朝4時に起きてバイトに向かう生活。最初はうまく寝付けず、睡眠時間をしっかりとれない日々が続き、メンタルが崩壊し、寝る前に「受験に落ちたらごめん」と彼氏に謝りながら泣く日が多かったです。
とりあえずみなさんは、受験前のスケジュール管理は気を付けてください。バイトは減らしましょう。
受験のすすめ
かなり話が逸れてしまった気もしますが、とにかく受験勉強に関してお伝えしたいことは、人に頼ったり、情報を得ることはやっぱり大事!です。
受験において上記のことは当たり前ですが、特に同じ大学の大学院なんだから情報を得るのは簡単、面倒くさがらずに聞きましょう。
例えば、専門科目の試験で4科目中3科目選択する時、どの科目を選択するかのコツなど…やはり知っておいた方が良いことはたくさんあります。
研究室やサークルの先輩、困ったら私でもいいのでいろいろ話を聞いてみてください。
私が実際に受験して思ったことは
・TOEICは早めに終わらせて、専門科目の勉強に専念させる
・専門科目は、コースにもよるので情報を集めつつ、過去問をがっちりやる
・面接はちゃんと受け答えできれば問題なし
です。専門科目はしっかり1,2か月ぐらいは勉強するといいみたいです。私は、1ヶ月ぐらいやりました。ただ、本当に良くないのですが私は科目を絞って勉強していたため、4科目まんべんなくやる場合は1ヶ月では足りないかもしれないです。
面接の経験談
面接では、面接官3人の内1人にめちゃくちゃ詰められました。しかも研究内容ではなく声の大きさをまず詰められました。(え?)
声が小さいのは私が悪いので、そこから運動部時代を思い出しクソデカ声で喋り、「アナウンス(に関連した)の研究なんだから、アナウンサーみたいに喋れないの?」と言われ、やけくそでアナウンサーっぽく喋りました。そこから研究内容を詳しく聞かれたり、あまり研究に関係ない話をされたりもしました。
他の面接官の方が最後に、「アナウンスはマイクを使うから、声量はきっと必要ないんだよね?」という優しすぎるフォローを入れてくださり、なぜか詰めてきた先生も「さすが、綺麗な声だね」というツンデレ発言をしてきたため何とか涙をこらえながら笑顔で「ありがとうございます」と返し、緊張のあまり部屋を出て号泣しました。
このようにちょっと風変わりな先生にあたると、メンタルにくる面接になってしまう可能性もありますが、面接で失敗したから受験に落ちたというケースはあまり聞かないです。
長々と受験について書きましたが、
結果
合格でした!
謝辞
k〇zuくん、君がいなかったら確実に落ちてました、ありがとうございました。あと2年よろしくお願いします。
先輩方、面接練習してくれてありがとうございました。本当に助かりました。
担当教員様、たぶんこの記事を見ることはないと思うんですがいつもご迷惑をおかけしてすみません。これからもよろしくお願いします。
まとめ
この記事の結論は、「彼氏もいないんだし大学院進学したら」と父に勧められた女子大生は最終的に彼氏ができ、大学院進学する。です。
この記事を読んで、こいつずいぶん安易な気持ちで進学するな…と感じる方も多いと思いますが、私も安易な気持ちで進学することになっちまったな…と感じてはいるので、とにかくこの選択が良いものだったと言えるように残り2年ちょっと頑張りたいと思います。
では、みなさん、よき大学院受験を!
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