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続・銃砲店に行こう

優しいセンパイに話しかけられてほっこりしていると、銃砲店の専務取締役、小林さんがやってきて向かいのソファに腰をおろした。
以前、相談にきたことを覚えてくれたようだ。
狩猟免許の予備申請が通って、事前講習会を予約したことを告げる。
ここまでは問題なし。

続いて銃砲所持許可のタイミングをたずねたところ、
「まだ初心者講習会の申し込みしてないの?」
と驚かれてしまう。
次の講習会は7月22日。
定員は50名で、すでに30名ほどの申し込みがされているという。
それを逃すと日程的に今シーズンの猟期に間に合わないかもしれないと。

この日は土曜だったので、警察署の窓口はやっておらず、月曜の朝に浦和警察署の生活安全課に行くことにした。
念のため、電話してから行ったほうがいいとのこと。
申込書はA4の紙1枚のみ。なんだ、これだけでよかったのか……。
もっと早く相談に来ていれば……。
昨日の私に教えてあげたい……。

気を取り直して、これまで疑問だったことを聞いてみた。
まず、さいたま市は狩猟免許をとる人に補助金は出していない。
大日本猟友会から、これから猟をはじめる人に助成金が出るが、これは免許が取れて猟友会に入ってから申請できるのだそう。
対象者は40歳以下の男性と、すべての女性。
女性でよかった!(40歳以下じゃないし!)
ちなみに浦和銃砲は、浦和猟友会の事務局になっている。

医師の診断書については、いっぺんにまとめてもらわないで、その都度もらいに行くようアドバイスしてもらった。
近所の病院も教えてもらった。
かかりつけ病院のない私には大助かりだ。

銃砲所持許可の今後の流れ、気になっていた銃の保管のこと、弾のことなどの話も聞くことができた。
最後に
「猟友会の人と仲良くなっておくといいよ」
と言われた。
そうか、関東の猟師さんたちと父たちとの架け橋に、私がなれるかもしれない。
頭の中でスガ シカオが歌う『プロフェッショナル』の主題歌が流れた。


銃砲店でもらった冊子。無関心な愛犬イギーと

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