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半夏生(はんげしょう) 2023.07.02

朝7時起床。休日。天気が良さそうなので洗濯物を全て回して干す。暑くなってきてTシャツの消費がすごい。明らかに洗濯物の中に占めるTシャツの量が多い。

午前中は仕事。午前中までにと言っていたものをなんとか11時半頃に終える。朝昼兼用でパスタを茹でて賞味期限の切れたレトルトのソースをかけて食べる。

12時前に家を出る。梅田のラテラルで白央篤司さんとスズキナオさんとトークイベント。スーパードライを飲みながら、特別メニューの「キャベツとしらすのレンチン和え」を食べる。ラテラルではついつい揚げ物を食べてしまうが、野菜が食べられて嬉しい。

お二人の話はとにかく「家事は無理をしない」ということを大切にされているようだった。当然といえば当然なのだが、家事は生きるための手段であって目的ではなくて、だけど生活の中に必ずある以上は自分が満足できるものであってほしい。例えば「インスタントラーメンに胡椒をサッと振るだけでいい」「ネギを散らすだけでフレッシュ感が加わる」といった話が料理研究家の方から出るのはありがたい。
終演後、サインを頂く。白央さんとナオさんのご厚意で、みんなで飲みに行くことに。はしおさんも加わって4人で野田に向かう。白央さんがご贔屓にされている「千喜千輝」さんへ。

冷奴にオクラ、ツルムラサキ、梅肉
半夏生なのでタコ
盛り合わせ。どれもたまらなく美味い。
水茄子
ハモ出汁の温かい素麺

女将さんが作る手料理がとにかく優しくて美味しい。素材の味が引き立った絶品料理ばかり。特にこの日は暦上では「半夏生」にあたり、伝統としてタコを食べる日なのだそうだ。恥ずかしながらこの歳になってはじめて半夏生を知る。暦に合わせて食事をするの、すごく良いな。
店内での会話も楽しく、常連の方や、女将さんの息子さん(酒蔵に勤めているそうだ)も皆素敵な人ばかり。ついつい日本酒が進む。

大満足でお店を出て、解散かと思ったがナオさんが「お多福やってないかな」と提案して下さってお店まで行くとありがたいことに営業中。4人入店可能ということでありがたく中へ。

お多福は先代から引き継いだ息子さんが切り盛りする大衆酒場。黒板には魅力的なメニューがずらりと並ぶ。しかも洋食メニューが豊富で、僕たちはマグロのブルスケッタや、レバーパテ、マッシュルームソースといったメニューを注文して飲み直す。これがまた最高の酒場なのだ。「2軒目にお多福を持ってかれたの我ながらファインプレーだな〜」とナオさんの自画自賛も間違いない。白央さんともはしおさんともお酒が入ってたくさん楽しい話をする。

22時過ぎに解散。ホテルに戻る白央さんを見送ってから「一杯おごりますよ」というナオさんの言葉に甘えて3人で1缶だけ飲んでから電車に乗る。

さすがに酔って家に帰ってすぐに寝る。なんとか洗濯物だけは取り込んだが畳む気力はない。

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