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前回までの話

ケンカの翌日、わたしは
「いよいよ楽しくなってまいりました」と
つぶやいたものの、
体調が悪くなって、風邪をひいてしまいました。

そこで会社をお休みしたのですが、
会社を休むのは、
わたしが相当ヤバい段階に来ているサインです。
これはまずいまずい…

母には「おはよう」の挨拶をしたものの、
大切な話はお互い触れないまま。
とてもぎこちない…

母は母で、父と声高にわたしの悪口言ってるし、
息子に「あんな母親でかわいそうだ」とか言ってるし、
はあ、エネルギーが吸い取られる…と思いました。

母がエネルギー低い時のテンプレの行動で、
乙女心と秋の空みたいな感じで、
いちいち気にする意味がないのですが、
ここ最近家族ケンカしていなかったので、
こんなに、心って離れるっけ?という感じでした。

憎しみあって別々の道を歩みたい訳ではないので、
激しく怒りを表したことを、
謝らないと、と思うのに、糸口がつかめません。

どんどん気分が落ち込み、
地にめり込んでいくような感覚でした。

いつものパターンであれば、
「何か凹むことがあったら、
自分で笑って話せるようになるまで
誰とも距離を置く」
ということをしていました。

わたしは誰かに甘えるとか、頼るとかが苦手でした。
頭の整理ができないまま、悩みを相手に話したら、
相手からエネルギー奪っちゃうじゃん!
と思っていたのです。

よく考えたら、それって、
相手に価値提供しなきゃ、相手と関係性が結べない、
と思っている訳で、
それはひいては、相手を信頼していない、
ということでした。

その負けパターンは、
一番好きな人に出ていました。
嫌われたくない、というのが、
どうしても出てきてしまうのです。

今回、地にめり込んでいる状態で、
全然上向いていない状態だけど、
「誰かに頼ってみよう」
と思いました。

それなら、一番自分のことを伝えたい、
好きな人に頼ってみよう、と思いました。

「お疲れ様!
両親と大喧嘩して、現在進行形で
地面にめり込んでおります!
「自力で上がるまで、人と距離を取る」というのが、
わたしのいつものパターンなんだけど、
大切な人に頼りたくなって!
あなたの声を聞かせてもらえたら、嬉しい!
忙しかったらごめんなんだけど!」

とLINEを送りました。

正直言って、
むちゃくちゃ怖かったです。

相手の反応を期待してはいけないとはわかっているけど、
弱っているこの状態で、
好きな人から無視されたら、
結構立ち直れないぞ、とビクビクしていました。

そしたら、すぐに返信がきて、
「いいですよー」と。
本当に嬉しい…ありがたかった。

事の経緯を話したら、
「テンプレみたいなケンカですねw」って
笑われました。
なんだかそれだけで、めっちゃ気が楽になって、

その人からは、
「あなたはどうしたいんですか?」って尋ねられました。、

わたし「自立したいけど、
こんなケンカ別れしたい訳じゃないんだ」

「なら、親に「謝らなきゃ」って気にしながら、
過ごしてるのって、コスパ悪いですよ。
勝ち負けじゃないし、謝ろうと思ってるなら、
さっさと謝った方が楽ですよ」

コスパという観点がなかったので、
なるほど、と思いました。
それに、せっかくもらったアドバイスなのだから、
実践して報告しよう、と思えました。

好きな人に報告したい、という気持ちが
エンジンにもなって、
わたしはその翌日に、
親にしれっと
「こないだ激しい言葉で怒ってごめんね〜」
と言ってみました。

親「ん…」

反応悪っ!
ちょっとムカっとしましたが、
とにかく自分のやれることはやったのだから、
反応は関係ないのだ、
と思い直しました。

親への怒りが無くなった時点で改めて考えました。
親との同居、この家のこと。

親のことは愛しているし、
こんなにも育児、家事を手伝ってもらっています。
だからって、一緒に住むというのが、
一番適切な距離だろうか?
楽だから、という理由で、
いつまでも自立できていないのではないか?
これからも、「親と同居」前提で
人生の選択をしていくのだろうか?

同時に、この一軒家は、
息子の代まで残していきたいだろうか?
二世帯で作られたこの家を維持するのは、
かなりの労力がいります。
この家に守られてきた一方で、
この家に囚われてきたとも思いました。
これからも、そうしていくのが、
本当に望んでいることだろうか?

この居心地がいい、この場所は、
自分の描く理想の未来に進むためには、
手放していくもののような気がしてきました。

そして、そのことに気づかせるために、
こんなケンカが起きたのではないか、
とも思えてきました。

単なる家族のケンカではありますが、
そこで人を頼ることを学んだり、
これこら何を大切にして生きていきたいのか、を
考えるきっかけになったり。

神様はいろいろなメッセージを
送ってきてくれているようです。
キャッチするぜ!

次回、この後、
母が、わたしの参加しているビジネスコミュニティ、
ネクディメを見直す出来事が起きます。
家族問題 復活からの決意編に続きます!
(まだ引っ張るぜ!w)

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