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資産運用の覚書

前回noteの記事を書いたのが1年だったことに気づいて、戦慄している。
書きたいテーマは色々あったのだが、シゴトが忙しいという言い訳を自分にして毎日を過ごすしていたら、こんなことになってしまった。
しかもシゴトを辞めることもできておらず、決断力と実行力がなさすぎる自分に失望するしかない。

資産運用の質問を受けることが多くなってきた

会社の中で資産運用していることをそれとなく喋ってきたら、徐々に周りから質問を受けることが多くなってきた。以前、非常に秀逸な記事を見つけたので備忘でメモっておいたのだが、他人に説明するために自分のアタマの整理もかねて久々にnoteで記事を書いてみることにした。

なぜ資産運用が必要なのか?

おそらくほとんどの日本人は銀行貯金、生命保険、損害保険しかしていないと思う。この中で損害保険はリスクに対する純粋な意味で保険なので、資産を守る、あるいは増やす、という意味では貯金と生命保険が大きいのではないのだろうか。だけど、この2つでは足りない、と考えているのでまずはそこから語りたいと思う。

金融庁が発表したこの資料はすべての日本人が熟読するべき。

若い世代を中心に積み立てニーサの口座数が増えているようで、将来に対する危機感からか、彼らの行動は徐々に変わっているようで、変われない世代に何とも言えない想いがある。

貯金がダメなわけ

もちろん貯金は全部ダメだ、というつもりはない。
当面の生活資金や突然の出費に対する貯金が必要なのは言うまでもない。
逆に、当面使わない余剰資金を銀行口座においておくことはデメリットだと思う。
よく、資産運用というと株式投資にはリスクがある云々という反応を非常によく見る。これは正しい。株価は上がることもあるし、下がることもあるので将来が分からない以上、投資したおカネが減ることはある。だから、減らない貯金がいいのだ、と言う。
だが、これは違うと思う。貯金は減らないが、増えないのだ。これはこれでリスクだと思う。年金や保険料、税金は増えているし、物価も徐々に上がっていくだろう。この中でほぼ増えない貯金にお金を置いておくことはそれ自体がリスクなのだ。
どちらのリスクが大きいと感じるかは人それぞれだが、ここ数十年の日本の低成長と米国、世界の高成長を見れば、ボクは銀行での貯金の方がリスクが大きいと感じる。

生命保険がダメなわけ

これも一概に全部ダメ、というわけではない。家族構成や生活スタイルによって必要な場合もあるだろう。教育のための保険や死亡保険は家族に安心を与える、という意味で有用だ。ただし、よく聞くドル建てで、長期で、というような資産運用型の生命保険はほぼダメだと思う。それをやるくらいならネット銀行で外貨預金したほうがよろしい。

まず最初にやるべきこと(必須)

iDecoと積み立てニーサは必須である。なぜか?
この2つは税金がかからないからだ。そのうえ投資先が個別銘柄ではなく、投資信託なので、一定すでにリスク分散ができている。長期で見たときに成長する可能性が高い分野へ投資して後は放置、というのが投資初心者にオススメの唯一な方法だと思う。

投資先は楽天バンガードやeMaxisS&P500あたりに全額ぶっぱすれはOK。
どの会社の証券口座開いたいいかとか、やり方とか、具体的な銘柄とか、は気が向いたらまたnoteに書くことにしよう。

次にやること

ここから先は、資金的に余裕があるとか、トレード(投資ではない)に興味があるとか、でない限りは必要のない情報である。
各個人のトレードのスタンスや目標とするリターン、投資できる資金額によってやり方は異なるのであくまでボクの運用方法をメモしておく。
言うまでもないが、別にボクはプロの投資家でもないので、参考程度にご覧いただければ。twitterで探せば、この手の情報を発信している人はわんさかいるので、探してみるのもいいかもしれない。

積み立て投信を増やす&VTIの定期購入

iDecoと積み立てニーサが済んだら、次にボクがやったことである。
税金はかかるが、短期トレードでは素人はほぼ勝てない、投資とは本来長期で行うもの、という考えから積み立て投信とVTIの定期購入を行っている。
どちらも同じETFに投資するので、片方もしくは直接原資産を買えるVTIでよくね?と思ったが、為替リスクにビビって円建てで為替リスクがないように見える(見えるだけ)積み立て投信も行っている。心の安定を優先するチキンっぷりがうかがえる。
ボクは使っていないがNISAもできるみたいなので、ウェルスナビでもいいかもしれない。ウェルスナビは米国だけでなく日本のインデックス、不動産、ゴールドなどにも投資してさらにリスクを分散してくれる自動売買のサービスで一定の合理性があるように思う。ただ、そこまで分散しないといけない必要性を感じられないし、年1%の運用手数料が高いため、使っていない。それなら直接ETFを買った方がよろしい。

その他個別銘柄や債券

ここまでで運用はほぼ終わりである。ただ、これだと毎日やることがなくてヒマなので金額上限を決めたうえで、個別銘柄と債権にも手を出している。
債権は米国の長期国債一択である。為替リスクもあり手数料が高いが、世界最大の流動性と金利の高さから、これまた放置の長期で保有している。景気が回復してくれば金利が上がるかもしれないので、定期的に買い増ししてもいいかも。

個別株も基本的には長期保有で増配を続けている企業などを選んで投資しているが、本当に少額短期トレード目的の銘柄ももっている。極論0になって、紙切れになっても許容できる金額程度。

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