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WF-1000XM4の電池交換を5500円で対応中!SONYのワイヤレスイヤホンも郵送修理ポストリペアなら受付可能!

SONYのワイヤレスイヤホンWF-1000XM4のバッテリー交換ご依頼を頂きました。
WF-1000XM4はイヤホン同士がケーブルなどで接続されていない「完全ワイヤレスイヤホン」に分類され、左右にそれぞれボタン電池が内蔵されいます
スマホやタブレットと同じように、ワイヤレスイヤホンのボタン電池も使用と共に消耗します。
WF-1000XM4が発売されたは2021年6月なのですが、そろそろ充電持ちが顕著に悪くなっている方もいらっしゃると思います。
今回お送り頂いたWF-1000XM4は、片方だけ充電の減り方が異常に早い、という症状でした。
ワイヤレスイヤホンは分解が難しいとされており、電池交換を受けている修理店はほとんどありません。
そんな中、郵送修理ポストリペアでは様々なワイヤレスイヤホンのバッテリー交換に対応しております
それでは今回は実際に修理ご依頼頂いたSONY WF-1000XM4の電池交換を行います。
分解前にまずは動作確認を行います。
専用のアプリを使ってスマホに接続し…

ボタン電池交換前に起動確認を行っているソニーWF-1000XM4

Bluetooth接続、起動、充電など基本的な動作確認を行います。
今回ご依頼頂いたWF-1000XM4以外にも、SONY製のワイヤレスイヤホンならこの専用アプリを使うことで基本的な動作確認を行いますことが出来ます。
動作に問題ないことを確認したら早速分解を行います。
WF-1000XM4は外装部分が強力に接着されています。
少しの隙間があるので、ヘラやクラフトナイフを使って…

分解を行っている電池交換修理途中のワイヤレスイヤホンWF-1000XM4

イヤホン上下との粘着を剥がします。
WF-1000XM4の外装はプラスチック製なので、ヘラを強引に挿すと変形したり破損してしまいます。
郵送修理ポストリペアではヘラに粘着剥がしを浸透させるなどして慎重に作業を行っております。
外装の粘着を一周分丁寧に剥がすことで「殻割り」することが出来ます。
WF-1000XM4は分解すると…

本体内部のコネクタを外しているバッテリー交換修理途中の無線イヤホンWF-1000XM4

上部と下部を接続しているコネクタが見えます。
WF-1000XM4に限ったことではありませんが、ワイヤレスイヤホン内部にはケーブルが複数通っています。
強引に本体を開こうとしたり、作業中に落としてしまうと内部のケーブルが断線してしまいます。
ケーブルが断線すると…
・Bluetooth接続できない
・音が出ない
・そもそも起動しなくなる

など致命的な故障に繋がります。
WF-1000XM4のようなワイヤレスイヤホンはスマホやタブレットとは全く構造が異なるので、最初は当店のスタッフも苦労しました…。
セラミック製のヘラを使って内部のコネクタを外すことで…

本体を2分割に分解した電池パック交換途中のワイヤレスイヤホン WF-1000XM4

イヤホン下部の本体部分から上部を取り出すことが出来ました。
WF-1000XM4はこれで内部の基板部分にアクセスすることが出来ます。
スマホよりかなり小さいですが、基板上に複数のICチップが点在しています。
ヘラやピンセットなどでICチップを破損させないよう慎重に作業を進めます。
WF-1000XM4はこの基板の下にボタン電池が収まっています。
ケーブルが接続されたままだと基板を持ち上げることが出来ないので…

本体内の基板に接続されたケーブルを引き抜いている電池交換中のWF-1000XM4

慎重にケーブルを引き抜きます。
ただWF-1000XM4のこのケーブルは非常にかたく、簡単に引き抜くことが出来ません。
更にケーブルが接続されているコネクタ部分はプラスチック製なので、強く押さえつけると破損してしまいます。
ピンセットで強く引っ張ると断線する恐れもあるのですが、ただケーブルを抜く作業だけでもある程度のコツや技術力が必要です。
ケーブルが抜けたら基板を持ち上げる作業です。
WF-1000XM4の基板はボタン電池に接着されていて、簡単に剥がせないようになっています。
電気が通るヘラを使うとショートする恐れがあるので…

ボタン電池に接着された基板を剥がしているWF-1000XM4

セラミックやプラスチックなど、電気を通さないヘラを使って粘着を慎重に剥がします。
WF-1000XM4は基板裏に接点が付いています。
この接点に電池が触れることで通電しているのですが、接点が折れてしまうと起動不可になります。
基板を剥がす際に基板裏の接点を損傷させないよう要注意です。
粘着を剥がして基板を持ち上げることでやっとバッテリーにアクセスすることが出来ます。
WF-1000XM4はバッテリーの裏側も本体フレームに接着されています。

本体フレームに接着されたボタン電池を取り出そうとしているWF-1000XM4

とても強力な接着で、そう簡単に剥がすことが出来ません。
そして先述の通り、WF-1000XM4の外装はプラスチック製です。
ボタン電池を取り出す際にてこの原理で強引に作業を行うと、外装が変形したり割れたりします。
ボタン電池を取り出す作業も、少量の粘着剥がしを使用するなど慎重に行う必要があります。
粘着を剥がすことで…

劣化したボタン電池「Z55H」を取り出したWF-1000XM4

劣化したバッテリーを取り出すことが出来ました。
WF-1000XM4のイヤホン内に内蔵されているバッテリーの型番は「Z55H」です。
新品のバッテリーへと交換したら、本体を組み上げて動作確認を行います。
基板にケーブルを接続してコネクタなどを接続し、最後に外装を接着します。
郵送修理ポストリペアではWF-1000XM4の組み上げの際に、ただの粘着テープなどではなく、修理用の特殊な粘着液を使って圧着しています。
粘着テープより隙間が出来にくく、より強力に接着することが可能です。

バッテリー交換修理が完了したワイヤレスイヤホンWF-1000XM4

これでワイヤレスイヤホンWF-1000XM4の電池交換修理が完了しました!
ただ電池交換をするだけでなく、しっかりと動作確認も行います。
修理前と同じようにスマートフォンとBluetooth接続を行います。

電池交換後に動作確認を行っているWF-1000XM4

この通り接続されて、充電残量が増えることを確認しました。
音楽再生も問題なく、当然ノイズなども一切入っていません。
気になるのが修理後の外装の状態だと思います。
同じWF-1000XM4でも使用状況や期間など、粘着の強さにも個体差はありますが…

電池交換修理が完了した後のWF-1000XM4の外装

この通り分解したことがほぼ分からないくらいに仕上げられることがほとんどです。
動作確認を行って問題なければ修理完了です!
今回ご紹介させて頂いたのはWF-1000XM4ですが、郵送修理ポストリペアなら他の無線イヤホンも数多くの修理実績がございます。
今や無線イヤホンといえど、そう簡単に買い替え出来ないほど高額になってきました。
郵送修理ポストリペアならそんな痛い出費もある程度軽減することが出来ます!
WF-1000XM4の電池劣化や寿命、その他のワイヤレスイヤホンの電池交換をお考えの際もぜひ郵送修理ポストリペアへご相談くださいませ!

お問い合わせ


メーカー名:SONY
機器:完全ワイヤレスイヤホン
型番:WF-1000XM4
症状:片側だけ充電持ちが悪い
交換パーツ:ボタン電池
修理費用:ワイヤレスイヤホン電池交換料金表
修理時間:40分
保証期間:3ヵ月


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