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楽しい人たちの記録その4|堀伸也

3/22
本番初日。公演日和の快晴で暖かい日、全員で中板橋駅に集合しました。
演劇祭の方にご案内いただき劇場入り。

今回の公演は本番当日の午前中にリハをする形式なので、突貫で舞台や明かり作りなどの場当たりをしました。
裏動線の確認はできたものの、芝居面での調整時間が取れなかったのが悔やまれます。

演劇祭初参加なので勝手がわからない中、運営スタッフの方にすごく丁寧にご対応いただきました。
他の団体の方々もとても爽やかで若さを感じました。また参加したいです。

場当たり後は劇場を空け、開演まで待機。時間があくので近くのレンタルスペースに移動しました。
役者たちがご飯を食べるかたわら、桜子氏、ひでと照明の最後の打ち合わせもここで。

役者たちは座席に置くパンフレットの準備をしながら、サービス精神多めのキャラ変台詞合わせをしていました。
その後人々は各自のやり方で過ごしました。はるさんは最後まで台詞の確認、音響の森さんは睡眠、つよしさんは散歩に出かけ、ミカ氏はおからドーナツを食べてとても美味しいと言いました。

いよいよ時間になり、劇場へ移動。

荷物を運び入れ、いよいよ本番。伝え忘れていた希望をダメ元で伝えるも、可能な限り対応して下さる爽やかな演劇祭の方。申し訳ないです。また参加したいです。
その方の指示で客入れの音楽開始。こうなるともう演出にできることはありません。
楽屋を覗くと役者たちはこっそり円陣を組んでいました。がんばれ。

この日は満席の予定で、そうこうしているうちに座席はお客様で埋まりました。
つよしさんの前説が入り、開演。

作品の内容については劇場でお楽しみいただけたらと思いますが、ラストシーンの明かりが綺麗だったのと、一番リラックスしていた餡子さんののびのびとしたお芝居が印象的でした。
お客様には随所で笑っていただけてひと安心でした。

終演後、これまた速やかに片付けを開始。
撤収は早く、車へ荷物を運んだ後、明後日また元気に会うことを約束して去っていく役者たちなのでした。


このメンバーで公演できてよかった。少し早いけど。


文:堀伸也(作・演出)


🍷チケット🍷
ありがたいことに、3/24日曜日の回は満席の予約をいただいています。

🍺公演概要🍺
ケーキを海底のポストへ投函 vol.5『葡萄と麦と米と芋』
作・演出=堀伸也

[ 日程 ]
Day1. 2024年3月22日(金)  
 19:30 開場 / 20:00 開演
Day2. 2024年3月24日(日)  
 14:30 開場 / 15:00 開演
(上演時間は約1時間を予定)

[ チケット ]
・一般:2,000円
・高校生以下:1,500円
・リピーター割:500円

[ 会場 ]中板橋 新生館スタジオ
〒173-0016東京都板橋区中板橋19-6 ダイアパレス中板橋B1
(東武東上線 中板橋駅より徒歩二分)

名前のない演劇祭紫 参加作品
演劇企画集団「名前はない劇団」が主催・運営する演劇祭。第十五回目の開催となる今回は、北池袋・中板橋・池袋の3拠点での同時開催。13日間に渡り、68団体が公演を行う。

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