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ポストコロナon-line会議 #42「各国のコロナの現状~若者が観る教育の今までと今から~」

令和3年12月19日(日)「第42回 ピンチをチャンスに大反転ポストコロナon-line会議」を開催いたしました。130名の方にご参加いただき、誠にありがとうございました。

開催報告

開催日時 令和3年12月19日(日) 19:00~21:00
参加者数 130名
#42 「各国のコロナの現状~若者が観る教育の今までと今から~」
1.はじめに
  開催趣旨説明
2.COVID-19による世界・日本の現状
  世界・日本の感染者増加状況など
3.「真の教育」
  AI和合クリニック院長 長岡美妃先生
4. トークライブ「各国のコロナの現状~若者が観る教育の今までと今から~」
  21世紀の悟り人 令和哲学者Noh Jesu先生、長岡美妃先生、ゲストの皆さま
  グループディスカッション
5、質問コーナー
6.まとめ
  インフォメーション 

ナビゲーターの21世紀の悟り人 令和哲学者 Noh Jesu(ノ ジェス)先生、ファシリテーターの清水 七央子(しみず なおこ)さん、共同発起人のAI 和合クリニック院長 長岡 美妃(ながおか みき)先生、ゲストスピーカーの庭師見習い 四方 聖子(しかた しょうこ)さん、JeiGrid所属 古川 新二(ふるかわ しんじ)さん、一般社団法人Dignity Family Re/rise協会所属 Leilaさん、脚本家見習い 和田 捺希(わだ なつき)さんにご出演いただきました。(以下 敬称略)

今回のテーマは「各国のコロナの現状 ~若者が観る教育の今までと今から~」。今の教育を若者たちはどう見ているのか、率直な意見を通して、人間が本当は一体何を学ぶべきなのか、深める機会となりました。

1、はじめに

ファシリテーターの清水七央子氏による、開催趣旨の説明がありました。以下、概要です。

「新型コロナウイルスにより世界がパニックに陥っています。そこに対して、正確な問題の診断・正確な処方を追及し、共有したいという思いでポストコロナon-line会議を発足致しました。私たちは、問題を生み出したモノの見方「現実」から考えるのではなく、それらを一掃した「理想」から考えていきます。そして、体のコロナ(生命破壊)、経済のコロナ(生活破壊)、心のコロナ(尊厳破壊)という3つのコロナを同時に解決する英雄産業を創建し、世界をリードする日本を目指します。そのために、1000人の侍の結集によるコミュニティづくりを通した英雄産業をおこそうと取り組んで参ります。」

2、COVID-19による世界・日本の現状

世界・日本の最先端の状況を共有し、理解を深めました。

世界の感染者数:274,136,496人、死者数:5,349,216人
日本の感染者数:1,728,880人、死者数:18,375人

<世界・日本の情勢>
・新型コロナの飲み薬 24日にも国内初承認に向け審議へ厚労省
・米 新型コロナ死者の累計80万人超に オミクロン株警戒強まる
・ファイザー5歳未満のワクチン臨床試験 3回目接種必要か検証
・「『心のマスク』外して交流を」少年の主張全国大会で文部科学大臣賞
・コロナ流行後 7割以上の親が金融教育の関心上昇

3、真の教育

長岡先生より、教育とは何か、今までと今からで何が変わるべきか、お話いただきました。以下、一部をまとめたものです。

【ポイント】
世界とは人間のリテラシーである。

教育の目的とは、受動的なリテラシー(5感覚が基準)から能動的なリテラシー(「1」が基準)を持てるようにすること。

環境を統制し、チームプレイができる真の民主主義となる。

【詳細】
世界とは何でしょうか?それは、人間のリテラシー(解析)です。人間が認識するから世界は生まれるのです。世界の生まれ方には2種類のリテラシーがあります。

●受動的なリテラシー
5感覚が基準。
環境があって、その中に自分がいる。環境からの情報を受け取って解析した結果、世界が生まれる。
過去の記憶や一般常識、言語の縛りなどを受ける。
●能動的なリテラシー
「1」が基準。
点が生まれ、自分が生まれ、自分が能動的に解析をして世界をつくる。
宇宙のロゴスに従って自分が宇宙をつくる。

教育とは、受動的なリテラシーをしているところから能動的なリテラシーをできるように変えて人を育てることです。そのためには、①リテラシの基準「1」を教える(考えの出発点)、②宇宙のロゴスを教える(考えの走る道)、この2つが必要です。その結果、絶対平等の精神が生まれ、チームプレイができるようになり、真の民主主義が生まれます。

能動的リテラシーの感覚を持った人のことを釈迦のスッパニタータにはこうあります。

音に驚かない獅子のように
網にとらえられない風のように
水に汚されない蓮のように
犀の角のようにただ独り歩め

4、トークライブ

Noh先生、長岡先生、ゲスト3名の方たちと、教育の課題や理想についてディスカッションしました。以下、内容の一部をまとめたものです。

庭師見習い
四方 聖子
https://www.facebook.com/profile.php?id=100006899299380
JeiGrid所属
古川 新二
https://twitter.com/_sinjaga
一般社団法人Dignity Family Re/rise協会所属
Leila
https://twitter.com/0712Kuroneko216
脚本家見習い
和田 捺希

Q:今までの教育はどのような問題があると思いますか?

四方 誰かの言うことを聞けば正解。目上の人の言うことを聞いていればいいという受け身の状態があると思います。

古川 3つあります。①考える力が育たない。暗記教育で、質問が出ないくらい考える力が育ちません。 ②先生が上から目線。 ③夢を見つけにくい、やる気になる理由を見つけにくい。

Leila 共通土台がないことです。先生同士、生徒同士、先生と生徒の間でも。共通土台がないからチームプレイできません。また、先生から進学するか就職するか問われた時に「起業します」と言ったら「自分でやってください」と言われました。寄り添ってくれないんだと絶望しましたね。

和田 先生のご機嫌を取る教育、点取りゲームの教育になっています。

長岡 子どもの授業参観に言ったら30年前に自分が教わってきたことと同じことをやっていました。同じことをやっているから未来がどうなるか見えますよね。これは人間を潰す教育だと危機感を感じましたね。

Q:これからの教育には何が必要だと思いますか?

・考える力→やりたいことも見えてくる
・学びたい時に学びたいことを学べる教育
・夢を持てる教育。夢に向かってチャレンジできる。
・共通土台・共通認識を学校が持つこと
・自分自身の心に従うこと。
・自分自身の精神性を高める

Q:理想的な教育とはどのようなものだと思いますか?

・学校の中でチームプレイで学んでいける。先生も生徒から、生徒も先生から学び合える。
・能動的に自分が世界をつくっていくこと。
・昔の日本人の精神が根付く教育。自己の確立、親や環境への感謝にもつながる。
・現実が幸せになる教育。今は良い学校、良い仕事に就いても幸せになれると限らない。

Noh 日本文明の明治維新はミラクルです。なぜそれができたのか?を考えると、私の感覚ですが、教える側と学ぶ側を鮮明にさせた文化だったことにあるのではと思います。上下関係が明確で、その一番上に天皇がたって意思決定構造がしっかりしていました。上から下へ流れる世界一の意思決定システムでしたね。今からは逆で、上から下に流れるのではなく、下から上に行くこと。そして上も下もどちらからもいける。まるで両羽で飛ぶように。
文明のパラダイムが変わるためには、今までにない組織が生まれることが必要です。日本は組織システム構築の達人。全く新しい共同体文化をつくることですし、それを可能にする教育が生まれた時、世界を動かせる日本になるのではないでしょうか。

Q:大人たちが作ったバトンをパスされて自分が走るけど、どうやって若者たちは未来が自分たちのものと言って未来文明がつくれますか?

・大人たちにも今のやり方ではダメなことに気づいてもらって、一緒に頑張りたい。
・自分の考えを持って動く若者が増えているので、その人たちがおじいちゃん、おばあちゃんたちと交流しながら動きをつくっていくこと。
・団結して声をあげていくこと。
・自分の意志を持って、自分の考えを大人にぶつけられる若者が増えること。

6、まとめ

Noh 若者と一緒に話せて嬉しかったです。3000年、5000年続く本物の教育が日本から生まれないと、2050年には地球に人間が住むことができなくなります。長岡先生の話にもありましたが、教育とは環境解除できる人間を育成することです。けれど、目で見ているレベルでは環境を解除できる感覚ではないんですね。天動説は宗教の時代、地動説は科学の時代でした。これを統合できるのが、美学、わびさびです。だから日本文明が世界を救済できる唯一無二の集団なのです。
コロナパンデミックで2021年は530万人くらいの人々が亡くなりました。これはとんでもない戦争です。この戦争が終わった時に、日本の若者が全世界の若者を結集させて「人間をバカにするな!」と尊厳宣言をすることです。日本の歌に「かごめかごめ」がありますが、この歌には本当の自分はものすごい自分なんだということが示されています。ものすごい自分を教える本物の教育が心動学。心が動くと観点が自由自在に行き来できるようになって、チームプレイができるようになります。日本の若者が人類の宝になって令和維新をリードする。そんな若者たちを、nTechを学ぶ大人たちは無限大応援します。本日はありがとうございました。

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ライブ配信アーカイブ@YouTube

ポストコロナon-line会議
#42 「各国のコロナの現状~若者が観る教育の今までと今から~」

on-line会議後の2つのお楽しみ!

1)21:10から60分間の参加型交流会やってます!
ポストコロナon-line会議後に、60分間の参加型(Zoom)交流会をご用意しています!出演者と皆さんと一緒に会議の内容をより深めていきたいと考えています。主催者一同、心より皆さまのご参加をお待ちし、交流を楽しみにしています。詳細とお申し込みは、WEBサイトをご覧ください。
2)オンラインコミュニティ場あります!
パーフェクトストーム(COVID-19、経済大恐慌、心の不安)が到来する今、全ての問題を一掃するポストコロナ時代の新職業・新産業・新経済を研究する参加型onlineコミュニティです。今私達にできることは何なのかディスカッションを行い、プロジェクト2つ(未来産業創出研究プロジェクト、日本式ロックダウン研究プロジェクト)を立ち上げ、実際に活動していきます。詳しくは、ポストコロナon-line交流会にて!

ポストコロナon-line会議@WEBサイト

ポストコロナプロジェクト2020@Facebook

ポスコロ2

インフォメーション

令和哲学チャンネル@YouTube

令和哲学カフェ

月曜日〜金曜日21:00〜22:30

リテラシーマガジン

おわりに

当日の会に参加した皆さまから「若者たちがこんなに教育について語っているのがすごい」「自分は点数主義にのっかっていたけれど、これでいいのかと思っていた」「若者が悟ると世界を変えるだけの無限大のパワーを持っている!」といった感想が寄せられ、実りのある会となりました。たくさんの方々のご参加ありがとうございます。

ポスコロ4

出演者(敬称略)

ナビゲーター(代表発起人)
  21世紀の悟り人 令和哲学者 Noh Jesu(ノ ジェス)
プレゼンテーター
  AI 和合クリニック院長 長岡 美妃(ながおか みき)
ゲストスピーカー
  庭師見習い 四方 聖子(しかた しょうこ)
  JeiGrid所属 古川 新二(ふるかわ しんじ)
  一般社団法人Dignity Family Re/rise協会所属 Leila
  脚本家見習い 和田 捺希(わだ なつき)
ファシリテーター
  清水 七央子(しみず なおこ)
グループディスカッション 
  古川 いずみ(ふるかわ いずみ)
  小野 茂実(おの しげみ)
  牛田 彩也香(うしだ さやか)
  森 貴司(もり たかし)

スタッフ
ディレクター 帆足あかり、高村博子
サブディレクター 岸川幸代、土岐直美、八島利恵
スチールカメラマン 山口温子
現場サポート 山口拓子
Zoom操作 平井健太、岸川幸代
現場Zoom操作 山口温子
YouTube操作 中田健一、樋口智美
Twitter連携 玉井加菜子
タイムキーパー 土岐直美
資料作成 樋口智美、土岐直美
note記事編集 小水 嘉
WEBデザイン・マーケティング 池田 真梨子、三笠 惠美
WEB・Facebook編集 高村 博子、小田原 千草、大村 祐子、池田真梨子、三笠 惠美
監修 Noh Jesu(ノ ジェス)

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