ポストコロナon-line会議 #31「仕事の今~今までのモノ・コトづくりとこれからの仕事」
令和3年3月7日(日)「第31回 ピンチをチャンスに大反転ポストコロナon-line会議」を開催いたしました。178名の方にご参加いただき、誠にありがとうございました。
開催報告
開催日時 令和3年3月7日(日) 19:00~21:00
参加者数 178名
#31 「仕事の今~今までのモノ・コトづくりとこれからの仕事」
1.はじめに
開催趣旨説明
2.COVID-19による世界・日本の現状
世界・日本の感染者増加状況など
3.「これからのモノ・コト作り」
AI和合クリニック院長 長岡美妃先生
4. トークライブ
21世紀の悟り人 令和哲学者Noh Jesu先生、長岡美妃先生、ゲストの皆さま
グループディスカッション
5. 質問コーナー
6.まとめ
インフォメーション
ナビゲーターの21世紀の悟り人 令和哲学者 Noh Jesu(ノ ジェス)先生、ファシリテーターの風見 雅子(かざみ まさこ)さん、共同発起人のAI 和合クリニック院長 長岡 美妃(ながおか みき)先生、物流改善チーム 石田 晴也(いしだ せいや)さん、大阪3.0構想発起人 井上 篤(いのうえ あつし)さん、書道家 大隈 優子(おおくま ゆうこ)さん、心のインフラ開拓部 木村 哲也(きむら てつや)さんにご出演いただきました。(以下 敬称略)
今回のテーマは「仕事の今~今までのモノ・コトづくりとこれからの仕事」。コロナ禍で私たちの仕事は大きく変わっていく必要があります。今までの仕事と今からの仕事をどう見つめているのか、深める機会となりました。
1、はじめに
ファシリテーターの風見雅子氏による、開催趣旨の説明がありました。以下、概要です。
「新型コロナウイルスにより世界がパニックに陥っています。そこに対して、正確な問題の診断・正確な処方を追及し、共有したいという思いでポストコロナon-line会議を発足致しました。私たちは、問題を生み出したモノの見方「現実」から考えるのではなく、それらを一掃した「理想」から考えていきます。そして、体のコロナ(生命破壊)、経済のコロナ(生活破壊)、心のコロナ(尊厳破壊)という3つのコロナを同時に解決する英雄産業を創建し、世界をリードする日本を目指します。そのために、1000人の侍の結集によるコミュニティづくりを通した英雄産業をおこそうと取り組んで参ります。」
2、COVID-19による世界・日本の現状
世界・日本の最先端の状況を共有し、理解を深めました。
世界の感染者数:1,1646,3253人、死者数:258,6760人
日本の感染者数:43,7634人、死者数:8196人
<世界の状況>
・フランス、パリの週末ロックダウン見送り ワクチン接種加速へ
・WHO、中国調査報告を今月中旬に公表
・日米豪印、ワクチンをアジア諸国に配布計画 中国に対抗
・東京都でもワクチン優先接種始まる 医療従事者ら60万人対象
・首都圏1都3県の緊急事態宣言21日まで 2週間延期表明 菅首相
・観光業界「存亡の機」需要回復に遅れー緊急事態宣言
3、「これからのモノ・コト作り」
AI和合クリニック院長の長岡先生に、医療の観点から今までのモノづくり、コトづくり、そしてこれからの方向性について語っていただきました。
以下、内容をまとめたものです。
長岡 日本のモノづくりは、一人がいくつもの能力を発揮する多能的従業員のチームワークでやってきました。薬でいうと色んな作用を持つ漢方薬みたいなものです。一方、米中のモノづくりは、一人に一つのことを特価させる単能工の分業システムです。一つの症状に効果が対応する西洋薬のようですね。
そもそも日本のモノ(存在)に対する概念は何なのかというと、八百万の神です。モノには神が宿る。だからmade in Japanは「信頼」「安心」「高価」と言われました。そして日本のモノづくりには「道」があります。型から入って頭で考えず、経験で習得していきます。こうすることで無心の境地にいくのです。
無心になる先に日本がしたかったことは、人づくりです。本当のチームワークができる人間をつくること。ですから、経験に基づくモノづくりによって「無」の世界へ向かおうとしてきました。一方、西洋は数学・物理学を通して統一理論に向かいました。これらはどちらも限界があり、モノづくりは時間がかかりますし、数学・物理学は自分と繋がりません。これらの限界を補って東西教育の融合を起こしたのがnTechです。「無」とは何か、「1」のdefineを可能にし、目で見て姿形を見るところから、「1」から「道」を観るようになる心の時代が始まります。その教育を日本から始め、個性の花が咲き誇る時代をつくっていきましょう。
4、トークライブ
モノづくり、コトづくりの現場で活躍されている方たちを招いて、今までと今からの仕事について語り合いました。
以下、内容の一部を抜粋しています。
物流改善チーム
石田 晴也
心の幟を立てろ!
大阪3.0構想発起人
広告宣伝・販促品メーカー
井上 篤
株式会社天御座代表/書道家
大隈 優子
心のインフラ開拓部
代表取締役
木村 哲也
Q:人間にとって仕事の意義とは何でしょうか?
・日本の人口が減少し、お店が減り、売り上げが減っています。お店を立ち上げる人を増やす必要があります。そのためには、お店の幟を立ち上げることではなく、人の心に幟を立てること。それが仕事の意義だと思っています。
・ただ売り上げを上げることではなく、愛ある価値を生み出し続けること、お客様のために私たちがどうあるべきかが大切です。
・人間は誰もが進化発展しようとする意志を持っています。そんな心を高めることと、生活のための手段としても仕事があります。
・私は自己表現することが仕事になってきました。人生そのものをどう表現するのかが仕事だと思っています。
・時代によって仕事の意義も変わります。
Q:ポストコロナ時代に仕事の意義は変わると思いますか?変わるとすればどこからどのように変わると思いますか?
・一人ひとりの心から変わっていきます。
・コロナで内側に目を向けて日本や自分のことを見直す人が増えました。自分を見直して自己肯定することで、自己表現が豊かになり、それが仕事になっていくと思います。
・モノづくりをしていましたが、仕事がかなり減りました。今までは自分で何でもやっていましたが、どうしようもなくて人に相談するようになりましたね。
Q:ポストコロナ時代に日本社会で一番中心になる仕事とは何ですか?
・正直、わかりません。ただ今の延長線上では何もないと思います。
・常に一つの仕事ではなく、同時にいくつもの仕事をするパラレルワーカーになっていくと思います。
・令和哲学を学ぶと、全てが自分事になっていきます。だから利他の心になれます。その感覚を持って、社会課題を解決していくことが商品になっていきます。
・会社があってそこに入る、というスタイルから、個々に発信したいことがあり、自分がやりたいプロジェクトに入る共同型プロジェクトになっていくでしょう。
・日本社会は今「道」を失っています。「道」を取り戻すことです。
Q:人工知能(AI)が出てきてIot化する中で人間がすることは何でしょうか?
・今の社会課題が宝だと思ています。社会課題を解決する喜びが人間のエクスタシーになった時、人間にしかできない仕事がつくられるのではないでしょうか。
・先進国の日本だからこそできることがあります。世界を救済する日本。それがやるべきことです。
Q:日本のモノづくり、コトづくりの一番の弱点、いち早く解決しないといけないことは何だと思いますか?
・空気を読んで言いたいことをはっきりと言わないことです。
・私から見れば、従業員は会社のことは自分と関係がないという姿勢が多く、かといってそれを指摘すると反発が起きます。このコミュニケーションの問題を解決しないと進まないと思います。
・日本の伝統文化は消えゆこうとしています。型に縛られすぎていて、出る杭は打たれます。このままでは伝承が難しく、柔軟性が必要です。
・自分を出さないことが美徳とされているところ。
Noh 人間はターゲットに視線を共有することで動物より進化してきましたが、このレベルのモノの見方では文化的DNAの50%であり、西洋を超えていくことはできません。出発点まで戻ること。でないと0ベース思考ができないんです。0ベース思考ができないのは、結局のところ「1」が何なのかがわからないことにつながります。すべての数式は全部イコールになるわけですが、それは「1」になることです。これはあらゆるイメージをall zero化することでもあります。不完全なモノの見方を補うことです。人間のDNAを進化させて新人類を誕生させることが日本のミッションです。そのためには人間一人ひとりのやる気が無限大あふれ、無限の創造能力を発散させるようにする本当の教育が必要です。
6、まとめ
石田 組織形態がいろんな人の幸せや喜びに通じるものなら、こうしてまたディスカッションしていきたいです。
井上 道の論理体系があるといいなと思いました。
大隈 違うことを前提とした愛ある対話をしていきたいと感じました。
木村 素直になるのが一番ですね。自分の勝手な思い込みを押し付けずに、観点を融合させて次元を高めていきたいです。
長岡 人と人は個々別々です。それがどう融合していくのか。そのヒントが道にあるのではないかと思いました。道が導くところが無心。無心だから融合できます。無心を持っているのは日本。日本社会が世界に伝えていくメッセージは大きいものでしょう。
Noh 人は仕事なしでは生きることができません。パンデミックも起きていいる中、仕事においてもっと大きなイノベーションが必要です。今、人間とは何か、生きるとは何か、仕事とは何かといったことを全世界がしっかり考えるようになっていますね。こうした問いの答えをわかって、変化の仕組みを理解し、自分の中に意思決定構造を持つことが必要です。そうでないと、0ベース思考、無心の心にはなれません。これを可能にしたのがnTechです。25年前から取り組み、日本の盾として完成しています。科学技術の次の認識技術、人間の文化的DNAの不完全を補う人類保管プロジェクトとして日本から全世界に広げていきたいです。皆さんと共にその道を歩めたらうれしいです。本日はありがとうございました。
ライブ配信アーカイブ@YouTube
ポストコロナon-line会議
#31 「仕事の今~今までのモノ・コトづくりとこれからの仕事」
on-line会議後の2つのお楽しみ!
1)21:10から60分間の参加型交流会やってます!
ポストコロナon-line会議後に、60分間の参加型(Zoom)交流会をご用意しています!出演者と皆さんと一緒に会議の内容をより深めていきたいと考えています。主催者一同、心より皆さまのご参加をお待ちし、交流を楽しみにしています。詳細とお申し込みは、WEBサイトをご覧ください。
2)オンラインコミュニティ場あります!
パーフェクトストーム(COVID-19、経済大恐慌、心の不安)が到来する今、全ての問題を一掃するポストコロナ時代の新職業・新産業・新経済を研究する参加型onlineコミュニティです。今私達にできることは何なのかディスカッションを行い、プロジェクト2つ(未来産業創出研究プロジェクト、日本式ロックダウン研究プロジェクト)を立ち上げ、実際に活動していきます。詳しくは、ポストコロナon-line交流会にて!
ポストコロナon-line会議@WEBサイト
ポストコロナプロジェクト2020@Facebook
インフォメーション
令和哲学チャンネル@YouTube
令和哲学カフェ
月曜日〜金曜日21:00〜22:30
世界基軸教育28日間プログラム
おわりに
当日の会に参加した皆さまから「教育と仕事がつながらないのは大きな問題ですね」「人の心が生き生きとするモノづくりをしたい」「誰かにつくられるのではなく、自らつくることで輝く」といった感想が寄せられ、実りのある会となりました。たくさんの方々のご参加ありがとうございます。
出演者(敬称略)
ナビゲーター(代表発起人)
21世紀の悟り人 令和哲学者 Noh Jesu(ノ ジェス)
プレゼンテーター
AI 和合クリニック院長 長岡 美妃(ながおか みき)
ゲストスピーカー
物流改善チーム 石田 晴也(いしだ せいや)
大阪3.0構想発起人 井上 篤(いのうえ あつし)
書道家 大隈 優子(おおくま ゆうこ)
心のインフラ開拓部 木村 哲也(きむら てつや)
ファシリテーター
風見 雅子(かざみ まさこ)
グループディスカッション
原田 卓(はらだ すぐる)
大場 美絵(おおば みえ)
石橋 依己(いしばし えみ)
スタッフ
ディレクター 高村博子、池田真梨子
サブディレクター 土岐直美、大村祐子
現場サポート 山口 温子
現場Zoom操作と写真 新原千春
Zoom操作 亀井薫、平井健太、三浦健
YouTube操作 中田健一、樋口智美
Twitter連携 玉井加菜子
タイムキーパー 土岐直美
資料作成 樋口智美
note記事編集 小水 嘉
WEBデザイン・マーケティング 池田 真梨子、三笠 惠美
WEB・Facebook編集 高村 博子、小田原 千草、西尾 佳子、大村 祐子、池田真梨子、三笠 惠美
監修 Noh Jesu(ノ ジェス)