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ポスタス株式会社 リファラル採用推進チームのこれまで

※4/1から法人化し、POS+ COMPANYからポスタス株式会社に変わっております。

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近年、就職活動の市場では学生さんにとって売り手市場と言われ、内定が決まりやすい状況であると言われています。

しかし、それは同時に企業側の採用活動の激化を表しており、更には新規参画者の始業後のフォローアップが難しくなっていることも確かです。


そんな中で、様々な採用手法が各企業で取られています。

我々、ポスタス株式会社では現在、リファラル採用を推進しており、実際にどんな活動をしているのか、というのをこちらの記事にまとめていこうと思います。


また、前回の記事で弊社の朝会の改革についても紹介しているので、是非そちらも御覧ください。

リファラル採用 is 何?

上記の記事からそのまま引用させていただくと、リファラル採用とは

すでに自社で働いている社員から人材の紹介を受けたり、人材を推薦してもらったりして実施する採用活動のこと

のことを指します。

メリットとしては、

・採用コストの削減
・採用プロセスの簡略化
・人材の定着率の向上

などが挙げられます。

リファラル採用推進チーム is 何?

そんなリファラル採用を推進していくチームが社内に存在し、そのチームが「リファラル採用推進チーム」と呼ばれています。

「人事じゃないのか」と思う方もいるかもしれませんが、リファラル採用推進チームの多くは人事ではありません。

社内でアンケートを取り、「自分の働く会社、部署を友人に勧めたいか」という観点でデータを定量化。そのスコアが高かった人を中心にリファラル採用推進チームが結成されています。

"ミスマッチを防ぐ"というリファラル採用の効果を最大限に発揮させるため、人事主導ではなく現場主導でリファラル採用を推進していくことが重要であると我々は考えています。


ちなみに上記の「自分の働く会社、部署を友人に勧めたいか」という観点で定量化したデータはeNPS(Employee Net Promoter Score)と呼ばれます。

KPIは?

リファラル採用推進活動におけるKPIは上記にもあるeNPSです。

メンバーのeNPSを上げることができれば、友人を誘いやすい空気感が生まれ、応募数、採用決定数がついてくると考えています。

eNPSを上げるために様々な施策を投じているわけです。

MyReferの存在

弊社のリファラル採用活動を語る上で忘れてはいけないのはMyReferの存在です。

MyReferとは国内初のリファラル採用活性化サービスのことを指しています。

実際に弊社ではMyReferを導入し、リファラル採用を円滑に進めています。

実際にメンバーはMyReferのアプリをそれぞれのスマホにインストールし、利用する訳ですが、

実際にMyReferで何ができるのかというと、以下のようなことができます。

1.社内報の閲覧

会社の取り組みとして何を行ったのか、何を行おうとしているのか、ということがSNSのような形で確認できます。

2.募集ポジションの確認

現状、会社がどのようなポジションを求めているのか、給与や条件なども含めて確認することができます。

また、そこから紹介用のURLを発行し、紹介したい友人に送ることができるので、「友達紹介してみたいけど、求人票なんて持ってないしな…」なんてこともなく、簡単な操作で友人に自社を紹介することができます。

3.他のメンバーのリファラル活動の確認

社内で他のメンバーがどのように活動しているのか、他のメンバーは自社の良いところをどこだと思っているのか、また、実際にリファラル採用で入社が決まった場合も速報が流れます。

活動しているのが自分だけでは無く、他の人も活動しているというのが可視化されているのは、安心感がありますし、他のメンバーの会社への思いも見れるので、リファラル採用活動の手助けにもなりますね。


他にも色々と機能はありますが、弊社では上記のような機能を使って、メンバーにも1人のリクルーターとして活動して頂けるように支援しています。


活動① シャッフルランチ

では実際にリファラル採用推進チームは何をしているのかということを紹介していきます。

大きな取り組みとしては2つあります。

まず1つ目はシャッフルランチです。

シャッフルランチと称して部署関係なく様々な人を巻き込みながらランチに行っています。

必ずファシリテーターとしてリファラル採用推進チームのメンバーが1人は同行しますが、それ以外はリファラル採用推進チームがランダムで選んだ、部署も勤続年数も異なるメンバーと共にランチに行きます。

このシャッフルランチの中で、お互いの業務や性格の理解を促すことで、会社理解を深め、リファラル採用の活動につなげていこうというのが目的です。


勿論、ランチ代は会社から出ます

「タダでランチが食べられる」ということもあり、参加率はかなり高く、20回以上開催されています。

また、運がいいとマネージャー、GM、EMと一緒の回になることもあり、マネージャーと気楽に話せると評判です。


参加したメンバーにその後にとったアンケートでは、

「部署を超えたメンバーとコミュニケーションを取ることができた点が良かった」
「面識があまりない人と喋れたり、面識がある人でもいろいろ会話ができたので楽しい時間でした」
「普段どんな仕事をしているのか知ることができた
もっと普段かかわることができていない方々と話してみたい、知りたいと思えた」

等のご感想を頂き、実際にメンバーもシャッフルランチを通して、他チームとの交流を楽しんでいるようです。


このシャッフルランチの活動記録はMyReferと全体のSlackのワークスペースで共有されているので、全メンバーは自分が参加した以外のシャッフルランチの詳細についても知ることができます。


活動② 他己紹介

2つ目の活動は他己紹介です。

営業のロープレなどでも使われることのある他己紹介ですが、弊社ではこれを全体で行っています。


しかし、ロープレと同様に時間を決め、対面での他己紹介を全体で行うのはかなりハードルが高いので、Slackを活用してカジュアルに行っています。


どの様に行っているかというと

①リファラル採用推進チームのメンバーから、紹介してほしい人を指名され、その人についてヒアリング

②予め決められたフォーマットに従って、他己紹介の文章を作成

③その文章を朝か昼過ぎに全体のSlackのワークスペースに投稿

④紹介された人は、新たにリファラル採用推進チームから指名をされるので、その人についてヒアリング

といった感じで、ループさせています。

リファラル採用推進チームから指名される人も、全く面識のない人ということは無く、

◯同じチームのメンバー
◯以前同じチームで働いていたメンバー
◯研修を共にした同期

など、他己紹介しやすいであろう人を選び、指名しています。


他己紹介の目的としては、勿論面識の無い方へ、メンバーを紹介することで、知り合うきっかけにしてもらおうというところもありますが、他己紹介を書く為のヒアリングを通してお互いをより深く知ってもらおうというところもあります。


実際に書いてもらう他己紹介のフォーマットは以下のようなものです。

・名前
・部署
・どんな仕事をしているか
・趣味/好きなもの
・~は〇〇さんに聞け!!
・〇〇さんのイメージを画像で表すと?

このフォーマットを埋めようとヒアリングをしてもらうと、普段顔を合わせていたメンバーの意外な一面が見つかることがよくあります。

「〇〇さんも~好きだったの!?」

「〇〇さんと△△さんは似ているかもしれない」

などなど、チーム内の話題の提供としてもたいへん役立っているようです。


こういった活動により、組織内の理解を深めて、リファラル採用活動に活かしていきたいと考えています。


成果は出てる?

実際にこれらの活動を通して結果が出ているのか?という一番気になるところですが、実際の成果として

・リファラル採用取り組み半月でカジュアル面談6件
・18年度と比較し、応募数が5倍、決定数は3.5倍

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などなど、推進活動の効果は現れているのかなと思います。


特に応募数の伸びは顕著に出ていますね。

1年だけのデータだと、少し信用に欠けるところはありますが、応募数が5倍というのは少なくともリファラル採用や社内活動の効果が出ているのではないかなと思います。


今後とも、活動を続け、内部組織を活発化させていければなと思います!

また何かあれば、記事にしていくのでその際も見て頂けると有り難いです。


ここまで見て頂き、有難う御座いましたm(_ _)m