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歌ってみた1年目にして初めて作曲してみた話 |#記録

大学春休みに入ったと思えば、4月を迎えようとしている. 大学もこの前入学したつもりだったのにもう来年には卒業である. 早い…怖い. 小、中、高、大学. これまで生きてきた年数イコール学生であったのに、長い刑務所生活に等しい社会人生活のスタートは近い. 社会に出るということはある意味で自由になるということである. これまで親の保護下からの解放であるのだから. 

Es エス
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しかし、学生時代と圧倒的に変わることが点数では測れない目に見えない何かに気を配らなければならなくなる. 責任だとか、コミュニケーション能力だとか、そんなものが評価に大きく関係してくるのである. 学生であれば、点数さえとっていれば、単位さえとっていれば順当に進級、進学が可能であった. 私は義務教育下でのお勉強が嫌いだった. 嫌いだからこそ頑張らず平均以上を取っていれば誰からも文句も言われず、それ以外は自由にやっていた. 社会では嫌いなことすらも積極的に行うことが求められるであろう. 学生にとっての社会は未知の世界で、自由のない世界だと捉えている.
今こそ”フロイト”の感性が理解できる. ”AI化が進んでも人間が働かなくて良い社会なんて訪れない”. だって”素晴らしい資本主義社会”だもの… ”ケインズ”は杞憂であった. こんな頭の中を流れるワードをもとに音楽を作っていた. 

長い前置きであったが、"自由な社会に自由はない"といった曲である. ”神は死んだ”という有名な台詞があるが、科学が進展し神への信仰が薄くなった. 今心から信じている者はいないに等しい. しかし、分業から機械化が進むと同時に資本主義の中核とも言える大量生産、価格競争によって低コスト化が進んだ. AI化が進み誰もがAIを利用することでなんでもできる世界はすぐそこまできている. つまり、私たちがボタンを押すだけで大抵の仕事は知識がなくてもこなせてしまうのだ. 資本家にとってはそちらの方が都合が良いであろう. そんな世界で、大多数の人は科学から目を背け神に縋っているかもしれない. それが過去の神とは違った何かへの信仰かもしれない. どちらにしてもそこに本当の意味での自由は存在していないと考えている.
むしろ神がいた世界の方が、精神的には解放された自由を手に入れられるかもしれない. もちろんそこには信仰の自由が必要であるのだが… 今は選択の自由がありすぎる上に、情報のキャパはオーバーしている. "それが自由であるのか?" そんなどうでも良いことを歌詞にしてしまった曲だ.

音楽理論もわからず、手探りで作ってみたのでノリで聞いていただければ幸いです!
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