人生が辛くなった時の対処法編集
人生がつらくなったり嫌になったりしたときの対処法②
ブログの更新をします。
いつも貴重な御時間を有難うございます。
今回は、思いもよらない急激なプレッシャーがかかった時の対処ということになります。
尚、この「ミーム」や「SWM」という語句の説明は、別のブログに書かせていただいていますので、そちらを参考にしていただきますようにお願いいたします。
急激なプレッシャーがかかった時(リズムが止められない場合)
常に周りからの期待や様々なプレッシャーの中にいる多くの人が、予想もできない急なストレスがかる場合は、この対象になります。
例えば、芸術家やスポーツ選手、危機管理の仕事に従事している人などのイレギュラーが比較的に起こりやすい職業の人たちのことです。
彼らにとってのストレスは、思いが長期に渡りかなえられない「想像・創造」のアルゴリズムの場合とは違い、一瞬にして生活や仕事に直接悪影響を与える可能性が出てきます。
しかしながら、この急激なストレスについては、まず冷静な判断が必要になります。
というのは、そのストレスが何らかの悪影響を及ぼすことがなくても、人間は、その急激な変化が自分への危機的な問題であると一旦は認識して、全身で緊張を感じるからです。
記憶に残っている悪いイメージを思い起こさせるような出来事があったときだけでなく、大きな声や物音、目の前の景色の急激な、ただ単なる変化にさえも一時緊張してしまいます。
時には、匂いや肌触りのようなものでも緊張の原因になったりするようです。
パニックやトラウマなどもそれに近いのかもしれません。
ですから、急激なストレスを感じた時は、まず冷静に状況判断をする必要があります。
今から、「ミーム」の「拡散」のアルゴリズムである「安全・安心」をご説明します。
これらは、心身ともに安全であることを早急に確認することで安心感を得て、事実をできる限り適切に認識して、問題解決につなげることが目的になります。
☆「安全・安心」のアルゴリズム指標 ☆
① 急なプレッシャーを肌で感じると、まずは、あなたに危険が及ぶかどうかを確認し、可能で、且つ必要であれば避難する。
②大きな深呼吸3回しながら、現在のあなたや周りの状況が落ち着くまで待つ。
③その上で、今から下記のことを3分以内で考える。
〇 そのストレスの対象が誰なのか?
〇 そのストレスの直接的原因が何なのか?
〇 そのストレスがあなたの体を傷つけたり、心を疲れさせたりするのか?
〇 そのストレスを回避したり、半減させる方法があるのか?
〇 周りや環境がそのストレスのせいで傷ついたり、心が疲れたりするのか?
〇 そうであれば、そのストレスを回避したり、半減させる方法があるのか?
〇 そのストレスがあるとどれくらいSEED(時間、お金、物、あなたの手間)
の負担がかかるのか? もしくは、SEEDが増えるのか?
〇 このストレスがあったら何か逆にいいことはないのか?
〇 これから時系列で起こりそうな問題として何があるのか?
前もって回避できるものか? 2回目以降に回避するにはどうしたらいいのか?
〇 その問題を一緒に解決できる協力者はいるのか?
〇 そもそもこのストレスの問題は、今、解決しなければいけないのか?
今あげたことを、約1分~3分以内で冷静に分析してみましょう。
当然、わからないものは注意して、少しの間観察する対象にします。
しかしながら、いざという時の1~3分の間に、このような判断ができるのかという疑問も当然出てきますが、この「安全・安心」のアルゴリズム指標は、緊急的な危機管理の問題を解決するにも役に立つので、前もって、様々な状況を想定して何度か繰り返し利用しておきましょう。
ちなみに、この「安全・安心」のアルゴリズム指標は、回数を重ねることで自分のオリジナルな「安全・安心」のアルゴリズム指標を作ることができますが、内容を間違えると、かえって動きにくくて、実際の行動に対してマイナスになることになりますので、最初は、このまま利用してください。
ここで、大切なことは、パニックにならないようにして、その状況下での適切な判断ができるかどうかということになります。
ただ、このような急激なストレスをもつ職業の人には、コーチなどのサポートがしっかりしている場合が多く、問題の解決方法を彼らはあらかじめ持っている場合が多いようです。
ですが、ここでは適切なプロフェッショナルなサポートを持たない人でも、パニックをどのように抑えるかを中心に「ミーム」視点で言及したいと思います。
その為の第一段階として、今お話しした「安全・安心」のアルゴリズム指標があります。
しかしながら、いくらこのように冷静な判断をした後でも、早急に回避しなければいけないプレッシャーだと認識すると、やはりそのストレスに対しての何らかの対応を早急にとる必要があります。
次は、その際の対処法のお話をしたいと思います。
以前に言及した「停止・修正」のアルゴリズムは「自分が普段あまり使わない感覚のみを意識して使用する」ことでしたので、今回のような急な仕事やアクシデントにはあまり向いていません。
なぜなら、中長期的に今の仕事やミッションを完全に止めることができない場合があるからです。
ストレスの流れを急激に止めることで、目の前にある多くの成果を失う可能性も出てきます。
この場合は、緊張のひもがほどけたというような表現になるのでしょうが。
それでは、テニスの試合で起こったイージーミスを繰り返した後に、焦ってしまった自身を通常の状態に戻す方法や、大観衆の前に立たされた自分に襲い掛かるたくさんの観客からの視線や、大切なプレゼンテーションをする際に、一瞬頭が真っ白になっることなどに対してどうすればよいのでしょうか?
その場合は、2つの方法があります。
① 前もって今以上に大きな負荷をかけて「慣れさせること」こと。
② パニック時のバランスを崩した感覚を一気に元に戻すこと。
まず、
① 定期的に、自分のやるべきミッションに関連した負荷を想定して何度も大きくかけることで、プレッシャーを感じさせないようにする。(エンジンをかける)
ただし、血圧の高い方や疾患のある方はご注意ください!
可能とされるまで負荷を大きく、限界に近いプレッシャーを敢えて定期的にかけることで、実際のプレッシャーをそれ程感じなくさせることができます。
例えば、よりプレッシャーのかかる実戦に近い練習を敢えて数多く経験することです。
ここで大切なことは、できるだけ楽しく能動的に負荷をかけるということになります。
特に、プレッシャーとは、体や精神に楽しく負荷をかけることや、目的のために自ら進んで自己表現することと非常に相性がいいのです。
つまり、プレッシャーをエネルギーに変えてくれるのです。
例えば、野球のバッティングで言えば、通常より10キロ以上早いスピードのボールを打つ練習を何度も繰り返した結果、本番で上手く打てると、大きな声を出して特定のリアクション表現を取ることで、そのストレスが大きな力になる場合があります。
これを、ミームの「拡散」のアルゴリズム「反射・反応」になります。
より抑圧されたストレスやプレッシャーに向かう時に、それ相当の反発する力に合わせて、自然と出てくるリアクションをわざとルーティーン化して、敢えて大きく反応します。
それが、時にモチベーションやエネルギーをもたらすような大きな表現にも繋がります。
プレッシャーに強い人はリアクションがうまい人が多く、緊張をそのリアクションで緩めることを知っています。
プロ野球の選手が、ホームランを打つときにランニングをしながらその選手独特のルーティンのようなポーズを取る人がいますが、大きなプレッシャーに打ち勝ったときに、思わず出す大きなガッツポーズと同じであると考えます。
抑圧されたプレッシャーから解放させるときに、このような行動を取ることで、より大きな高揚感や解放感、達成感を感じることができるのです。
舞台や演奏の発表会については、できるだけ数多くの大会に出場して場数を踏むことでプレッシャーになれることができます。
その際の練習では、普段はやらないスキルの高い演出をしたり、アドリブをしておきましょう。
意識が究極の状態でもアドリブを入れて、周りの反応を感じ取れるようなプレッシャーの遊びをしても面白いかもしれません。
私も、必ず、プレゼンをする時には鉄板のお笑いのネタをするようにします。
これがうけると非常に心強くなりますが、例え滑っても、滑ったことまでをネタにしておきます。
当然、このためのエレベータピッチを、10秒と30秒と180秒の3種類用意しています。
イメージとしては、緊張という大きなエネルギーを発散できるエンジンを常にふかしていくことで、あなたという乗り物をを上手く稼働させることにつながるのです。
緊張が我々にもたらすことで、一番残念な結果が、緊張しすぎて何も自分を出すことなく終わったという経験は、誰しもが経験したことがあると思います。
まだ、堂々と、凛として、感謝に満ちた恥をかく方が何倍も印象に残りますし、「ミーム」から見ても一生懸命に、ひたむきな「SWM」を表現できていることになります。
ただ、堂々と、凛として、感謝に満ちたという部分が大切になります。
そつなくこなす人で、満足している人が時たまにかけますが、相手の「ミーム」になるためには、全く意味がないことになります。
あなたの「ミーム」が爪痕を残してほしがっているからです。
その為には、同じ状況で、同じシュチエ―ションで、同じイメージで、前もって何度も練習をすることが必要になります。
正に、同じ状況で同じような場所で、繰り返し「反射・反応」することで、あなたの大きなプレッシャーが、逆に大きなエネルギーに変化してくれます。
② パニック時のバランスを崩した感覚を一気に元に戻すこと。
次に、先ほどの「ミーム」のアルゴリズムの「安全・安心」とは逆の、「安心・安全」のアルゴリズムのお話をしたいと思います。
先ほどは、「自分や自身の環境の安全性を確認することで、安心を生み出すこと」でしたが、今回は、「心身ともに安心の状態を無理やり作り出すことで、安全性のあるより正確な思考と行動を促すこと」ができます。
〇 心の爆発を一旦出し切ってしまう。(周りに迷惑をかけないこと)
精神的負担のエネルギーを、肉体的負担のエネルギーに置き換えてみることで逆に落ち着くことができます。
この様な時に人間は喜怒哀楽を爆発させることができます。
人間には、何故、喜怒哀楽が存在するのでしょうか?
思いっきり怒ったり、泣いたり、笑ったりしたときに一瞬放心状態になりませんか?
正に、それが人間がパニックになったら自分を落ち着かせる大きな武器になるのです。
冷静になるための人間のが古来から持っている便利な道具と言えるかもしれません。
ただし、通常の血圧が高めに人は注意しなくてはいけませんし、乱発してしまうと効果が半減してきます。
〇ゆっくり冷たい水を飲むこと。
脱水症状を回避して、心身的に落ち着くととができる。
多くの緊張後には脱水症状になるのでそれをゆっくり回避することができます。
緊張すると発汗作用が活発になり、脱水症を誘発して、副交感神経に悪影響を与えるために、冷たい水でそれらを回避することができると言われています。
〇呼吸を整えながら、大きな人や信頼できる人、安定感のあるものを強く抱きしめ、瞬間的に五感を全て閉じるように顔をうずめる。
〇視覚だけを完全に閉じたままにして、呼吸が落ち着いたら遠距離の五感から徐々に開放していく。
聴覚→臭覚→触覚→味覚と感覚を徐々に集中させる
聴覚は人の声でなく周りの音で、臭覚は自分が安心して抱きしめているものや人の香り触覚は自分が抱きしめている人の肌や服やハンカチやタオルでもいい。
〇最終的に、全て落ち着いたら糖分を含んだ飲み物をゆっくり飲んでいきましょう。
そして、直ぐに自身の「ミーム」が活躍する必要がある場合は、もう一度、「SWM」のエンジンをふかしてから出陣してください。(気合を入れること)
お疲れ様です。
本日はこれまです。
有難うございました。
POSSVI 東野
今、日本の社会にある様々な歪を改善するための事業や活動をしています。具体的には、あらゆるクリエイターや基礎研究者の支援や起業家が生まれやすくなる社会システムの準備をしています。どうか御支援よろしくお願いいたします。