CROSS Exchangeの戦い方(暴落前まで編)

自分用のメモも兼ねてCROSS Exchange（通称クロス）で一応5000万円以上プラスにしたトレードの考え方を残しておきます。と書くと情報商材っぽいですが何も特に目的は無いので趣味で書きます。
意外と書くことなかったので全く面白く無いです。ただの泥臭い作業の繰り返しです。

CROSS Exchangeの特徴

クロスを知らない人もいると思うのでまず雑に説明。
2018年11月25日オープン。
運営は日本人ですがアゼルバイジャンの取引所です。
今のところは日本人ばっかり使っています。
1にXEX、2にXEX、3も4も5もXEXな取引所です。

・取引手数料実質無料
クロスで発生した取引手数料は取引所トークンXEXで1時間ごとに返却されるので実質手数料無料。
XEXの流動性もあるのでしっかりと手数料無料になっています。

・配当
取引所の利益からXEXの保有数やロックの期間に合わせてBTC、USDT、ETH等の形で配当金が毎日出ます。

・自動マイニング
BTCとUSDTのような2通貨を用意して、自動で消費してXEXをマイニング。
30日、60日、90日売却できないロックをかける代わりに多くXEXが掘れるよというものです。入金額に応じてマイニングにかかる金額が10%引きになるクーポンが貰えたりもしました。ちなみに板には全く影響を与えず出来高だけが増えます。

・QuickBUY
簡単に言うと成行買いです。
1/10の確率で5倍相当のXEXが当たるキャンペーン、一定枚数以上のXEXをロックしているとMAX10倍当たるキャンペーンなどバラマキ施策の1つでした。今はだいぶ落ち着いた倍率になっています。UI上ほとんどの人が板を確認せずに行います。

・再ロック
30、60、90日ロックが終了した時に自動で同じ期間再度ロックをすることで更にXEXが増えます。

なんとなく見えてきた人もいると思いますが、クロスは入金して自動マイニングやらQuickBUYやらをすると入金量以上のXEXが手に入り残高表示上はお金が増えたように見えます。誰でも含み益からスタート出来て更に毎日配当金が入るので「配当生活」というワードとも繋がりやすい分かりやすく日本人に響く取引所でした。

これが今のチャートです。
初めて仕様を聞いた人はやっぱりなという印象もあると思うのですが、個人的にはキャンペーンが良かったので相当長持ちした方だと思います。5月に出来高のピークを迎え1日の配当金が1億円を超える日もありました。今日の配当金(12/8)は200万円台です。

（なんやかんや良い取引所だなと思っていたのですが、ここ最近のウェビナーで企画の方の話を聞いてさすがにもう厳しいなと感じています）

CROSS Exchangeを分析

僕がクロスに参入したのは3/15。
アフィを踏ませようという動きがtwitterで多すぎて怪しい取引所という印象でしたが、友人からQuickBUYの話を聞いて「そんなの上ヒゲ出るじゃん」と思い飛び込みました。
ビビりながら0.05BTC送って探検した結果とんでもないブルーオーシャンだと気付きその日の夜に追加入金しました。

当時のクロスの状況はかなり魅力的でした
・仮想通貨初心者が多い
・相当な資金が流入している
・XEX/BTC、XEX/USDTの板を見ている人が極端に少ない
・スキャム、嵌め込みだと思っている人が多くてトレードが上手い人が参入してこない

こういう相場を見つけたいと思っていたドンピシャでした。
BTCFXの流行った頃に近い状態だったかもしれないです。

CROSS Exchangeの戦い方

戦略は簡単でした。多数派の逆を行く。
XEXをロックしないで板取引で安く買って高く売る

XEXの仕組みから考えて配当が常に右肩上がりになっていない限りはみんなが勝てるようなものでは無いと判断しました。みんなで儲けましょうみたいなのは現実的には無理です。
とにかくロックだけはしないとまず決意。
メンタルが弱いと言われている日本人。初心者が多いと落ちるときは想像を絶する落ち方をすると予想して、XEXを持ってもなるべく早く手放すようにしました。

1分足や板の状況を見てとにかく研究、時には寝てる間の録画もしました。
ある程度売られ方や買われ方、板自体にクセが見つかったのでひたすらに稼げる方法を繰り返しました。
基本はこの4つ。もう1個2個あるのですがいつか時が来たら話したい内容です。
①下ヒゲをキャッチする、QuickBUYの上ヒゲで売る
②BTC建、USDT建のバランスが崩れた瞬間を狙う

初心者が多いからなのか売り方が雑なことが他の取引所に比べ多かったので下ひげで拾い、日本人がアクティブな時間帯はQucikBUYの成行買いで上ヒゲで売る。
大きな売りがあった瞬間や稼げるチャンスが来たらLINE通知するプログラムも稼働させ寝る間も惜しんでトレードしました。

+10000円でも1000回繰り返せば1000万円、2000回繰り返せば2000万円。
減らすリスクがほぼ無いのでやればやるだけお金が生まれる状況でした。
再現性があって稼げるのは最強です。

③アビトラ
クロスは相場の急変時に反応が遅く、ユーザの大きい売りや買いが残っていることがありました。
相場が動いたのを確認してからクロスで買ってBinanceに送って売るの繰り返しで4月以降の上げ相場でちょこちょこ稼げました。落ちるときも買い板が残ってるのでぶつけて被害を最小にできました。

④ユーザが動かしているbotを暴走させる
XEXは自動マイニングの1日上限が決まっていて、よりマイニングしたい場合は手動マイニング（板で取引して手数料を発生させる）が必要です。
この手動部分を自動化するためにbotを動かしているユーザが結構居ました。
そのbotの自己売買を邪魔するとbotが一瞬暴走して結果的に安く買って高く売れるという感じでした。
botが動き出したらLINE通知するプログラムも稼働させ、より一層寝れなくなりました。

そして7月末の暴落後は凄く難しいけど凄く簡単な相場になっていきます…
こっちの話は今も通用すると思います。
続く

次回、5月9日にXEX/BTCが過去最低価格の49satをつけた時の話でも書きます。

まとめ

相場で稼げるのは一部の人だけ。
多数派の動きを理解して同じ動きをなるべくしない、同じ動きをするなら誰よりも早く入ってすぐ抜ける。
他人がやらないようなことをとにかくやってみる。自分だけが知っていることを増やす。

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