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青森県【給食費無償化】全県で実施が決定👏

青森県が全県での小中学生の給食費の無償化を決定しました。

素晴らしいニュースです。
これまで市単位では行われてきましたが、県としての取り組みは初めてとのこと。

子供達や保護者のことを考えた素晴らしい政策と言えるでしょう。

このニュースを受けて、フルーツポンチが食べたくなりました。

さて、私はこの県単位の給食費の無償化は全ての県が取り組むべき政策と考えています。

つまり、県ではなく、国が取り仕切るべきだと言うことです。

なぜ、給食費の無償化をすることが重要なのでしょうか。

その具体的な理由を、給食に出てくるコッペパン大好きおじさんが語ります。

1. 子どもたちの健康的な発育が何より重要

まず、第一の理由として、

「子どもたちにとって食事はめちゃくちゃ重要だから」

と言うことが挙げられます。

特に小中学生は身体が出来上がるために非常に大切な時期です。

この時期に十分な栄養が取れないと、病気にかかりやすい身体になってしまったり、伸びるはずだった身長が伸びなかったりと、悪影響がものすごくあります。

病気にかかりやすい身体になってしまったら、その後の人生がものすごく大変なものになります。

保護者世代の方ならわかると思いますが、年間に毎月単位で体調を崩していては、仕事や家庭でかなりしんどい思いをすることになります。

一方で数年に一度しか風邪をひかないような人は、「健康」と言う生きる上での大きな土台が出来上がっているので、いろんなことにチャレンジできたりと人生がより充実していきやすくなります。

身体ができる時期に、しっかりと栄養を摂ることが子どもたちの大切な仕事と言っても良いでしょう。

2. 家庭の負担軽減

県や国が給食費の無償化をしてくれることにより、家庭にとっては大きな負担軽減につながります。

給食費は各家庭にどれくらいの負担となっているのでしょうか。

令和3年5月1日に実施した文部科学省の学校給食費調査によると、毎月かかる給食費の平均が小学校で4477円、中学校で5121円となっています。

1ヶ月に20日給食があると考えると、1食あたりの給食費は小学校で約224円、中学校で256円ということが分かります。

安いと言ったら安い!

しかし、こども2人で毎月1万円程度の出費になってしまいます。

決して少額とは言えないですよね。

大卒で安定した職についている人ばかりではありません。

家計が厳しいご家庭にとっては、給食費の無償化は非常にありがたい政策と言えます。


3. 給食センターの事業継続を守るべき

給食センターや、それに関わる企業の事業は全体的にカツカツです。

なぜなら、上記で述べたように、一食あたり300円を切るような状態でやりくりしているからです。

その中で子どもたちの栄養バランスを考えて作る必要があり、最近は原材料の高騰も非常に激しくなっています。

事業を継続することが困難になりつつあり、実際に経営破綻してしまった給食関連の企業もあり、昨年大きな話題となりました。

しかし、値上げしようにも、給食費を払うことが困難な家庭も多く存在するため、簡単に値上げに踏み切ることはできません。

県や国が給食費を賄うことで、給食センターの値上げにも対応ができるようになり、貧富の差の拡大を防ぐことにつながります。

行政は絶対にやるべき政策の1つ考えます。


以上のような理由から、給食費は国が無償化を行うべきです。
日本の子供達が、小中学生の間にしっかりと栄養をとり、健康な発育が実現できることを願っています。



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