【どこの私立に通わせるべき?🏫】偏差値70越え私立教員が教える【学校の雰囲気の見抜き方👩🎓】
はいこんにちは!!ポジティブ先生です🔥
本日は、「私立中高の学校の雰囲気の見抜き方」についてのお役立ち情報をご解説しようと思います。
私立の学校を選ぶ際に、学校の雰囲気って大事ですよね。
「どこの学校の雰囲気がうちの子にマッチするのか。」
「学校に馴染んでくれるかな?」
「あの有名な学校はどんな雰囲気なんだろう?」
たくさん疑問があるはずです。
学校の雰囲気がお子さんの性格にマッチするかどうかは、
学校選びにおいて非常に大切なポイントです。
だからこそ、どうやって学校の雰囲気を知ることができるのか、
悩まれる方が多いのではないでしょうか。
しかし、基本的に学校は、
「閉じられた空間」の中にあると言えます。
どんな授業をしているのか。
自由な校風なのか、厳しい校風なのか。
意外と、知ろうと思って知ることができないのが現状です。
そしてきちんと知る術がわからなければ、
不安はいつまでも解消されません。
そこで、本日は私、私立中高で働くポジティブ先生が、
学校の雰囲気の見抜き方について解説させていただきます。
私が本日お伝えするポイントを押さえて行動に移して貰えば、
学校の雰囲気がわかると思います!
現在の私のプロフィールは、
こんな感じです!
それでは、早速学校の雰囲気を知るためには何を見れば良いのかご紹介します!!
1. 【騙されるな!】学校の雰囲気を知れそうで知れないこと
まずは、学校の雰囲気を知れそうで、知れない注意すべき項目です。
1つ目は、「限られたクラスの公開授業」です。
これは、学校説明会の際などに、
ある1つのクラス(もしくは何個かのクラス)のみの授業を公開するような場のことです。
このような場では、事前に一部の先生が授業をするように指名されるので、いつもよりも気合が入った授業になります。
入念に準備した授業を見せられるというわけですね。
子供たちが積極的に活動できるアクティブな授業をしがちです。
電子黒板やChromeブックもふんだんに使って、
いかにも現代的な、見てくれの良い授業を行う可能性が高いです。
生徒たちも先生に釣られて、いつもより頑張っているため、
本当の学校の雰囲気が捉えられるとは言い難いです。
本当に見るべきは、「いつもの授業」です。
2つ目は、「文化祭や体育祭などの行事」です。
これは、生徒にとっても、「非日常」です。
みんな楽しそうにしています。
どの学校でも同じなんです。
よく「生徒が親切だった」などという感想を聞きますが、それは「特別な日」だからです。
どの学校でも、お客さんに対して丁寧に接することは当たり前です。
逆に、このような特別な日にも塩対応だったり、楽しそうでない場合は、日常では、もっと塩対応で楽しそうでないのでしょう。決して雰囲気が良いとは言えません。
そして、3つ目は、「学校説明会やHPでの学校の雰囲気の説明」です。
これまた真実とは程遠いでしょう。
嘘とは行かなくても、内容を脚色していたり、「一部の生徒」のことを想像しながら先生もしゃべっていると思います。
本当の内容もあるとは思いますが、自校にとってマイナスになることは決して言いませんし、どこまでが事実で、どこからが脚色なのか、
聞いている側には知る由もありません。
もちろんこれでは、学校全体の雰囲気はよくわかりません。
2. 学校の雰囲気を知るための有効手段その①
では、具体的に何を見ていけば良いか解説していきます。
1つ目は、「すべてのクラスの公開授業の場」です。
先ほど、限られたクラスでの公開授業はダメだと言いましたが、
「すべてのクラスを一周して見て回る」ようなパターンの学校見学もあります。
これは、非常に学校の雰囲気を捉えることができます。
なぜなら、学校全体を見て回るような授業見学の場合、
学校の先生たちは、そこまで気合を入れて準備をしないからです。
「学校全体の授業を見るということは、私の授業に50分ずっと張り付いているわけではないのか。じゃあ、授業はいつも通りで大丈夫だな。」
このように先生は考えます。
だからこそ、本当の先生の様子、生徒の授業中の様子がわかるのですね。
この場で、先生がどんな授業をしているのか、そして生徒の雰囲気がどんなものかじっくり観察しましょう。
・先生の説明はわかりやすいか。
・先生は分からない子に丁寧に説明しようとしているか。
・ICTなどの現代的なツールを取り入れているか。
・生徒が主体的に授業に参加しているか。
・授業を受けている生徒の目はイキイキしているか。
・授業の中で、生徒がよく笑っているか。
この辺りのことを、いろんなクラスで注意深く見ていってください。
もちろん、すべての教室で上記の内容が満たされている学校は稀でしょう。
ただ、多くのクラスで「良い雰囲気だな」と感じることができれば、
十分OKだと思います。
ざっとすべてのクラスを意識してみつつ、どこかのクラスは立ち止まって10分くらい見学させてもらうと良い思います。
積極的にお願いしていきましょう。
3. 学校の雰囲気を知るための有効手段その②
さて、お次は、「休み時間や昼食の様子」です。
休み時間や昼食は先生の管轄外です。
生徒の雰囲気がモロに出るところだと言って良いでしょう。
ここで、雰囲気のよくない学校だと、
・一人でご飯を食べている子が多い。(4、5月は入学直後やクラス替え直後なので、できれば夏休み以降に見るのが良い。)
・雰囲気が明るくない。元気がない。笑顔がない。
・授業に疲れ切っている様子。
・寝ている子が極端に多い。
これらの場合、人間関係がうまくいっていなかったり、
学校の授業が厳しすぎる可能性が高いです。
注意しましょう。
逆に、これらの項目が反対だと、学校の雰囲気は良いと言えるでしょう。
また、少し早めに教室に来た先生と生徒との会話ややりとりを見ていると、
先生と生徒の関係性も垣間見ることができます。
結構多いのが、「授業は上手いけど、生徒とあまりコミュニケーションを取らない先生」などです。
この辺りは、休み時間の様子を見ているとわかります。
学校説明会や授業見学できる機会があれば、ぜひ少し早めにいったり、
すぐに帰らずに車の中で時間を潰して、休み時間の様子を
見てから帰ると良いかと思います。
「お手洗い貸してもらえますか」などと言って、もう一度校舎に入ってみると良いかも知れません。
あまり学校に迷惑にならない範囲で、なんとか休み時間の様子も伺いましょう。
この辺りの内容は、身近にその学校に通う知り合いがいたら、
どんどん積極的に聞いておくべきです!
一人と言わず聞けるだけ聞いて、より学校の雰囲気を鮮明にしましょう!
4. 学校の雰囲気を知るための有効手段その③
さて、最後は、「下校時の生徒の様子」です。
下校時も、生徒は先生の管轄外ですし、人から見られているという意識もありません。素が出ていること間違いなしです。
高2、高3生があまりにも落ち着きがなく、周りの人に迷惑になるような言動をしていたら、きっと落ち着きはない学校でしょう。
実は「スカート丈」なんかも生徒の落ち着きと意外と相関があったりします。笑
短い・短すぎる子が多いと、落ち着きがない場合が多いです。笑
逆に、中学生らしき子が落ち着いた言動をしていたら、
「精神年齢の高い学校」の可能性が高まります。
また、ここでも、
生徒の顔がイキイキしているか、死んでいるかはかなり注目ポイントです。
まあ、帰っているだけのなので、イキイキしていることは稀かと思いますが、極端に疲れた顔をしている場合は、
学校での指導が厳しいものであったり、人間関係に何かしらの問題がある可能性が高くなります。
その辺りもぜひ注意して見てください。
ただ、この時に注意すべきことは
「1日見ただけで判断しない」ことです。
その日は体育の授業で、外で日差しを受けて疲れているのかも知れません。
たまたま、先生の機嫌を一部の生徒が損ねて、
大目玉をくらった日なのかも知れません。
何日か様子を見て、ある程度の雰囲気を掴んでもらったらと思います。
5. まとめ
色々と解説させていただきましたが、少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
大事なことは「説明会などで受け身にならない」ということです。
今回解説させてもらったほとんどが、
積極的に見ようとしてないと、見えてこないものばかりです。
たくさんの労力をかけて、ようやく一つの学校の雰囲気がわかるのです。
いくつもの学校を視野に入れられているご家庭は、すべての学校の雰囲気を把握するのは大変かも知れません。
しかし、学校の雰囲気はすごく大切です。
お子さんの将来を決めかねません。
今回解説したことを意識して、
お子さんの性格とマッチするような学校が見つかることを願っています。
大切なお子さんのために、ぜひ妥協なく見極めてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?