メタバースって流行っているけど何?🌏教育業界に影響あるの?【NFT編】
はいこんちは!ポジティブ先生です🔥
本日も、最近流行りの「メタバース」についてご説明します。
facebookが社名を「Meta」に変えると言ってから一時大きく盛り上がったメタバース。
名前は聞いたことがあるけど、実際はよく知らないという方も多いのではないでしょうか。
任せてください。
徹底解説いたします🔥🪐🚀
前回は「VR」について焦点を当てて解説させていただきました。
今回は「NFT」です。
3派に分かれるメタバース
前回も説明しましたが、まず、大前提で理解しておくべきことがあります。
それは、メタバースには3種類あるということです。
これをごっちゃにして考えていると、何がなんだかよくわかりません。
その3種類を下にまとめます。
これらはその本質が全て違うので、別々に分けて考えた方が良いです。
今回は真ん中の「NFT派」に焦点を当てて解説していきます!
NFTとは何か?
まず、NFTとは何かについてですが、Non-Fungible Tokenの略で、「非代替性トークン」というものです。
「非代替性トークンってなんだ?」と思われる方も多いと思いますが、簡単にいうと、「偽造ができない鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータ」のことです。
ネット上に出回っている画像は、正直誰でもコピーができます。
そのせいで、これまでデジタルデータには価値がないという風にされてきました。
誰だってコピーできるので、そりゃ価値なんてつかないですよね。
しかし、このNFTの場合は、例えコピーやスクショをしたとしても、「これは偽物だね。」と一発でバレてしまうのです。
そして、本物のデジタルデータについては、コピーや改ざんが極めて難しいです。
それは、ブロックチェーンという技術を利用しているからです。
ブロックチェーンとは、簡単にいうと、「暗号技術を用いて取引履歴を1本の鎖のように繋げて記録することで、改ざん不可能なデータ保存を実現する技術」です。
一本の鎖のようにやり取りのあったデータを記録していくので、一部を改ざんしても、誰かがおかしいことに気づきます。
そしてこれらは、とても大勢の人の相互監視の中でやり取りがなされています。
したがって、本物でないものを取引しようとしても、調べればそれが偽物だと分かってしまうのです。
これにより、画像や音楽などのデジタルデータに、価値が生まれました。
これがNFTなのです。
猿の画像や、Twitterの1ツイートもNFTにすれば価値がつき、中には数億円ほどの価格で売買されているものもあるのです。
NFT派にとってのメタバース
さて、ではNFTという意味でのメタバースとは、どういうものなのでしょうか。
これは、仮想通貨を利用して、ありとあらゆるNFTを仮想空間上で売買するというイメージです。
例えば、仮想空間上で、サッカーをするとします。
サッカーをするためには、スパイクを買う必要があります。
スパイクがNFTとして売れていて、これをゲーム内の仮想通貨を利用して買うのです。
そして、あなたが買ったスパイクは、仮想通貨の価格に応じて、品質が良かったり、珍しいものだったり、もしくはこの世に1つしか存在しないものだったりするのです。
価格に応じて価値が決まるのですね。
スパイクだけでは、ありません。
ユニフォームやサッカーボール、球場までもがNFTになり、価値のあるものとして認識されるでしょう。
サッカー1つでかなり広がりそうなのだから、NFTには無限の可能性があることがわかります。
現実世界と同じような街並みになることは、時間の問題でしょう。
これが、NFT派の主張するメタバースです。
すでにNIKEは、NFTのスニーカーを何点も出品していて、大人気です。
この流れがこれから加速することは間違い無いでしょう。
これもまた面白そうですね。
VRと組み合わせることで、仮想空間をより充実させてくれることは間違い無いでしょう。
教育業界にどんな影響がある?
さて、このNFTやブロックチェーンの技術が、教育業界にどのように影響するかと言うことですが、直接大きな影響はないと思います。
なぜかというと、教育業界、特に公立の学校現場では、このようにデジタルデータに価値を証明する必要があまりないからです。
学習内容は全員が共有しますし、体験活動なんかも価値を定めて売買するようなことはあまりしません。
VRや明日説明する3DCGに比べると、その用途は少ないと言えます。
しかし、全く関係ないかというと、もちろんそうではありません。
例えば、金融教育を体験的に学ぼうと思ったら、仮想通貨を利用する機会は増えてくると思います。
人生ゲームのようなお金の話も出てくるようなゲームが、仮想空間上で作られれば、そこでゲームをしながらお金について学ぶことができるようになります。
また、仮想空間上に学校ができれば、そこで制服、教材から購買に売ってるお菓子までいろんなものを購入することになると思います。
つまり、本格的に我々がNFTや仮想通貨を利用するのは、我々の生活の一部が仮想空間上で行われるようになってからということが分かります。
そんな時は、NFTの技術が頻繁に使われそうですね。
それは少しまだ先の話になりそうですが、実現したらとても面白そうです。
未来が楽しみですね。
それでは、明日は【3DCG編】です!
また明日!
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