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モノの値段~ジャパン・ヴィンテージと呼ばれるギターとか飲み屋について

ちょいと古い記事をチェック中に見つけた。

FBFが70年代後製と見られるグレコ(当時は、rがnに見える為にグネコと呼ばれるロゴだった)のベースの写真を投稿していたからかもしれない。ジャパンヴィンテージ(この呼び方には違和感アリ)が懐かしくなってしまった。

それにしても、コレ、まだ売れていないんだね…
日本の楽器屋なら、半額にしてとっくに売り払っているはず。

ジャパン・ヴィンテージ「コレクション」〈vol.1〉グレコの壱
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ジャパン・ヴィンテージ vol.6 (6) (シンコー・ミュージックMOOK)
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(これ以降は、移管記事↓↓)

高過ぎ...

特に70~80'sの日本製が、「Japan Vintage」として人気があるのは知っていますが、ここまで値上がりしているとは...
TOKAIのレス・ポールや70'sのフェルナンデス(の一部)のストラトのコピーモデルは、その作りや音においてはアタリの個体があるのは認めますし、実際にそういうのを目の当たりにして心が揺れた時はあります。

でも↑は昔のテスコやグヤトーンのように、オリジナル(というか、ちょっとブサイクでも可愛らしい)デザインでもなく、単なるコピーモデルなのにね...


自分がジジイになって、頭も身体も今まで以上にアポーーーンになるまでの時間を考えると、やはり本物を味わって死にたいと思うのです。
単なる消費財なら安くても良いものを選んでも、
下手すれば一生の相棒に成り得るモノにはコピーモデルは選びたくはない...ということには拘ってしまいます。


評価が高いモノには作り手の工夫など、それなりの理由があります。
それを知るには、身銭を切らないと分からないことがあります。
知らなくても人生が大きくは変わらないかもしれないですが、僕はそういうのを知って死にたいと思います。

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この手のことで印象に残っていることがあります。

社会人になって数年の頃に、別の部署の方に連れて行って貰った飲み屋でのことです。

そこはいかにも穴場と言えるようなところで、
提供される料理も絶品でした。
魚って、こんなに美味しいのかと感動しました。
(勿論、値段も高かったです。オゴリでしたが...)

その頃は飲み屋も、何軒か美味いトコロを見つけ、チョコチョコ通うようにはなっていたのですが、それらを上回っていました。
恐らくお店のご主人もかなりの拘りがあったのでしょう。
青臭いガキな僕でも分かりました。

格安な店ばかりなら、一生体験できなかったことで、あの店に連れて行って貰えたことは今でも感謝していることの一つです。


こんなことが自分の中に残っているので、

他人からみたら「アフォか!」と思われるところにお金をかけてしまうのですよ、ワカクシは...

初出:2016年04月24日 17時15分37秒

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