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【簡単レシピ】フィリピンのあったか豆腐スイーツ、タホ

こんにちは、今日はフィリピンの朝食・おやつのタホをご紹介します。

タホはフィリピンを代表するスイーツの一つ。
温かい絹ごし豆腐に、小さくて透明なタピオカ、そしてたっぷりの黒蜜をかけて食べます。
スイーツではありますが、食後に食べるというよりは、朝ご飯や午後のおやつ(メリエンダタイム)に食べられることがほとんど。
朝や午後になると「タホ〜、タホ〜」とタホ売りのおじさんがタホの入ったバケツを担ぎながら歩く姿が見られます。

フィリピンのルソン島北部にあるバギオ市では、特産のイチゴを使ったタホも売られています。(まだ行ったことも食べたこともないのですが)

日本でもタホを食べたい、と思いつきで市販の絹ごし豆腐を使って作ってみたタホがかなり本場の味に近いものになったので、こちらに簡単レシピを残しておきます。

美味しく作るコツ
・しっかり豆腐を温める。
 →最近は冷やしたタホもあるけれど、昔からのタホは温かい。(さんと酢旦那談)
・豆腐を茹でた後の湯をちゃんと捨てる。
 →水分が豆腐に残り過ぎていると黒蜜が薄まって水っぽい味になる。
・絹ごし豆腐を使う。
 →木綿だとタホの食感から遠くなってしまうため。

材料(180mlのコップ3杯分)
・絹ごし豆腐 一丁(約300g)
・黒蜜 100gもしくは好きなだけ
・タピオカ(白・小粒) 70g

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【タピオカの準備】
パッケージに記載されている目安時間に従ってタピオカをまず茹でます。
私が使った写真のものは「15分茹でたあと30分湯の中につけておき、その後冷水で洗う」という工程でした。
出来上がったタピオカに軽く黒蜜を回しがけして、置いておきます。

朝ご飯にタホを食べたい時は、前日の夜にタピオカを仕込んでおくと時短(?)に。

追記:冷蔵保存する場合、タピオカ同士がひっつき固まってしまいます。その場合は食べる前に軽く湯通しするといいですよ。

【豆腐の準備】
豆腐が入る大きさの鍋にお湯を沸かし、沸騰したら豆腐を入れます。
火の強さで豆腐が崩れないよう、弱〜中火で温めます。5分くらいでオッケー。
その後、湯を捨てます。豆腐はそのまま鍋の中に。

【盛り付け例】
タホ売りのおじさんになりきって低い声で「タホ〜、タホ〜」といいながら盛り付けると気分が上がります。これホント。
イントネーションは、関西弁のアホの語尾をちょっと伸ばした感じが一番近いです。(こんな例えしか思い浮かばなかった…。)

コップにタピオカと豆腐を入れ、上から黒蜜をかけ、軽く混ぜれば出来上がり。
透明のグラスに入れると綺麗な見た目を活かせますよ。

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