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新作『億を稼ぐ人の話し方』を読んでみた

こんにちは。でですけです。

昨年夏に「億を稼ぐ人の習慣」行記念トークイベントについてご紹介しましたが、この度著者の中野祐治さんの新作「億を稼ぐ人の話し方」がリリースされました。今回はこの「億を稼ぐ人の話し方」について書いていきます。

1.「億を稼ぐ人の話し方」について

今回「億を稼ぐ人シリーズ」の3作目で、実際に1作目の「億を稼ぐ人の考え方」や前作「「億を稼ぐ人の習慣」は読みましたが、前回も触れた通り、本を読むだけでなく、実際に本に書かれている事をリスト化したり、書き出したりした上で実践していって価値があると思わされます。

以前の「習慣」を読む前に、私は内心“億を稼ぐくらいすごい人なのだから、何か特別な事をしているはずだ”と思っておりましたが、書いてある事はシンプルで誰にでもできることばかり。凄みは、これを誰もできないぐらい実践し続けている点です。中野さん自身が、考え方も、習慣も、とてもシンプルで、今回の話し方もきっと「誰にでもできる事」が書いてあるに違いないと期待して、読んでみました。

そして案の定、これならできるというものばかり。
科学的根拠が裏付けにあるものが多く、シンプルかつ深い。「話し方」というと、なんだかコツというか、コミュニケーションの達人なのでいわば必殺トークみたいな事が書かれているのかと思いがちですが、大切だと分かっているけど実際、徹底できているか問いただされるもの。意味を考えて実践していただろうかというものばかりです。

2.感想

あまり内容を書くとネタバレになってしまうのでほんの触り程度に留めますが、非常に感銘を受けたのが、「挨拶」です。挨拶が大事なのは、ほとんどの方が認識しているかと思います。ただ、中野さんの見解では、この挨拶に全てを懸けている。人間関係を築いていく重要性が何度も出てくるのですが、この挨拶を極める事により色んな効果がある事を説いています。この挨拶のテーマだけで、なんと10ページ近く書かれています。

あとは、さすが「億を稼ぐ人シリーズ」。話し方の中にも、確立された「考え方」が随所に見えます。ほんの一部抜粋すると、人と仲良くなろうとする中で、この本に書いてある事を実践しても思うような反応が返ってこなかったりした時に、落ち込むのはもったいない。「映画監督的視点」というものが非常に新鮮な表現でした。気に入らなかったり馬が合わない人に対しても「こういった人が、後々仲良くなってキーマンになったり物語を面白くしてくれるんだよな」と、自分が主人公の、物語の登場人物として好きになる、という考え方だそうです。感想としては、改めて、全ては捉え方なんだな、ポジティブに、人を好きになる事の尊さを改めて感じる事ができました。

3.まとめ

3作目の「億を稼ぐ人の話し方」について書きましたが、

・誰もが分かっている事を徹底的に継続している
・一つ一つの所作に、意味や意図を持って実践されていた凄みと
 「私にも、僕にもできるかも」と思わせてくれるシンプルさ
・テーマは「話し方」ですが、1作目の「考え方」がベースにあり、億を稼ぐ人の「考え方」があっての「話し方」である

以上の事が挙げられます。年収1億がより身近なものに。ぜひ皆さんも手に取り、その奥深さとシンプルさを知った上で最初の一歩、踏み出してはいかがでしょうか。



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