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夏の思い出、2024年。

「#夏の一コマ」というコンテストがあるのを見て、小学2年生の夏休みの最終日、大慌てで描いた夏休みの宿題が「夏の思い出」という絵を描くというものだった。

その絵は先生の目に止まり、全道(北海道なので、県ではなく道)絵画コンクールみたいなコンテストに出品された。そして、偶然にも見事入賞したのだった。

北海道の小中高生が参加するコンテストなんだが、佳作とか優秀賞とかではなく、たった1名しか選ばれない「北海道教育委員長賞」のなかなか名誉ある受賞だった。

家族で海水浴に行った記憶は薄れてもうないのだが、家族で海水浴にいったという記録は、家の廊下に額縁に入れられて飾られつづけることとなった。

いや、そんな自分の昔話は良いのだ。夏休みの思い出を記憶だけではなく、記録に残そうと思って、このコンテストに応募することにした。

前置きが長くなったが、小学生の子をもつ親であれば、小学校がお休みになると「子どもたちに何をさせよう」と悩む人も多いはずだ。

子どもは夏休みかもしれないが、大人たちは仕事があるわけだし、子どもの相手ばかりをしてはいられない。とは言え、夏休みの思い出作りに充実した時間を過ごさせてあげたい気持ちもあるし、一緒にすごしたい思いもある。

そこで2024年の夏の思い出つくりをささやかにしたのだが、その記録を写真で記していく。まずはコンテスト応募作品として、この1枚↓

湧き水の冷たさにびっくり兄ゆうき

「夏休みの思い出は?」と聞いて出てきたのが、まず北海道旅行だった。夏休みの最後にいったから記憶がフレッシュだったというのが大きな理由だろう。

でも、猛暑の関東を抜け出して、暑くなったとは言え、カラッと湿度の低い北海道は夏の旅行先としては最高だった。

ルスツ高原という冬はスキーリゾートになっているところに1泊し、札幌へ向かう道のりで、「京極のふきだし湧水」に立ち寄る。1日の湧水量は8万トンで、国内最大級らしい。

兄のマネをして水を触ろうとする妹のあかり

北海道札幌出身の僕にとって、北海道は故郷。実家はすでにないのだが、実家があった場所に姉家族が家を建て替えたので、札幌に滞在する時は、姉の家にお世話になる。

で、北海道旅行のおまけとして、夏のイベント「北海道マラソン」を走る。

北海道とは言え、夏のマラソンなので、脱水に気をつけながら、ペースをおさせて走る。2時間40分くらいで走れる走力であることを考えれば、サブスリー(3時間切り)くらいで走るのはなんてことないと思ったが、全くそんなことはなく、レース序盤から暑さとの戦いだった。

北海道大学構内のラスト2km地点手前で子どもたちとハイタッチ

マラソンは、ゴール直前400mで、「ここまできたら大丈夫だ」と思って、ラストスパートしようとしたら、まさかの脚を攣ってうごけなくなってしまう。これも良い思い出と言えば良い思い出(になるはず)。

ラスト400mで調子にのってスパートしようとしたら

個人的には、とにかくたくさんの汗をかいた夏だった。この汗が秋冬シーズンのレースにつながってくれることを信じている。

鎌倉・逗子のラン仲間と切磋琢磨
1500mで社会人自己ベスト記録で組1位でガッツポーズ

父親(僕)がこんなんだから、我が家はインドア派というよりアウトドア派。娘のあかりは運動大好きなのだが、しかし、息子の勇輝は、ゲームや工作などが好きなインドア派。しかし、初めて参加する学童の夏キャンプが「八ヶ岳登山」ということで、「登れるのか!?」という不安が。

そこで、不安を払拭するために、丹沢に登山トレーニングにいくことに。あかりも一緒に4時間半歩く。天気は残念だったけど、みんな完歩。

八ヶ岳は晴れて最高だったらしい。最高の思い出と自信になったことだろう。

晴れると後ろに富士山が見えたはず
なんで踊ってるのか忘れたが、子どもは気持ちが折れなければ動ける

今年の夏は、雨が多かったようにも思う。走る分には雨降ってるくらいの方が、涼しくて良かったりもするので、夏の雨は嫌いではない(と、自分に言い聞かせている)。

ちなみに、娘あかりは濡れるのが大嫌い。ちょっとの雨でも、完全防備する。

一つの傘で2人が濡れない方法を発明した

最後に、2024年夏の思い出のハイライトは、犬のコビーが家族になったこと。

6月1日生まれなので、この時はまだ3ヶ月未満。でもすでにこんなに大きい。大きいけど、子犬なので、まだ色んなことができない。しつけをしながら、愛犬と一緒に成長する夏休み。コビーはこの期間で2kgくらい増えました。

コビー(ゴールデンレトリバー×イングリッシュコッカースパニエル)♂

あかりは毎日じゃれあっていて、コビーの糞尿の世話もすすんで文句言わずにやってくれている。弟の世話をする姉モードになっていて、本当に好きなんだと思う。

ペットを飼うという習慣がなかったので、犬との暮らしにイメージがわいていなかったが、もう立派な家族で、夜遅く帰ると、コビーは仰向けに寝っ転がって、尻尾をフリフリする。そのお腹をなでながら、コビーに話しかけるのが僕の日課にもなっている。

ということで、些細なできごとだが、夏の一コマ、夏の思い出を記録に残してみた。お付き合いいただき、どうもありがとう。

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