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苦手は思い込み。接触回数で改善できる

日常で誰しも苦手な人と出会うことがあります。
仕事上では特に、この「苦手な感情」が邪魔をしてしまっては困ります。
プライベートならば簡単に避けることもできますが、仕事ではそうはいきませんよね。

そんなとき、苦手な人との距離感を変えるためには、接触回数を増やすことが鍵です。

たとえば、挨拶程度の些細な接触から始めるだけでもいいのです。
週1回1時間会話する人よりも毎日1分会話する人との方が親近感がわくのは、行動科学でも証明されています。

私もかつて、苦手意識を抱いていたクライアントがいました。
少しでも自分の正義と違うと思うと、正そうとするタイプの方で、クライアントさんにお世話になっている我が社の社員のやることなすこと、「問題化」してくるような方でした。

他社の営業さんには、逃げ回るという選択をしている方もいましたが(笑)、私は「逃げる」というストレスに耐えられないと思い、ストレスに対抗するために、積極的に関わる決心をしました。
ビルで彼に会うたびに明るく挨拶し、声をかけました。
最初はガミガミが続きましたが、半年後には相談されることが増え、1年後には重要な案件の相談も受けるようになりました。驚くほど友好関係を築けたのです。

好き嫌いとは違い、「苦手」という感情は思い込みから生まれるものです。
思い込みをなんらかの形で払拭することが出来れば「苦手」は怖くありません。

因みに、挨拶のポイントは「笑顔で」です。

仕事上で苦手な方がいて困っているという方は
苦手意識を払拭するために接触回数を増やすことから始めてみてはいかがですか?

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