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スポーツ×予防_熱中症の症状③熱失神「返答がおかしい時は救急車を」

みなさ〜ん、こんにちは!
奈良市出身・在住の新米スポーツトレーナー、irokaです(*^_^*)


このnoteでは、私が所属するスポーツ医療関係者団体「posimedsports(ポジメドスポーツ)」で学んだことのシェアを目的に、

【スポーツ外傷・障害・疾患の予防情報】を発信します。

今回は「熱中症の症状③_熱失神」です(^^)



▶︎初夏〜真夏に要注意!熱中症予防

昨日のnoteでは「熱けいれん」について学びました。

・暑い中で運動し、筋肉が悲鳴をあげてけいれんが出現。
▶︎水分・塩分(スポーツドリンクなど)を補給し【脱水】を解消!
▶︎予防のために「ならし運動」を取り入れよう。
▶︎場所や時間帯を変えて「涼しい環境」でトレーニングを。


熱中症にはもう一つ、見逃してはいけない症状があります。

・汗をかいて活動していると、めまいがしてフラフラしてきた
・直射日光の下で、一瞬気を失って倒れた

こんな風に、暑さによって意識がもうろうとしたり、気を失って倒れることを「熱失神」といいます。



熱中症対処の最初のステップは「意識障害を確認し、ある場合は救急隊を要請すること」です。

意識障害というと、声をかけても全く反応がない「昏睡状態」のことだけではなく、下記のような状態のことも指します。

・話しかけた時に、応答が鈍く返事が遅い
・言動がおかしく、会話が成立しない
・話しかけても反応がない(昏睡)

つまり、

「熱失神」の症状が出ている時は「意識障害あり」の可能性が高く、必要に応じて救急隊要請を検討する

・・・ということですね。




救急隊を待つ間は、重症化予防に努めます。

・涼しい場所へ移動
・水分・塩分の補給(スポーツドリンクなど)
・身体の冷却(氷水を入れた風呂釜やプールに身体を浸すなど)

この時に大切なことは、重症の「熱射病」に進まないように、とにかく体温を下げること。

水は身体に触れるとすぐに温まってしまうため、氷を活用しぬるくなったらすぐに取り替えることが重要です。



以上から、今日の学びは・・・

・汗をかく活動で、めまいがしたり、倒れたら・・・
▶︎「意識障害」がある場合、救急隊を呼びましょう!
▶︎救急隊を待つ間も、体温を下げて重症化予防を。

です(*^_^*)



みなさんと「スポーツけが予防」の情報をシェアし、


一緒に【スポーツ外傷・障害・疾患の予防】について考える機会となりましたら嬉しいです。

水分・塩分を補給しましょう。


irokaでした(*^_^*)

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#熱中症予防 について詳しい情報が知りたい方は、 #熱中症予防声かけプロジェクト のHPをチェック!

【熱中症予防声かけプロジェクト】https://www.hitosuzumi.jpイラスト_01飲み物

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☆執筆者:新米スポーツトレーナー iroka(いろか)

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