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絶対参照問題を1セルでフィニッシュ

今回のお題

はたけ@できるExcel2021さんのお題を1セルでフィニッシュし、採用面接に合格しようと思います。

https://twitter.com/excelspeedup/status/1751413250992779592

絶対参照は甘え

芸術的Excelにおいて絶対参照とか相対参照とかどうでもいいです。
一番重要なのは1セルで終わらせること。

いざ実装

芸術的Excelは1セルで終わらせるッ!

解説

INDIRECTを使いこなす

=INDIRECT("R1C2:R1C"&COUNTA(1:1)+1,FALSE)+INDIRECT("A2:A"&COUNTA(A:A)+1)

動的配列を使用し、単純に横と縦を足しています。
動的配列とは、与えた配列をいい感じに処理してくれる機能です。

INDIRECT関数は指定した範囲を配列として返してくれます。
この例だけだとINDIRECT関数を使わなくてもB2:C2と、A2:A3を指定して足し算する方法でも行けます。

=B2:C2+A2:A3

神は細部に宿る

もちろん芸術的Excelを志す場合は、与えられる数値の数が増減することにも対処する必要があります。
ただしA1セルを空白にするという罠があるため、芸術的Excelerへの難易度が高くなっています。
そこは範囲を決定する時に空白分+1をする方法で対処しました。
実務であればA1セルの空白を埋めて、空白セルを作らないようにデータを生成するのが正解です。

神は細部に宿るッ!

芸術的Excelを志す方は

今回のは芸術的というより、そこそこスタンダードな実装でした。
しかし動的配列を使いこなせる人は希少種なので、こんな関数を仕込まれると事務所のみなさんはパニックを起こすでしょう。

芸術的Excelを使ってみたい!という方はXのコミュニティにてお声がけください。実装例などをお見せします。
また問題についてお題をいただける方もお待ちしております!

https://twitter.com/i/communities/1756138760922976669

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