(当人比)続く家計簿のつけ方講座

以前エッセイ風「【お金は大事】」で記載したとおり昨年11月から家計簿をつけているのですが、一般的な家計簿とルールが少し異なるようなので、自分ルールを記録してみました。
個人的には、負担も少なく、続けやすいものだと思うので、良ければぜひ読んでみてください!

【目的】

最低限いくらあれば現在と同じ生活ができるか」の把握。

もう少し言えば、もし今後必要な金融資産がある程度できたとして、最低限いくら稼げば収支がマイナスにならない(つまり資産を切り崩さずに済む)のかの把握。
本気で転職したくなった時に、「必要額」が手取りになる額が最低限必要な収入、とわかるように。
※サラリーマンは、社会保険や福利厚生など、メリットも多いので、その辺は状況に応じて再計算が必要です。

【根本的なルール】

1.少なくとも半年~1年は継続できる程度に、軽い負担で

継続できないと目的達成できません。

2.携帯電話で入力可能、計算不要なアプリで

私は「家計簿!簡単お小遣い帳 人気の家計簿(かけいぼ)」を利用しています。科目はカスタマイズしています。
月の使用額、年間の使用額を科目ごとに確認できるのでわかりやすい。

3.できる限りその場でつける

アプリだと、入力は金額のみ、科目は選択式。すぐ終わるので、人といるときでもスッとつけたりしています。

【細かい独自ルール】

・「交通費」は目的によって分類する

「服を買いに行った」=「被服費」(結果買わなかったとしても交通費だけは入れる)
「友人と会った」=交際費 など
これは個人的な見解ですが、「交通費がいくら」とわかったところでどうしようもないと思う。

・「サブスク」という科目は使わない

サブスクは一般的に固定費に分類されるため、それ単独の科目にしているケースもあると思いますが、私は「何のサブスクなのか」で分類しています。
Youtubeなどの動画サイト、ファンクラブ会費は、「趣味」に分類。つまり変動費と一緒にしています。なぜなら解約しても生きていけるものだから。

・科目ごとの内訳を完璧につける必要はない

私の家計簿は、「日用品と食費(場合によっては美容)は混ざり気味」です。私が家計簿をつけた目的は上述のとおりなので、それさえできれば、完璧につける必要はないと思っています。
例えば薬局でケチャップとトイレットペーパーとティッシュとマスカラを買った場合、本来は食費と日用品と美容・衣服で分けてつけるものですが、めんどくさいので、合計だけ合わせて金額の高かった方に全額入れたり、大体で分けています。(例:合計6500円、食品1955円、日用品2543円、美容2002円なら、食費2000円、日用品2500円、美容2000円など)
どうせ月合計額は変わりませんし、1年経過後に毎月の傾向を見るにも、多少ずれているくらいなら問題ないので。

・現金払いを減らす

単純に「後からでも家計簿をつけやすい」のでお勧めです。ポイント付くことも多いし。ちなみに、ポイントは時々投資していますが、基本使ってしまっています。

・ポイント利用した場合、その分の記録はつけない

投資に回すこともあるので大した金額でもありませんが、買い物は、ポイント使用分を引いて支出に入れています。もし仕事を辞めたとしても、ポイントがつくことはある、ので、同じ条件でいいかなと。

・収入はつけない

家計簿をつける目的によりますが、私にとっては収入支出のバランスの分析は不要です。必要な収入額を逆算しようとしているので。
不要なことはやらない、というのが基本的な方針です。無意識であってもたくさんの情報が入ってくると、考えることが増えて家計簿つけるのが面倒になってくると思うので。
ちなみに、収入は給与(明細も出るし、年末調整書類でも確認できる)と投資収入(日々の収支とは別枠で計算)、利息(ないものとして考える)くらいしかないので、自分ですぐ把握できます。
なので、支出だけ把握しておけば、必要に応じて計算可能な状態ではあります。
ただ、「毎月収入の範囲内で生活する」などの目標であれば、収入を入力する必要はあると思います。

・長期的に続けた額で判断

皆様、「レコーディングダイエット」をご存じでしょうか?「食べたものをつける」というダイエット法で、「自分がどれだけ食べているか意識すると、自然と食べる量が減る」という人間の心理を使ったダイエットです。実際に「あすけん」などで効果を感じている方はいらっしゃると思います。(あれは栄養バランスも指摘するのでちょっと違うけど)
支出も、短期、数か月であれば「圧縮する」ことが簡単です。しばらくは家にあるストックを中心に食べたり、日用品をギリギリまで買わなかったり。「支出をつけている」ことによって、やや節約気味の生活になるのは(「支出を把握する」ことの邪魔になってはいますが)いいとして、その生活は大体続きません。なので、1年くらいはつけて、結果を見た方がいいと思います。その意味で、私もまだ道中にいます。
仮に節約気味のまま1年経過したのであれば、やろうと思えば今後もできると思うので、「支出額を把握した」と言えるのではないかと。

【科目リスト】

・食費

食費は単純な食品の買い物、職場でのランチ代、一人での外食代など。友人とご飯食べに行ったときは「交際費」、大好きな猫カフェで飲み食いした金額は「趣味」。

・日用品

いわゆる消耗品(トイレットペーパーや台所洗剤)のほか、長期的に使うような、整理ボックスなどもこちらに分類。

・趣味

猫カフェや、フリーで行く麻雀のほか、書籍、ゲーム代など。
サブスクで、アマゾンプライム(日用品のためではなく動画のためだからこちら)、youtube、サクラナイツファンクラブ費用など。

・交際費

友人など「誰かと」行くご飯、遊び、旅行など。家族への贈り物などもこちらに。
職場の飲み会は「必要経費」にしていますが、仲の良い同僚とご飯を食べるのはこちら。

・居住費

毎月の家賃のほか、更新月に係る費用(保険料等も含む)も家賃に入れるつもりです。これは「持ち家」の場合と比較したいから。家を借りるにあたってかかる費用をすべて把握するため。

・美容・衣服

美容院や化粧品、衣服代。意外かもですが、コンタクトレンズもこちらに入れています。別に眼鏡でもいいのに、オシャレ?のためにお金をかけてコンタクトにしているので、衣服と同じ。眼鏡は、視力矯正のためなので日用品。
下着は日用品と迷いますが、こちらに入れています。

・医療費

医療費のほか、医療保険もこちらに。医療費は「年を取ると絶対に上がる」から、見込みが難しい。長期的な見込みを知りたい場合は、「高齢者の平均」額を入れた方がいいのかもね。

・光熱水費・通信費

電気代、ガス代、水道代、ネット料金、携帯料金、ついでにNHK(見てないのに。。。)携帯電話買うときも、きっとここに入れます。携帯電話はもちろんsimフリーです。もっと早く変えるべきだった。

・職場経費

毎月徴収される親睦会費、時々行われる職場の飲み会費用など。仮に今の仕事を辞めた場合になくなる費用をこちらに入れています。

・その他

普通であればないはず。例えば、「レンタカーに傷つけて費用を支払った」くらいレアなケースかな。レンタカー傷つけたことないけど。

支出を圧縮する必要がある場合は。。。

この順で削ろうかなあと思っている。ただ、現状は圧縮しなくていいか、と思っています。
①  衣服・美容
YAMADAYAの福袋を年1回買っていると、結構満たされるのであんまり服買ってないし、基礎化粧品のほとんどとファンデーションは株主優待使ってるから、すでにかなり削ってるとは思う。ただ、福袋は2年に1回でも十分だと思うし、基本休日しかしていないコンタクトにお金かけているのは贅沢だなとは思う。
②食費
一人での外食をゼロにする。今でもお弁当持って行って自炊してるけど、結構いい食材を使っていたり、道の駅で結構している買い物を減らす。あと(これは今からでも)気の迷いで買うお菓子をやめる。
③居住費
本当はもうちょい不便な場所に住んでも十分生きていける。
④趣味
あああ削りたくない。

【本流とずれますが「固定費」の分類に疑問】
本当の固定費は「居住費(のうち)家賃」「職場の経費(のうち、毎月引かれる金額)」「水道、ガス、電気の基本料金」くらいなものです。なので、固定費と変動費が、、、などの分析もやりません。賃貸派の私にとっては、家賃ですら、比較的に簡単に引っ越せますし、変わりうるものです。

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