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海なし県で育った私の離島記録①(礼文島・利尻島)

海を見ただけで「海!!」とか騒いで、神奈川県民に「海見ただけでそれ???」とちょっと馬鹿にされる。離島が好きな自覚は全くなかったけど、友人に「うちら離島好きだよね」と言われて、初めて気づく。周囲の人はそんなに離島に行っていないことに。

10年以上前、礼文島→利尻島→(離島じゃないけど)稚内と行きました。

礼文島
北海道、稚内から船に乗って到着。
景色が本当にきれい。写真はフリー素材からとっていますが、ハイキングに行けば本当にこのとおりの景色がずっと続く。
人生で唯一「水平線に沈む夕日を見た」のもここ。私は詳しくないけど、珍しい植物も自生しているみたい。
あと、砂浜ではこんな貝殻をたくさん見た。

とても人工的な穴が空いているけど、貝が貝を食べるために開けた穴、、、ようで。
綺麗だから持って帰ってきて、今でも持っているけど、最期を考えると切ない。

ハイキングの途中で交通困難地「召国」への分岐がある。(コースではそちらに進まない)とてもそそられる。(みんなで行くハイキングで離脱は厳禁)
朝市のウニ丼がほんっとにおいしい。
行くまでに時間がかかりますが、お勧めの島。

宿泊したユースホステル「桃岩荘」もとても有名。若い時に行けて良かった。
http://www.jyh.or.jp/info.php?jyhno=105
私が泊まったときは
・歌わないと夕日が沈まないとか言われる
・時計を40分(だったっけ?)はやめた桃岩時間が存在する。「桃岩時間〇時集合」と普通に使われるので基本、標準時間ではない生活を送ることになる。今でもそうなのかな。
・夜にミーティングという名の歌って踊っての会がある
・ミーティングでは「荷物をここにおいてください」を説明するためだけに寸劇も行われる。
・「愛とロマンの8時間コース」という名のハイキングがある。道とも言えないような道を、宿泊者のみで歩く。(前日に地図が配布され、ルートの説明が行われる)8時間歩いた終着地点が宿泊場所から徒歩3-4時間くらい離れた場所にあり、もちろん徒歩で桃岩荘まで帰るため、実際は11時間くらいのハイキングになる。
・船で島を離れるとき「かえって来いよー」とユースホステルの方が何度も叫んでくれる。こちらも何度も「帰ってくるよー」と返事する。少しずつ声が聞こえなくなっていくのがとてもエモい。今でもはっきり思い出す。


利尻島
ここで食べた海鮮ラーメンが、これまで食べたラーメン史上最もおいしかった。
多分ここ。
https://tabelog.com/hokkaido/A0109/A010906/1023613/
いろんな出汁が出てて、、、利尻島は昆布が有名で、きっとおいしい昆布だしを使っているに違いない。
でも、今行列ができるほど人気のラーメン屋さんが別にあるみたい。(焦がし醤油味らしい)
https://tabelog.com/hokkaido/A0109/A010906/1007519/
なにこれめっちゃ気になる。。。ラーメン好きではないのに。
利尻島行って、海鮮ラーメン食べて、ウニ食べて(ウニの餌は昆布なので、昆布がおいしいところのウニはとってもおいしいそう)、焦がし醤油ラーメン食べて、大きいホッケ食べたら幸せそう。。。

雨の中車で一周したけど、晴れればきっと利尻富士が綺麗に見えて、景色もいいはず。
お店の名前を憶えていないのが致命的ですが、夜に行った居酒屋さんも、店主さんやさしいし、ホッケとかおいしかった。


利尻島では外でたくさん食事できた(礼文島では、朝市でウニ丼食べたほかはユースホステルでしか食事していない)のと、車移動した(整備された道しか見ていない)ので、勝手に「利尻島の方が人口多くて栄えてる?」と長年勘違いしていたことをここに懺悔します。(礼文町2500人弱、利尻町2000人弱)

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